発刊にあたって ⅲ |
第Ⅳ編 開環重合 459 |
1章 開環重合とは 461 |
2章 開環重合の概要 463 |
2.1 開環重合の特徴 463 |
2.2 開環重合の歴史 466 |
2.3 開環重合の分類 467 |
2.3.1 カチオン開環重合 467 |
2.3.2 アニオン開環重合 468 |
2.3.3 ラジカル開環重合 468 |
2.3.4 遷移金属触媒を用いた開環重合 468 |
2.4 精密開環重合 470 |
2.4.1 開環異性化重合 470 |
2.4.2 イモータル重合 470 |
3章 カチオン開環重合 473 |
3.1 カチオン開環重合の開始剤 473 |
3.2 カチオン開環重合の機構 474 |
3.3 カチオン開環重合の具体例 475 |
3.3.1 環状エーテルおよび環状チオエーテル 475 |
3.3.2 環状アセタール 477 |
3.3.3 環状アミン 479 |
3.3.4 環状イミノエーテル 480 |
3.3.5 ラクトン 482 |
3.3.6 環状カーボネートとその含硫黄誘導体 483 |
3.3.7 ラクタムおよび環状チオウレア 486 |
3.3.8 ケイ素やリンを含む環状化合物 488 |
3.4 隣接基関与によるカチオン重合の制御 491 |
4章 アニオン開環重合 497 |
4.1 アニオン開環重合の開始剤 498 |
4.2 アニオン開環重合の機構 498 |
4.3 アニオン開環重合の具体例 499 |
4.3.1 環状エーテルおよび環状チオエーテル 499 |
4.3.2 ラクトンおよびその含硫黄類縁体 502 |
4.3.3 環状カーボネート 505 |
4.3.4 含窒素環状モノマー 508 |
4.3.5 シクロアルカン 510 |
4.3.6 ケイ素やリンを含む環状化合物 512 |
4.4 アニオン交互共重合 515 |
4.4.1 環状エーテルと二酸化炭素の交互共重合 515 |
4.4.2 エポキシドと環状酸無水物の交互共重合 517 |
4.4.3 エポキシドとラクトンの交互共重合 518 |
5章 ラジカル開環重合 521 |
5.1 ラジカル開環重合の概要 521 |
5.2 ラジカル開環重合性モノマーとその重合機構 522 |
5.2.1 シクロアルカン類 522 |
5.2.2 環状エーテル・環状スルフィド 526 |
5.2.3 環状アセタール 529 |
5.2.4 スピロオルトカーボネート・スピロオルトエステル 532 |
5.2.5 α-エキソメチレンラクトン 534 |
5.2.6 ビニル環状スルホン 535 |
6章 遷移金属触媒を用いた開環重合 537 |
6.1 開環メタセシス重合 538 |
6.1.1 開環メタセシス重合の概要 538 |
6.1.2 開環メタセシス重合の機構 539 |
6.1.3 開環メタセシス重合の触媒 540 |
6.2 開環メタセシス重合以外の遷移金属錯体を用いた重合 542 |
6.2.1 π-アリル錯体生成に基づく小員環化合物の開環重合 542 |
6.2.2 小員環化合物と一酸化炭素の共重合 544 |
7章 開環重合の特長を生かした材料設計 547 |
7.1 重合時に体積膨張性を示すモノマーの開発 547 |
7.1.1 非収縮性モノマーの分子設計 548 |
7.1.2 非収縮性モノマー構造を有する反応性高分子の開発 551 |
7.2 平衡重合性を基盤とするケミカルリサイクル系の構築 553 |
7.2.1 スピロオルトエステルの平衡重合性に基づく材料設計 553 |
7.2.2 環状カーボネートの平衡重合性に基づく材料設計 554 |
7.2.3 環状ジチオカーボネートの異性化解重合に基づく材料設計 556 |
8章 まとめと展望 559 |
参考書・文献 561 |
第V編 重縮合 569 |
1章 重縮合とは 571 |
2章 重縮合の基礎 573 |
2.1 重縮合の速度論-官能基の反応性- 573 |
2.2 分子量と反応率 575 |
2.3 分子量と平衡 575 |
2.4 分子量の調整 576 |
2.4.1 反応性基の量が分子量に与える影響 576 |
2.4.2 非等モル条件下における重縮合 577 |
2.5 分子量分布 579 |
3章 各種重縮合 581 |
3.1 求核アシル置換重合 581 |
3.2 脂肪族求核置換重合 585 |
3.3 芳香族求核置換重合 586 |
3.4 芳香族求電子置換重合 590 |
3.5 酸化カップリング重合 592 |
3.6 遷移金属触媒重合 594 |
3.7 電解重合 597 |
4章 重縮合の重合プロセス 599 |
4.1 溶融重合 599 |
4.2 溶液重合 600 |
4.3 界面重合 600 |
4.4 固相重合 601 |
5章 重縮合による高分子の精密重合 603 |
5.1 分子量および分子量分布の精密制御 603 |
5.1.1 置換基効果の変化を利用した連鎖縮合重合 604 |
5.1.2 触媒移動型連鎖縮合重合 610 |
5.1.3 活性種移動型連鎖縮合重合 615 |
5.2 モノマー配列構造の精密制御 617 |
5.2.1 非対称モノマーと対称モノマーからの定序性ポリマーの合成 618 |
5.2.2 2種類の非対称モノマーからの定序性ポリマーの合成 626 |
5.2.3 3種類の非対称モノマーからの定序性ポリマーの合成 635 |
5.2.4 化学選択的重合 639 |
5.3 カップリング位置の精密制御 641 |
5.3.1 芳香族モノマーの酸化カップリング重合 642 |
5.3.2 トリフルオロメタンスルホン酸中での位置選択性親電子置換重合 653 |
5.4 不斉重合 655 |
5.5 分岐構造の精密制御~デンドリマー,ハイパーブランチポリマーの合成 657 |
5.5.1 デンドリマーの合成 657 |
5.5.2 保護・脱保護操作のない簡便なデンドリマーの合成 661 |
5.5.3 ハイパーブランチポリマーの合成 675 |
5.6 重合相変化を利用した高次構造制御 686 |
6章 重縮合で生成するポリマーは線状か 695 |
7章 重付加 703 |
7.1 重付加とは 703 |
7.2 累積二重結合への重付加 704 |
7.3 二重結合への重付加 708 |
7.4 開環重付加 713 |
7.4.1 複素3員環の重付加 714 |
7.4.2 複素4員環などの重付加 716 |
7.5 環化重付加 716 |
7.6 その他の重付加 720 |
8章 付加縮合 723 |
8.1 付加縮合とは 723 |
8.2 付加縮合によるフェノール樹脂の合成 724 |
8.3 付加縮合による尿素樹脂の合成 728 |
9章 まとめと展望 729 |
参考書・文献 731 |
第Ⅵ編 配位重合 745 |
1章 配位重合とは 747 |
2章 オレフィン重合触媒の基礎 749 |
2.1 オレフィン重合触媒の発見と変遷 749 |
2.1.1 エチレン重合触媒の変遷 749 |
2.1.2 プロピレン重合触媒の変遷 750 |
2.2 オレフィン重合の素反応 752 |
2.2.1 開始反応および生長反応 752 |
2.2.2 連鎖移動反応 753 |
2.3 ビニルポリマーの立体規則性と立体特異性重合 754 |
2.3.1 ビニルポリマーの立体規則性 754 |
2.3.2 立体特異性の発現機構 756 |
2.3.3 重合機構とミクロタクチシチー 757 |
2.1 不均一系チタン触媒における重合活性種 761 |
2.4.1 チタンの原子価とオレフィン重合能 761 |
2.4.2 塩化マグネシウムの活性向上効果 763 |
2.4.3 ポリプロピレンの立体規則性分布と重合活性種 765 |
2.4.4 ルイス塩基の添加効果 767 |
2.5 均一系Ziegler-Natta触媒のオレフィン重合活性種 771 |
2.5.1 バナジウム系触媒の重合活性種 771 |
2.5.2 4族メタロセン触媒の重合活性種 772 |
2.5.3 3族メタロセン触媒の重合活性種 776 |
2.5.4 メタロセン触媒の立体特異性発現機構 776 |
2.5.5 メタロセン触媒における連鎖移動反応 779 |
2.5.6 不均一系Ziegler-Natta触媒とメタロセン触媒における立体特異性重合活性種の比較 782 |
3章 均一系Ziegler-Natta触媒によるオレフィン重合 785 |
3.1 エチレン重合 785 |
3.1.1 前周期遷移金属錯体 785 |
3.1.2 後周期遷移金属錯体 787 |
3.2 プロピレン重合 789 |
3.2.1 メタロセン触媒による立体特異性重合 789 |
3.2.2 非メタロセン触媒による立体特異性重合 794 |
3.2.3 プロピレンのリビング重合 796 |
3.2.4 ステレオブロックポリプロピレンの合成 798 |
3.3 高級α-オレフィンの重合 802 |
3.3.1 メタロセン触媒による重合 802 |
3.3.2 非メタロセン触媒による重合 802 |
3.4 α,ω-ジオレフィンの重合 805 |
3.4.1 メタロセン触媒による重合 806 |
3.4.2 非メタロセン触媒による重合 801 |
3.5 シクロオレフィンの重合 809 |
3.5.1 単環性シクロオレフィンの重合 809 |
3.5.2 ノルボルネンの重合 811 |
3.6 オレフィンの共重合 815 |
3.6.1 エチレンの共重合 815 |
3.6.2 プロピレンの共重合 820 |
3.6.3 シクロオレフィンの共重合 820 |
3.6.4 ブロック共重合体の合成 825 |
4章 スチレンの重合 833 |
4.1 シンジオタクチツクポリスチレン 834 |
4.1.1 4族ハーフメタロセン錯体触媒系によるスチレンのsyn-特異性重合 834 |
4.1.2 チタン錯体によるスチレンのsyn-特異性重合 835 |
4.1.3 その他の4族遷移金属錯体触媒系 837 |
4.1.4 希土類金属を用いた触媒系 838 |
4.2 イソタクチックポリスチレン 839 |
4.3 立体特異性スチレン共重合 840 |
5章 共役ジエンの重合 843 |
5.1 ブタジエンの重合 843 |
5.1.1 cis-1,4-ポリブタジエン 843 |
5.1.2 trans-1,4-ポリブタジエン 846 |
5.1.3 1,2-ポリブタジエン 847 |
5.2 イソプレンの重合 848 |
5.2.1 cis-1,4-ポリイソプレン 848 |
5.2.2 trans-1,4-ポリイソプレン 850 |
5.2.3 3,4-ポリイソプレン 850 |
5.3 1,3-ペンタジエンの重合 851 |
5.4 共役ジエンモノマーの位置および立体特異性重合機構 852 |
6章 共役系極性モノマーの重合 855 |
6.1 メタクリル酸メチルの配位重合 855 |
6.1.1 希土類金属錯体によるメタクリル酸メチルの重合 856 |
6.1.2 4族遷移金属錯体によるメタクリル酸メチルの重合 864 |
6.1.3 その他の遷移金属錯体によるメタクリル酸メチルの重合 869 |
6.2 メタクリル酸メチル以外のアクリル酸エステル系モノマーの重合 869 |
6.3 アクリルアミドの重合 870 |
6.4 アクリロニトリルの重合 871 |
6.5 オレフィンと極性ビニルモノマーとの共重合 871 |
6.5.1 前周期遷移金属触媒を用いたα-オレフィンと極性ビニルモノマーの共重合 872 |
6.5.2 オレフィンと極性ビニルモノマーのブロック共重合 873 |
6.5.3 後周期遷移金属触媒を用いたα-オレフィンと極性ビニルモノマーの共重合 874 |
7章 アセチレンの重合 877 |
7.1 アセチレン類のビニル付加重合 878 |
7.1.1 Ziegler-Natta型触媒 878 |
7.1.2 ロジウム触媒 879 |
7.1.3 その他の金属触媒 881 |
7.2 置換アセチレン類のメタセシス重合 881 |
7.2.1 モリブデン・タングステン触媒 881 |
7.2.2 ニオブ・タンタル触媒 883 |
8章 まとめと展望 887 |
参考書・文献 889 |