序章 1 |
第1章 バビロニアの数学 18 |
1 始まり 18 |
2 原典と選択 21 |
3 例についての議論 25 |
4 記数法の重要な意味 27 |
5 抽象化と無用 31 |
6 何がそれ以前にあったか 34 |
7 いくつかの結論 38 |
付録A 2次の問題の解 38 |
第2章 ギリシアの人びと,および'原点' 41 |
1 プラトンとメノン 41 |
2 文献 44 |
3 一つの例 45 |
4 材料の問題 49 |
5 ギリシアの奇跡 52 |
6 二つの大変革? 55 |
7 同一性のない海に溺れて 57 |
8 現代化と再構成 59 |
9 比について 61 |
付録A メノンから 63 |
付録B 正5角形,黄金比,無理数 65 |
第3章 ギリシアの人びと,実用と理論と 71 |
1 序論と一つの例 71 |
2 アルキメデス 75 |
3 ヘロン 79 |
4 天文学.特にトレミー 82 |
5 文化のないローマ人たち 86 |
6 ヒパティア 88 |
付録A ヘロンの『測定』から 90 |
付録B トレミーのアルマゲストから 93 |
第4章 中国の数学 97 |
1 はじめに 97 |
2 文献 99 |
3 中国の初期の簡単な歴史 100 |
4 九章 102 |
5 算木-誰がそれを必要とするのか 105 |
6 行列 109 |
7 宋王朝,元王朝.秦九韶 111 |
8 「伝播」-いつ,そしてどんなふうに? 117 |
9 後の時代 120 |
第5章 イスラム圏,無視と発見 124 |
1 はじめに 124 |
2 文献への取りかかり 126 |
3 二つのテキスト 130 |
4 黄金時代 133 |
5 代数-その起こり 135 |
6 代数-次の発展 141 |
7 アル-サマワルとアル-カシ 144 |
8 宗教のご利益 150 |
付録A アル-フワリズミの代数から 153 |
付録B タビット・イブン・クッラ 154 |
付録C アル-カシの『計算者のキー』第4巻第7章から 155 |
第6章 科学革命とは何であったか 161 |
1 序論 161 |
2 文献 162 |
3 スコラ哲学者たちとスコラ哲学 164 |
4 オレームと級数 168 |
5 計算的伝統 170 |
6 タルタリアと彼の友人 174 |
7 権威について 177 |
8 デカルト 182 |
9 無限大 184 |
10 ガリレオ 187 |
付録A 188 |
付録B 190 |
付録C 191 |
付録D 193 |
第7章 微分積分学 196 |
1 序論 196 |
2 文献 198 |
3 優先権論争 200 |
4 ケララ関係 203 |
5 ニュートン,知られざる仕事 206 |
6 ライプニッツの混乱を招く出版 210 |
7 プリンキピアとその問題 215 |
8 微積分のその後の展開 217 |
9 実際の微積分 220 |
10 あとがき 222 |
付録A ニュートン 224 |
付録B ライプニッツ 225 |
付録C プリンキピアから 227 |
第8章 幾何学と空間 230 |
1 序論 230 |
2 最初の問題:仮説 236 |
3 空間と無限大 240 |
4 球面幾何学 243 |
5 新しい幾何学 245 |
6 '時間のずれ'の問題 248 |
7 どんな革命か 251 |
付録A ユークリッドの命題I.16 253 |
付録B 球面および双曲型三角法の公式 254 |
付録C ヘルムホルツの1876年の論文から 255 |
第9章 現代数学とそれへの懸念 259 |
1 序論 259 |
2 文献 260 |
3 数学の新しい対象 261 |
4 危機とは,どんな危機か 264 |
5 ヒルベルト 269 |
6 トポロジー 271 |
7 部外者たち 277 |
付録A 切断の定義 281 |
付録B 直観主義 282 |
付録C ヒルベルトの計画 282 |
第10章 カオス的終末? 285 |
1 序論 285 |
2 文献 287 |
3 第二次世界大戦 288 |
4 抽象化と'ブルバキ' 291 |
5 コンピュータ 295 |
6 カオス:知ることが少なくなればなるほど,ますます得ることがふえる 299 |
7 トポロジーから圏へ 302 |
8 物理学 305 |
9 フェルマーの最後の定理 308 |
付録A ブルバキ、「代数学」から:入門 311 |
付録B 計算可能数に関するチューリング 311 |
結論 315 |
参考文献 319 |
人名索引 331 |
事項索引 335 |