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1.

図書

図書
J. J. Sakurai (桜井純) 著 ; Jim Napolitano編・著 ; 桜井明夫, 常次宏一共訳
出版情報: 京都 : 吉岡書店, 2022.5  xvii, 339p ; 21cm
シリーズ名: 物理学叢書 / 小谷正雄 [ほか] 編 ; 112
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第1章 基礎概念 : シュテルン‐ゲルラッハの実験
ケット、ブラと演算子
基底ケットと行列表現 ほか
第2章 量子ダイナミックス : 時間発展とシュレーディンガー方程式
シュレーディンガー表示とハイゼンベルク表示
調和振動子 ほか
第3章 角運動量の理論 : 回転と角運動量の交換関係
スピン1/2の系と有限回転
SO(3)、SU(2)およびオイラーの回転 ほか
付録
第1章 基礎概念 : シュテルン‐ゲルラッハの実験
ケット、ブラと演算子
基底ケットと行列表現 ほか
概要: 本書は1985年発行の初版以来、量子力学の核心を生々と描いた創造的な内容が評価され、世界各国で広く使われている教科書の第3版である。故J.J.サクライの原稿を元にして、第2版以降の共著者である実験家ナポリターノが講義経験に基づきさらなる増補 改訂を行った。本書上巻では明確に提示された基礎概念から出発し、シュレーディンガー方程式をはじめとする量子力学の数式や手法が、経路積分法も含めて自然に導かれる。さらに、並進や回転などの対称性から運動量、角運動量の交換関係をはじめ多くの性質が直接示される。基本概念の習得に留まらず、現実的な問題を実際に解けるようになることを目指していることも特徴である。新しい内容として第3版では、クライン‐ゴルドン場、密度汎関数理論(共に下巻)などの節が追加され、付録も単位系に関するものを含めて大幅に刷新増補された。日本語訳は、読みやすい訳文となるように全面的に手を入れるとともに、分かりづらい箇所に訳注を追加して自習者のための便宜をはかった。 続きを見る
2.

図書

図書
J. J. Sakurai (桜井純) 著 ; Jim Napolitano編・著 ; 桜井明夫, 常次宏一共訳
出版情報: 京都 : 吉岡書店, 2023.6  viip, p340-701 ; 21cm
シリーズ名: 物理学叢書 / 小谷正雄 [ほか] 編 ; 113
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第4章 : 量子力学における対称性
第5章 : 近似法
第6章 : 散乱理論
第7章 : 同種粒子系
第8章 : 相対論的量子力学
付録F : 複素変数についてのノート
第4章 : 量子力学における対称性
第5章 : 近似法
第6章 : 散乱理論
概要: 本書の上巻は量子力学の基本的な枠組みを構築したが、下巻では実際に量子力学を適用する場合に重要となるテーマを説明する。量子力学における対称性、近似法、散乱理論、多体系の量子力学、および相対論的量子力学である。これらを習得することによって、読者 が実際に量子力学を使いこなせるようになることがはかられている。 続きを見る
3.

図書

図書
J.J. Sakurai (桜井純) 著 ; Jim Napolitano編 ; 桜井明夫訳
出版情報: 京都 : 吉岡書店, 2014.3-2015.5  2冊 ; 21-22cm
シリーズ名: 物理学叢書 / 小谷正雄 [ほか] 編 ; 108-109
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第4章 : 量子力学における対称性
第5章 : 近似法
第6章 : 散乱理論
第7章 : 同種の粒子
第8章 : 相対論的量子力学
付録 / 電磁気の単位
シュレーディンガーの波動方程式—基本的解の要約
第1章 基礎概念 : シュテルン‐ゲルラッハの実験
ケット、ブラおよび演算子 ほか
第2章 量子ダイナミックス : 時間的発展とシュレーディンガー方程式
シュレーディンガー表示とハイゼンベルク表示 ほか
第3章 角運動量の理論 : 回転と角運動量の交換関係
スピン1/2の系と有限回転 ほか
付録 : 電磁気の単位
角運動量の合成則—不等式(3.8.38)の証明
第4章 : 量子力学における対称性
第5章 : 近似法
第6章 : 散乱理論
概要: 著者J.J.Sakurai(桜井純1933‐1982)は東京で生まれ、高等留学生として渡米して以来アメリカで高等教育を受けた理論物理学者。素粒子物理学の分野で先駆的理論を提出していたが、1982年CERNに出張中に急逝、本書はその遺稿をもと にする。上巻に収めた第3章までは原稿が完成していたが、この第2版の下巻では共著者となった実験家のJim Napolitanaが大胆に再編を試みた。初版が非相対論的量子力学の記述にとどまっていたのに対し、第2版では場の理論とのつながりを意識して、第2量子化を用いた多粒子系の扱いや電磁場の量子化、ディラック方程式による水素原子の問題なども含まれ内容は相対論的量子力学まで広がっている。また近年の実験からベリーの位相、カシミール効果、スクィーズド光などのデータも提示され、いまなお魅力を増している量子力学の世界が紹介されている。共著者は本書の初版を教科書としてきた経験から、改訂に当たって内容の選択や章末の問題など随所に教育的配慮をしている。 続きを見る
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