第1章 ネットワークセンシングの背景 1 |
1.1 実世界・物理世界のユビキタス情報化 1 |
1.2 ネットワークセンシングの背景と目的 2 |
1.2.1 限定環境のセンサから全環境のセンサへ 2 |
1.2.2 単点独立型の計測から多次元融合型の計測へ 2 |
1.2.3 実世界情報化進展の二つの形態とその統合 3 |
1.2.4 実世界オブジェクト指向 4 |
1.2.5 ユビキタスコンピューティング 5 |
1.2.6 ウェアラブルコンピューティング 6 |
1.3 情報化におけるセンシングの役割 8 |
1.3.1 キーワードは“consistency” 8 |
1.3.2 トレーサビリティ 9 |
1.4 ネットワークセンシングの要素技術 10 |
1.4.1 無線センサネットワーク 10 |
1.4.2 RFIDタグ 12 |
1.4.3 センサフュージョン 14 |
1.4.4 知能化センサ 18 |
1.4.5 校正と同期 19 |
1.4.6 位置検出 20 |
1.4.7 低消費電力と電力供給 21 |
1.4.8 バイオメトリクス個人認証 21 |
1.4.9 画像検索 22 |
1.5 情報に着眼するセンシング原理 23 |
1.5.1 情報の流れに注目する 24 |
1.5.2 場とセンサを一体化する 25 |
1.5.3 重なり合った要因を分離し統合する 26 |
1.6 研究事例の紹介 28 |
1.6.1 RFIDタグに基づく知識共有視覚システム 28 |
1.6.2 情報宅配便 30 |
1.6.3 近隣センサの重複測定による最適同期形成 31 |
1.7 取り組むべき研究分野 36 |
参考文献 37 |
第2章 センサネットワークのプラットフォーム 41 |
2.1 プラットフォーム開発の歴史 42 |
2.2 プラットフォームの構成要素 45 |
2.2.1 通信モジュール 45 |
2.2.2 マイクロプロセッサ 50 |
2.3 MICA MOTEとTinyOS 52 |
2.3.1 MICA MOTEの概要 52 |
2.3.2 TinyOSのデザイン 54 |
2.3.3 TinyOSの計算モデル 55 |
2.3.4 TinyOS用のプログラム言語:NesC 58 |
2.3.5 TinyOSにおける通信方式 59 |
2.3.6 MICA MOTEとTinyOSの展望 60 |
2.4 i-Bean 63 |
2.5 マイクロノード 66 |
2.6 SmartIts 71 |
2.7 SensorWeb 72 |
2.8 Pushpin Computing 73 |
2.9 U-Cube 75 |
2.10 実用上の重要な技術課題 79 |
2.10.1 電源問題 79 |
2.10.2 ローカライゼーション技術 83 |
参考文献 90 |
第3章 センサネットワークのプロトコル 93 |
3.1 基礎技術 95 |
3.1.1 時刻同期 96 |
3.1.2 RBS(Reference-Broadcast Synchronization) 96 |
3.1.3 位置測定 99 |
3.2 データリンク層 104 |
3.2.1 MACプロトコル 104 |
3.2.2 適応型トポロジ 109 |
3.2.3 トポロジ制御 113 |
3.3 ネットワーク層 114 |
3.3.1 アドホックネットワークとの関係 115 |
3.3.2 アドホックネットワーク経路制御 116 |
3.3.3 位置情報を利用した経路制御 122 |
3.3.4 センサネットワークの特徴 124 |
3.3.5 データ散布方式 127 |
3.4 トランスポート層 135 |
3.4.1 信頼性 136 |
3.4.2 輻輳制御 139 |
参考文献 141 |
第4章 センサデータ情報処理 145 |
4.1 高度センサネットワーク環境 146 |
4.2 問合せ記述 150 |
4.3 問合せ処理 151 |
4.3.1 フラッディング 152 |
4.3.2 ルーティングツリーの構築 153 |
4.3.3 データセントリックルーティング 154 |
4.3.4 ネットワーク内データ集約 156 |
4.3.5 センサデータベースに対する宣言的問合せ 159 |
4.3.6 ストリームデータのデータベース演算 163 |
4.3.7 センサデータの統合利用 168 |
4.4 プログラム記述 171 |
4.5 コンテクストアウェアシステム 175 |
4.5.1 センシングとコンテクストハンドリング 175 |
4.5.2 ロケーションアウェアコンピューティング 178 |
4.5.3 実世界指向コンピューティング 179 |
参考文献 181 |
第5章 センサネットワークの応用システム 187 |
5.1 気象・水文計測システム 188 |
5.1.1 データの特徴 188 |
5.1.2 気象・水文センサの種類 189 |
5.1.3 測定点の機能 191 |
5.1.4 気象・水文システムのネットワーク化 194 |
5.1.5 応用例 195 |
5.1.6 センサネットワークの高度利用 198 |
5.2 建築物の健全性診断システム 200 |
5.2.2 日本女子大百年館 202 |
5.2.3 慶應義塾大学来往舎 203 |
5.3 無線センサネットワークの応用システム 205 |
5.3.1 無線センサネットワークシステムの概要 205 |
5.3.2 実社会志向の応用システムに向けて 207 |
5.3.3 環境モニタリング 207 |
5.3.4 ヘルスケア支援 218 |
5.3.5 教育支援 224 |
5.3.6 ビジネス支援 225 |
5.4 センサネットワークの今後の課題および広がり 227 |
5.4.1 センサアクチュエータネットワーク 227 |
5.4.2 ヒューマンインタフェース 228 |
5.4.3 実装と管理 229 |
5.4.4 コスト及びオープン化 231 |
5.4.5 プライバシー 231 |
参考文献 233 |
索引 239 |
第1章 ネットワークセンシングの背景 1 |
1.1 実世界・物理世界のユビキタス情報化 1 |
1.2 ネットワークセンシングの背景と目的 2 |
1.2.1 限定環境のセンサから全環境のセンサへ 2 |
1.2.2 単点独立型の計測から多次元融合型の計測へ 2 |
1.2.3 実世界情報化進展の二つの形態とその統合 3 |