あとがき 3 |
第1章 ポスト京都議定書の戦略を構築せよ 13 |
ポスト京都議定書に各国がいっせいに動き出した 14 |
洞爺湖サミットは環境危機が最大テーマ 17 |
先進国と途上国の負担の分かち合い 19 |
新技術の中で炭素隔離が有望 24 |
日本にも出番がある 26 |
国家目標に据えよう「グリーン・ジャパン・イニシアティヴ」 28 |
環境危機は政策選択と行動の問題 31 |
【本書をよりよく理解するための手引きQ&A 1】 33 |
本書の基本スタンスはと何か? 33 |
一九九七年の京都議定書とは何か? 34 |
ヨーロッパとアメリカが対立するのはなぜか? 38 |
「資源効率」とは何か? 40 |
日本の資源効率はもっと改善できるのか? 42 |
「炭素隔離」の技術を日本はどこまでもっているのか? 44 |
「外部不経済を内部化する」とはどういうことか? 48 |
第2章 グリーン・ジャパンに舵を切れ 55 |
新しい時代の幕開け 56 |
求められる合意形成とは 58 |
イノベーションの必要性 62 |
新しい経済学の創出 66 |
省資源のためのアイデア 70 |
新たな構想の実現に向けて 72 |
【本書をよりよく理解するための手引きQ&A 2】 75 |
これまでの環境問題と、地球温暖化との違いとは何か? 75 |
そこまでわかっているのに、なぜ世界各国の足並みが揃わないのか? 78 |
温暖化問題には新しい経済学が必要だということか? 81 |
「炭酸ガスの排出権を買う」とはどういうことか? 87 |
京都議定書での日本のミスは外交力のせいか? 89 |
これからの日本の国家戦略はどうあるべきか? 92 |
第3章 「炭素会計」が、温暖化対策の切り札だ 97 |
わずか数十年分しか大気中の炭酸ガスをふやすことができない 98 |
炭酸ガスの総重量を人類は管理できるか 99 |
地球温暖化対策に主体性を発揮しない日本政府 102 |
すべての商品・取引に炭酸ガス排出量を表示しよう 107 |
日本の問題点は戦略的展望を欠いていること 109 |
【本書をよりよく理解するための手引きQ&A 3】 112 |
なぜ温暖化対策は、市場経済ではなく統制経済なのか? 112 |
「炭酸会計」とは何か? 115 |
「産業連関表」は具体的にどう使うのか? 122 |
第4章 温暖化の国際戦略はこれだ 127 |
温暖化の国家戦略なき日本 128 |
技術競争力こそ唯一の活路 129 |
炭素税は国益に合致する 131 |
最重要パートナーはアメリカ 135 |
サミットで発言すべき何か 138 |
【本書をよりよく理解するための手引きQ&A 4】 141 |
日本はいま何をやるべきか? 141 |
アメリカは何で基軸国なのか? 150 |
中国と日本の関係はどうなるのか? 152 |
第5章 「低炭素文明」建設には日中の協力が必要だ―胡鞍鋼VS.橋爪大三郎 159 |
はじめに 160 |
食品の安全性をどう高めるか 160 |
世界でもっとも果敢な削減計画 168 |
日本と優先的に協力すべき領域 173 |
環境問題とは哲学の問題である 176 |
【本書をよりよく理解するための手引きQ&A 5】 180 |
環境問題は「哲学」の問題であるとはどういうことか? 180 |
あとがき 195 |
あとがき 3 |
第1章 ポスト京都議定書の戦略を構築せよ 13 |
ポスト京都議定書に各国がいっせいに動き出した 14 |