はじめに 1 |
第1章 地球環境と持続可能エネルギー資源 (執筆担当・金子正夫) 7 |
熱力学の第1・第2法則と文明の現状 10 |
生命現象はなぜ35億年も続いているのか―光合成の秘密― 11 |
1 生命現象を支える光合成 11 |
2 生命現象と文明の恒常性(ホメオスタシス) 15 |
地球温暖化と異常気象 17 |
1 化石燃料燃焼による大気中二酸化炭素増加と温暖化 17 |
2 温暖化は異常気象を引き起こす 22 |
3 京都議定書による二酸化炭素排出削減の国際的取り決め 25 |
持続可能エネルギー資源 27 |
1 持続可能エネルギー資源と再生可能ネルギー資源 27 |
2 持続可能エネルギー資源とライフサイクルアセスメント(LCA) 28 |
3 持続可能エネルギー資源 29 |
持続可能エネルギーとしてのバイオマスエネルギーと問題点 33 |
ライフサイクルアセスメントによる正味獲得エネルギー 34 |
バイオマスから得られるエネルギーはどのくらいか 34 |
食糧をバイオ燃料の原料とすることの問題点 35 |
バイオディーゼルの問題点 35 |
バイオマス廃棄物の持続可能エネルギー資源としての利用提案 36 |
バイオ光化学電池の提案 39 |
1 半導体光アノードと酸素還元カソードによるバイオマスの直接発電 40 |
2 バイオ光化学電池の基礎原理と本提案のバイオ光化学電池 40 |
3 バイオ光化学電池の特性評価方法 43 |
サイクリックボルタモグラム(CV) 44 |
光化学電池の光電流―光起電力(I-V)特性 45 |
第2章 持続可能エネルギー資源としてのバイオマス (執筆担当・根本純一) 49 |
エネルギーにおけるバイオマス 49 |
バイオマスの定義 57 |
バイオマスの分類 58 |
バイオマスの賦存量 61 |
バイオマス・ニッポンの概要 64 |
バイオマス資源化の技術 67 |
1 直接燃焼技術 72 |
2 熱化学的変換 73 |
3 生物化学的変換 74 |
バイオマス資源化の実施例 80 |
今後期待される資源化技術 82 |
第3章 バイオマス廃棄物の分解浄化 (執筆担当・根本純一) 87 |
世界エネルギー需要の1/3を占めるバイオマス廃棄物エネルギー 87 |
メタン発酵 88 |
1 メタン発酵方式 91 |
2 メタン発酵における物質収支 92 |
3 各種変換技術におけるコスト比較 96 |
バイオガス発電 96 |
バイオマス資源化の技術 102 |
第4章 バイオ光化学電池の原理と基礎データ (執筆担当・金子正夫) 107 |
バイオ光化学電池によるバイオマスの太陽光分解と同時発電の原理 109 |
ラボスケールの実験方法 117 |
1 光アノードの作製方法 117 |
2 酸素還元用対極(カソード) 119 |
3 光化学反応セル 120 |
4 光源 121 |
5 光化学電池特性の測定 122 |
6 生成物の分析 123 |
アンモニアの光化学電池特性 124 |
いろいろな化合物の光分解と電流―電圧特性 126 |
バイオマスと関連化合物の光分解と発電特性 127 |
バイオ光化学電池紫外光励起系のまとめ 134 |
第5章 バイオマスの光分解と電力発生 (執筆担当・金子正夫) 137 |
天然高分子化合物の光分解と発電特性 137 |
ソーラーシミュレーター照射下での光分解 140 |
バイオマスやバイオマス廃棄物の直接光分解と同時電力化 141 |
第6章 バイオ光化学電池を利用する近未来社会 (執筆担当・根本純一) 147 |
畜産排泄物の太陽光完全分解浄化と電力化 148 |
食品系廃棄物 148 |
農業残渣ゴミの有効利用 152 |
家庭生ゴミ・排泄物からエコ発電 152 |
工業廃水の浄化/発電リサイクル 154 |
下水,排水浄化とリサイクル 156 |
雨水の浄水と飲料水化 158 |
河川湖沼の浄化 159 |
第7章 ラボスケールから実用スケールへの展開 (執筆担当・金子正夫) 163 |
化石燃料に代わるエネルギー資源として利用するための重要課題 163 |
将来展望 168 |
付録 170 |
あとがき 177 |
さくいん 179 |
はじめに 1 |
第1章 地球環境と持続可能エネルギー資源 (執筆担当・金子正夫) 7 |
熱力学の第1・第2法則と文明の現状 10 |