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まえがき 9 |
目次 15 |
第1章-集中講義で財務諸表の基本学び、模擬体験へ 21 |
専門分野が異なる研究開発者同士がチームを組む時代に |
質問形式によって、学生は考え、意見を発表する |
CFOは財務面での守りを固めるのが役目と解説 |
ベンチャー企業の資金調達法のさわりまで教える |
「実践的事業戦略」は少数精鋭の議論中 |
心の寺子屋式を実践 |
事業戦略立案という模擬体験に向けて講義を進行 |
「会社とは何か」という根源的な課題を本音で丁寧に議論 |
バランス・シートの構成要素を列挙し構造を解説 |
無形資産が持つ企業価値の意味まで一気に教える |
宿題はアニュアルリポートを読んで企業分析することに |
第2章-PM特論1 ビジネスモデルづくりの基本設計法を教授 47 |
研究開発プロジェクトに必須なマネジメント能力 |
起業を目指す大学院生に素養を植え付ける |
"非"研究開発部門で活躍する博士を輩出することも目標 |
創造的・戦略的なヴィジョナリー経営の基本を伝授 |
今起きている現象を同時進行で考察 |
二〇〇四年度期末リポートの課題は青色LED訴訟 |
多彩なゲストスピーカーが「リアルビジネス」を解説 |
投資先をインキュベーションする意味を解説 |
ベンチャー企業に追加投資して育成する過程を解説 |
企業経営者は社員が生き生きと仕事をする環境を提供 |
プロジェクト・マネジメントの実践法を実例で伝授 |
第3章-PM特論2 シミュレーションを通して事業化プランづくりを学ぶ 79 |
"実務作業"の模擬体験で財務の理解を深めていく |
アニュアルリポート読みに四苦八苦する試練を甘受 |
企業研究では財務諸表から分かるものを具体的に教える |
GMの経営陣の立場で経営業績の改善策を考える |
今後取り組む「財務基礎」向けの事業化プラン課題を発表 |
事業シミュレーションという模擬体験で理解を深める |
事業シミュレーションの後にトヨタとGMを再考 |
固定資産税や減価償却などのなじみのない項目に四苦八苦 |
約一ヵ月のシミュレーション体験で財務の基礎をほぼ会得 |
特任教授も「オリジナル企業創業シミュレーション」に参加 |
三チームはスポーツバー事業計画プランなどの検討を開始 |
卓越した知識と技術を持つベテラン人材の派遣事業を提案 |
自転車リサイクル事業を詳細に検討 |
後期のPM特論5の「技術シーズの事業化プラン」演習に接続 |
第4章-PM特論3 「聴いてもらう技術」を日本語と英語の両方で会得 123 |
説明上手は「聴いてもらう技術」を基に内容を推敲 |
英語で発表するコミュニケーションスキルを学ぶ |
PM特論3では基本を日本語による訓練で学ぶ |
PM特論3・6は、工夫に満ちた演習課題を次々と実践 |
第一回目は自己紹介のプレゼンテーションを実施 |
言葉だけに頼るコミュニケーションの難しさを実感 |
説明資料を用いるプレゼンテーションの演習課題を開始 |
再挑戦の発表では、ビデオテープで発表者の癖を指摘 |
各学生が採点シートを記入し、発表者に改善点を指示 |
非専門家向けプレゼンテーションの実践から多くを学ぶ |
第5章-PM特論4 研究開発を技術経営の視点から考える能力を伝授 157 |
講義の質はクライアント企業向けと同等を維持 |
考え続けることがイノベーションを実現する |
経営戦略や技術戦略の中で研究開発戦略を決める |
代表的な日本企業を研究開発効率と企業価値指標で分析 |
技術マネジメントの課題解決は段階を踏まえて分析 |
技術マネジメントの対象は技術資源評価と明言 |
経営戦略の中で事業戦略を立て、技術戦略を立てる |
市場、製品、技術のロードマップで将来像を共有 |
研究開発テーマは経営の意思を反映させて決定 |
CTOは技術マネジメントを遂行する責任者 |
期末課題は新規事業提案か産学連携提案のどちらかに |
第6章 COE提案内容は産業化目指す応用開発に収束 193 |
材料系四専攻教員有志は21世紀COEプログラムに応募 |
二〇〇二年初めからCOE公募向けに拠点構想の模索を開始 |
材料を網羅するキーワードはナノテクノロジーに |
強烈なリーダーシップの持ち主に拠点リーダーを依頼 |
第7章 PMコースの教員・カリキュラムを半年で決めて開講 211 |
国際的に通用する研究開発リーダーを育成する |
PMコースの担当教員候補を求めて外部識者を訪問 |
PM担当教員、ロンドンの金融勉強会の縁を核に集結 |
PMコース開講に向け講義体制を迅速に構築 |
少数精鋭の寺子屋方式によって学ぶことの原点を実感 |
後期の講義のPM特論4も準備に追われる |
二〇〇三年四月にPMコースはようやく船出に成功 |
第8章 五年度後の後継COE組織の構想を練る 237 |
PMコースを東工大大学院博士課程の共通コースに |
二〇〇五年度前期にPMコースの評価調査を実施 |
同意識調査報告書は問題点の指摘とその対応策を提示 |
他のCOE拠点と連携するシンポジウムを相次いで開催 |
PMコースの成果はWebサイトを利用した教育メソッド |
-補足- |
特任教授のプロフィール 249 |