はじめに(今田 高俊) i |
発題I NPOと新しい公共性(長谷川公一) 1 |
1.パブリックの観念の変化 1 |
2.21世紀の三イメージ 3 |
3.社会秩序の四象限 5 |
4.フリーライダー問題 7 |
5.マクロ的な背景 8 |
6.古い公共性と新しい公共性 11 |
7.日本のNPOの課題 14 |
発題Iを受けての討論 17 |
総合討論I(コーディネーター:今田 高俊) 29 |
「新しい公共性」と中間集団 |
ニュー・プロフェッショナル・オーガニゼーション |
プロフェッショントエキスパート |
NGO・NPOとプロフェッショナリズム |
媒介集団と公共性 |
NPOのアカウンタビリティ |
NPOの可能性 |
発展協議I(コーディネーター:金 泰昌) 51 |
「新しい公共性」のために |
NPOを評価する |
公共哲学のプロトタイプ |
日本発の公共哲学を |
日本のボランティア活動のルーツ |
発題II 少子高齢化と支え合う福祉社会(金子 勇) 65 |
はじめに 65 |
1.内圧としての少子社会 65 |
2.高齢社会と高齢者 75 |
3.「公私問題」のための補助線 79 |
4.支え合う福祉社会 82 |
5.支援学と「私・互・共・公・商」 86 |
発題IIを受けての討論 90 |
発題III 家族と世代から見た公共性(今田 高俊) 111 |
1.家族の受難と世代への視点 111 |
2.家族のゲゼルシャフト化 113 |
3.世代継承を考え直す 121 |
4.世代サイクルと公共性 126 |
おありに 130 |
発題IIIを受けての討論 131 |
総合論論II(コーディネーター:今田 高俊) 145 |
官民公私論のローカル展開 |
少子高齢化社会・家族・公共性 |
一人NGOと共同・共和 |
家族は中間集団か |
世代継承性と「新しい公共性」 |
他者体験・公共体験 |
私的空間としての家族の公共性 |
中間集団の可能性 |
家族と中間集団 |
世代・世代生成・公共性 |
発題IV きびしい拘束下で多様性を生きる社会(塩原 勉) 169 |
1.21世紀のキーワード 169 |
2.開放性・異質性・多様性 171 |
3.社会結合の強度 172 |
4.社会結合の形態のシフト:重心移行 174 |
5.二つの課題 175 |
6.そのための重要な論点 176 |
発題IVを受けての討論 180 |
発題V ボランタリー・セクターと社会システムの変革(佐藤 慶幸) 193 |
はじめに:図表の説明 193 |
1.歴史的考察:アメリカ合衆国のおけるボランタリーあるいはNPOセクター 197 |
2.「社会経済」の復権:アソシェーションとしての非営利協同経済 206 |
3.アソシエーションの原理 212 |
4.官僚制からアソシエーションへの回帰:スウェーデンの事例 216 |
5.将来への展望:日本社会の可能性 219 |
発題Vを受けての討論 224 |
発題VI ボランタリーな行為と社会秩序(鳥越 皓之) 231 |
はじめに 231 |
1.ボランタリーな行為と公共性 232 |
2.ボランタリーな行為 235 |
3.国民国家を超えるボランタリーセクターの成立と意味 241 |
発題VIを受けての討論 245 |
総合討論III(コーディネーター:今田 高俊) 259 |
ケア・エンパワーメント・サポート |
ボランティア活動と国家 |
ホモ・ボルンタス |
グローカルな視点 |
「作法」ということ |
「同の論理」の問題性 |
社会的交換の互酬性 |
発題VII NPOが開く公共性(安立 清史) 293 |
福祉NPOの展開と課題 |
はじめに 293 |
1.福祉NPOの展開 293 |
2.NPOが開く公共性:AARP(全米退職者協会)の事例から 295 |
3.NPOの可能性と課題 302 |
4.NPOは社会を変える 304 |
発題VIIを受けての討論 307 |
総合討論IV(コーディネーター:金 泰昌) 321 |
ボランティア組織と透明性 |
ニュー・プロフェッショナル・オーガコゼーション |
NPOと公共性と市場経済 |
ボランティア経済の可能性 |
市場の原理とボランタリーの原理 |
発展協議II(コーディネーター:金 泰昌) 333 |
「永遠の仕切り直し」を超えて |
ボランティア行為の目的 |
ボランタリーと自他関係 |
ケアの問題 |
自律・他律・互律 |
世間・社会・アソシエーション |
市民社会とボランタリー・アソシエーション |
人間の位相 |
ボランタリーへの視点 |
生協の事例 |
人間観 |
公共民・公共民組織・公共意識 |
ボランティアと日本の風土 |
ボランティアと他者意識 |
おわりに(金 泰昌) 375 |