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図書

東工大
目次DB

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東工大
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宇井純著
出版情報: 東京 : 三省堂, 1968.7  216p, 図版[2]p ; 18cm
シリーズ名: 三省堂新書 ; 30
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序章 1
1 水俣奇病の発見とその波紋 5
   細川医師の不吉な予感 6
   猫の狂死と関係が 10
   水俣市の歴史的背景 12
   水俣病発生時の市財政 18
   水俣市の業種別人口構成 21
   水俣市政と新日窒 23
   運命共同体政治とマスコミ 26
2 奇病原因追求と水銀の発見 29
   地元と公衆衛生院の調査 30
   発生地域と奇病症状 33
   伊藤水俣保健所長の苦闘 36
   工場の非協力と細川医師の良心 37
   原因究明にあせる医師たち 39
   熊大の功績 40
   漁民の窮乏と住民無視の自治体 41
   幼児にも奇病発生 43
   厚生省発表と新日窒の反論 44
   水俣湾の魚は食うな 46
   外国科学者も現地調査 47
   原因物質はメチル水銀 49
3 奇病から公害病へ 53
   デモる魚屋さん 54
   朝日のスクープ 55
   魚屋さんの不買同盟 57
   漁民の目、工場へ 60
   県議会やっと動く 61
   漁民、工場へ押しかく 63
   漁民の乱入と警察の介入 67
   あっせん委員会の結成 70
   たたかえぬ漁民 71
   相乗平均のあっせん案 74
   あっせん案受諾へ 74
   広がる汚染 77
   工場内部の秘密研究 78
   第一回工場反論 80
   爆薬説登場 81
   工場最後の反論 85
   工場排水から水俣病猫が 86
   工場、排水実験禁止 87
4 不知火海漁民騒動 89
   出た 水俣以外に患者が 91
   無策の県当局 93
   県漁連の上京 95
   見舞金を支給せよ 96
   国会視察で排水口切り替え 97
   工場、漁民を告訴 98
   国会議員のお父さま・・・ 100
   漁民、工場へ再び乱入 103
   国会議員団の追及 104
   工場従業員大会 106
   工場労組も漁民非難 109
   資本についたオール水俣戦線 110
   食品衛生調査会答申出る 111
   即日解散の研究班 114
   知事あっせんに乗り出す 116
   知事あっせんのプロセス 117
   調停委の顔ぶれ決まる 118
   しびれを切らした患者側 119
   患者座り込む 120
   座り込み成功 121
   足もと見られた漁連 122
   当たった予想記事 124
   機構解明で出た調停案 126
   妥結から終局へ 128
   妥結の背景 130
   矛盾を残した患者補償 131
   患者抵抗に受諾勧告 134
   くずれ出した互助会 135
   補償形式は見舞金 136
   アメとムチ 140
   漁民は有罪、会社は無罪 142
   剣突き鉄砲空豆 142
5 政府見解とその後の漁民たち 145
   公害の起承転結 146
   うそから真実をさぐる 147
   清浦アミン説 148
   熊大仮説の否定 151
   清浦から戸木田アミン説へ 152
   反論の中和 154
   通産ペースの経企庁調査 156
   自然消滅の協議会 157
   日化協企画の田宮委員会 158
   完全敗北の漁民補償 161
   胎児性水俣病と認定 163
   患者への救いの手 164
   熊日のスクープ 165
   無力な一時的善意 166
6 熊本水俣病から新潟水俣病へ 169
   原因解明と細川医師の努力 170
   偶然からの熊大発見 172
   新潟水俣病と瀬辺の洞察 173
   新潟奇病は水俣病 174
   極秘にされた新潟水俣病 175
   民水対結成さる 176
   統一戦線の民水対 177
   訴訟提起した弁護士たち 178
   訴訟提起と患者の決意 179
   厚生省研究と北野部長の働き 180
   真因追いつめた厚生省研究 181
   通産省の介入と昭電反論 184
   やっと発表の厚生省調査 186
   引きのばされた答申 188
   水俣病への国際的反応 190
   手を組んだ新潟・富山・水俣 191
7 公害の政治学 193
   日本資本主義と公害の歴史 194
   公害の歴史と住民の反応 197
   企業側に立った行政体 199
   諸外国の公害対策 201
   公害の運動論 203
   公害への国の責任 204
   公害への自治体の責任 205
   公害への企業責任 206
   人権尊重の政策を 207
   公害への住民運動論 208
参考文献 211
あとがき 214
序章 1
1 水俣奇病の発見とその波紋 5
   細川医師の不吉な予感 6
2.

図書

図書
宇井純著 ; 藤林泰, 宮内泰介, 友澤悠季編
出版情報: 東京 : 新泉社, 2014.7  408p ; 20cm
シリーズ名: 宇井純セレクション ; 1
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
1 水俣からの問い : 水俣病の三〇年
一技術者の悔恨
東京でのいら立ち ほか
2 自主講座「公害原論」 : 自主講座「公害原論」開講のことば
「自主講座通信」発刊にあたって
公開自主講座「公害原論」の生い立ち ほか
3 生きるための学問 : 現場の目 ここも地獄
公害の学際的研究
科学は信仰であってよいか ほか
1 水俣からの問い : 水俣病の三〇年
一技術者の悔恨
東京でのいら立ち ほか
概要: 一技術者として水俣病の発生に衝撃を受け、原因究明と患者救済運動に奔走。公害を生んだ思想への問いとして、東大自主講座「公害原論」を主宰する。立身出世には役立たない、生きるためにほんとうに必要な学問を求めて—。
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