「シリーズ・社会科学のフロンティア」発行にあたって ⅴ |
まえがき ⅶ |
執筆者一覧 ⅹⅳ |
第1章 ネットワーク社会における心理学のあり方 1 |
1 科学的認識論 1 |
2 生物の世界 3 |
3 ネオ・ピラゴラスの三角形 5 |
4 スキズモジェネシス 6 |
5 計量化の問題 10 |
6 ジェネラル・システム・セオリー;一般システム理論(GST)以前 10 |
7 ユング理論の再検討 11 |
8 性格および社会現象に関するシステム論的実験;ロボット研究を中心として 17 |
9 マルチメディア・ネットワークへの理論的アプローチ 20 |
第2章 オブジェクト指向ソフトウェアの動向と展望 23 |
1 情報技術と時代のかかわり 23 |
2 ソフトウェア技術の特徴 24 |
2.1 ソフトウェアとは 24 |
2.2 大規模ソフトウェアの開発プロセス 25 |
2.3 手続きの階層構造としての伝統的ソフトウェア 27 |
3 オブジェクト指向とは何か 28 |
3.1 モノを中心にした発想 28 |
3.2 モノを抽象化したクラス 30 |
3.3 クラスの間の関係 31 |
3.4 クラスごとのカプセル化 33 |
3.5 ネットワーク構造としてのクラス設計 34 |
4 オブジェクト指向技術をめぐって 36 |
4.1 オブジェクト指向の里程 36 |
4.2部品としてのオブジェクト 38 |
4.3 ネットワーク・コンピューティングとオブジェクト指向 39 |
5 ソフトウェアの未来 40 |
5.1 ソフトウェア開発のリエンジニアリング 40 |
5.2 日本のソフトウェア産業の戦略 41 |
6 これからの社会とソフトウェア 44 |
6.1 ソフトウェア技術から見るこれからの産業社会 44 |
6.2 日本の未来のために 47 |
7 むすび 48 |
第3章 ネットワーク上の顧客間インタラクション 51 |
1 インタラクティブ性 53 |
2 事例紹介 56 |
2.1 インターネット碁サーバ(IGS) 57 |
2.2 JW-CAD 58 |
2.3 パソコン通信上の会議室 58 |
3 顧客間インタラクションの諸形態 59 |
3.1 商品型:顧客間インタラクションそのものが商品である場合 59 |
3.2 ユーザサポート型 60 |
3.3 評価クチコミ型 61 |
3.4 開発参加型 62 |
3.5 クリティカル・マス形成型 64 |
4 顧客間インタラクションの諸相 64 |
4.1 プラットフォーム-場-の役割 64 |
4.2 「ヘビーユーザ」の役割 66 |
4.3 商品特性と顧客間インタラクション 66 |
4.4 顧客間インタラクションの経営戦略上の含意 68 |
5 まとめ:企業は顧客間インタラクションとどのように付き合えばいいのか 69 |
第4章 新しい組織のマネジメント・コントロール課題-日本企業をポリエージェントシステムとして考察する- 73 |
1 情報化時代の組織原理が招く新しい課題 73 |
2 動機づけの視点の再検討:研究の視点 74 |
3 Deciの内発的動機づけ理論 75 |
4 伝統的マネジメント・コントロールと高階層時代の日本企業のマネジメント・コントロール 76 |
4.1 伝統的マネジメント・コントロールの特徴 76 |
4.2 工業化時代の日本企業のマネジメント・コントロール 79 |
4.3 伝統的マネジメント・コントロールと工業化時代の日本企業のマネジメント・コントロールの特徴:まとめ 80 |
5 ポリエージェント会社での新しい組織とマネジメント・コントロール 81 |
6 情報化時代の日本企業に求められるマネジメント・コントロールの特徴 83 |
6.1 マネジメント・コントロールの公的制度について 84 |
6.2 マネジメント・コントロールに関連する他の仕組み 85 |
7 調査4企業の組織低階層化の動き 87 |
8 調査4企業のマネジメント・コントロールの動き 88 |
8.1 マネジメント・コントロールの公的制度 88 |
8.2 マネジメント・コントロールに関する他の仕組み 90 |
9 低階層化によるマネジメント・コントロールの変化 93 |
9.1 低階層化前のマネジメント・コントロール 94 |
9.2 低階層化後のマネジメント・コントロール 95 |
10 調査結果から生じる疑問 97 |
11 マネジメント・コンロトールと関連する仕組みの重要性 99 |
12 新しいマネジメント・コンロトールの成功条件 101 |
12.1 低階層化前の心理的契約 103 |
12.2 低階層化後の心理的契約 104 |
13 結論と提言 107 |
13.1 結論 107 |
13.2 提言 109 |
第5章 ジャンケンと相互認識 115 |
1 高校野球とジャンケン 115 |
2 監督さんが巻き込まれている状況 117 |
3 ジャンケンに出す手を選ぶ 122 |
4 ジャンケンで負ける 124 |
5 「パー」を出すよ 127 |
6 行動と情報の信頼性の違い 129 |
7 評価と情報の信頼性 130 |
8 嘘と評価 132 |
9 情報の交換と共通知識 135 |
10 共通知識と内部共通知識 138 |
11 共通知識とモデル、内部共通知識と内部モデル 141 |
12 評価の変化 143 |
13 ジャンケンと意思決定状況 146 |
14 まとめ 150 |
第6章 多主体系における状況認知の表現と学習 153 |
1 主体の状況認知の多様性と意思決定 153 |
2 内部モデルとハイパーゲーム表現 154 |
2.1 状況の内部モデル 154 |
2.2 状況のハイパーゲーム表現 157 |
3 認知の学習過程と情報の特性 161 |
3.1 内部モデルによる情報の分散共有 161 |
3.2 内部モデルの遺伝的アルゴリズムによる学習過程 163 |
3.3 分散情報の大域的情報への統合とその役割 173 |
第7章 システム安全へのポリエージェントシステムアプローチ 177 |
1 はじめに 177 |
2 評価の二重構造と大域的失敗 178 |
2.1 評価の二重構造 178 |
2.2 大域的失敗とは 180 |
3 ポリエージェントシステムで見る事例 181 |
3.1 設計と保全管理とのズレ 182 |
3.2 マネジメント組織と住民とのズレ 184 |
3.3 ヒューマンエラーの本当の原因 186 |
3.4 無視されたメンタルモデル 188 |
3.5 事故後の対応組織 189 |
4 認識モデルとメタシステム 191 |
4.1 認識モデル 191 |
4.2 メタシステム機構 193 |
5 内部モデルの自律的な自己改善ダイナミクス 195 |
5.1 内部モデル 195 |
5.2 失敗からの自己改善によるスパイラルアップ 198 |
6 おわりに 199 |
索引 203 |
「シリーズ・社会科学のフロンティア」発行にあたって ⅴ |
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