注 : CO[2]の[2]は下つき文字 |
|
第1章 熱負荷のいろいろ 2 |
1.1 冷房・暖房が必要になる理由 2 |
1.1.1 なぜ冷房・暖房が必要なのか 2 |
1.1.2 断熱材の熱負荷への影響 4 |
1.2 熱の種類と熱収支 4 |
1.2.1 顕熱と潜熱 4 |
1.2.2 熱収支と室温 5 |
1.3 空調熱負荷要素 6 |
1.3.1 ガラス窓からの日射熱負荷 6 |
1.3.2 外壁などからの貫流熱負荷 7 |
1.3.3 内部発熱負荷 7 |
1.3.4 すきま風負荷 8 |
1.3.5 新鮮外気負荷 8 |
1.3.6 蓄熱負荷 8 |
1.4 熱負荷計算法のいろいろ 9 |
参考文献 10 |
第2章 熱貫流のいろいろ |
2.1 熱貫流とは 12 |
2.1.1 熱の移動 12 |
2.1.2 熱の伝わり方 13 |
2.2 熱貫流の計算方法 15 |
2.2.1 熱貫流量 15 |
2.2.2 熱の通りやすさ 17 |
2.3 建物における熱貫流 19 |
2.3.1 住宅での熱貫流 19 |
2.3.2 工場での熱貫流 21 |
参考文献 21 |
第3章 結露計算法 |
3.1 結露のメカニズム 22 |
3.2 結露対策 24 |
3.3 内断熱と外断熱 26 |
3.4 結露の実践的な知識 27 |
3.4.1 夏型結露 27 |
3.4.2 マンションなどの加湿(ペアガラス) 27 |
3.4.3 風の当たる外壁や屋根面 27 |
3.4.4 ヒートブリッジ 28 |
3.4.5 冷蔵倉庫 28 |
3.4.6 屋根裏換気 28 |
参考文献 29 |
第4章 すきま風負荷 |
4.1 すきま風の発生する要因 30 |
4.1.1 すきま風とは 30 |
4.1.2 風の影響 30 |
4.1.3 空気密度差の影響 31 |
4.1.4 すきま風量 33 |
4.1.5 中性帯とすきま風流出入量 33 |
4.2 すきま風量の算定と熱負荷 34 |
4.2.1 算定方法比較表 34 |
4.2.2 すきま風による熱負荷 35 |
4.3 すきま風防止対策 36 |
4.3.1 すきま風防止策 36 |
4.3.2 煙突効果防止対策の実例 36 |
4.3.3 シミュレーション技術 37 |
4.4 すきま風と換気 38 |
4.4.1 住まいの換気とすきま風 38 |
4.4.2 自然換気とすきま風 38 |
参考文献・引用文献 40 |
第5章 内部発熱 |
5.1 内部発熱と熱負荷との関係 42 |
5.1.1 内部発熱の熱負荷計算への影響 42 |
5.1.2 内部発熱の種類 42 |
5.1.3 内部発熱のしくみ 43 |
5.1.4 内部発熱の特徴 43 |
5.2 内部発熱の種類と計算方法 44 |
5.2.1 人体発熱 44 |
5.2.2 機器発熱 45 |
5.2.3 照明発熱 46 |
5.2.4 計算時の留意点 47 |
5.3 時代による変化と空調の関係 49 |
5.3.1 時代による変化 49 |
5.3.2 機器発熱と省エネルギー 49 |
5.3.3 空調との関係 50 |
引用文献 51 |
第6章 新しい窓 |
6.1 新しい窓の特徴 52 |
6.1.1 ファサードデザインと新しい窓 52 |
6.1.2 新しい窓のバリエーション 52 |
6.2 新しい窓の設計事例 54 |
6.2.1 エアフローウインドウとダブルスキン 54 |
6.2.2 日除けのデザイン 55 |
6.3 新しい窓の性能 57 |
6.3.1 熱貫流率・日射侵入率 57 |
6.3.2 新しい窓の性能比較と傾向 57 |
6.4 新しい窓の負荷計算 59 |
6.4.1 エアフローウインドウ 59 |
6.4.2 ダブルスキン 60 |
参考文献・引用文献 61 |
第7章 窓の計算法 |
7.1 窓から出入りする熱 64 |
7.1.1 気象と窓から出入りする熱 64 |
7.1.2 窓からの熱の出入りと空調 64 |
7.1.3 外部日除けと窓に当たる放射熱 65 |
7.2 貫流熱と窓の性能 66 |
7.2.1 相当外気温度と貫流熱 66 |
7.2.2 いろいろなガラス窓の熱貫流率 67 |
7.2.3 窓フレームからの熱の出入り 67 |
7.3 日射熱と窓の熱性能 69 |
7.3.1 窓面日射量と日射熱取得 69 |
7.3.2 いろいろなガラス窓の日射熱取得 69 |
7.3.3 日射入射の角度と窓の熱性能 71 |
7.3.4 窓フレームから入る日射熱 72 |
7.4 窓と室内環境 73 |
7.4.1 窓からの放射熱と室内環境 73 |
7.4.2 窓からの光と熱の複合利用 74 |
参考文献・引用文献 75 |
第8章 非定常計算とは |
8.1 世の中すべて非定常 76 |
8.1.1 建築部材,室構成 76 |
8.1.2 外界気象条件 77 |
8.1.3 室内発熱条件 77 |
8.1.4 空調機器・制御システム 78 |
8.2 定常状態であるとは 79 |
8.2.1 非定常から定常へ 79 |
8.2.2 熱の伝わりやすさ(熱貫流率 : 定常状態) 79 |
8.2.3 ものの暖まりやすさ,冷えやすさ(熱容量 : 非定常状態) 79 |
8.3 壁体の熱容量と非定常伝熱 81 |
8.3.1 壁体の熱容量による伝熱の時間遅れ 81 |
8.3.2 壁体の貫流応答と吸熱応答 81 |
8.3.3 室温変動による蓄熱 82 |
8.3.4 多数室の非定常 82 |
8.4 設備システムの非定常性 83 |
8.4.1 冷凍機の立上り特性 83 |
参考文献・引用文献 84 |
第9章 蓄熱負荷 |
9.1 伝熱の時間遅れ 86 |
9.1.1 貫流熱の時間遅れ 86 |
9.1.2 日射負荷・照明負荷の時間遅れ 86 |
9.1.3 時間遅れの計算 88 |
9.2 間欠空調による蓄熱負荷 90 |
9.2.1 間欠空調で蓄熱される理由 90 |
9.2.2 予冷・予熱運転 91 |
9.2.3 蓄熱負荷の計算 91 |
9.3 蓄熱負荷の積極利用 92 |
9.3.1 パッシブソーラーハウス 92 |
9.3.2 躯体蓄熱 92 |
引用文献 93 |
第10章 実用的計算法とは |
10.1 実用的な熱負荷シミュレーションソフトとは 94 |
10.1.1 設計計算ソフト 94 |
10.1.2 期間熱負荷・エネルギー計算ソフト 94 |
10.2 非定常計算 96 |
10.2.1 概要 96 |
10.2.2 予熱時計算法 97 |
10.2.3 内部発熱の稼働率 98 |
10.2.4 設計用最大熱負荷計算における超過危険率の導入 98 |
10.2.5 総合的な精度について 98 |
10.3 周期定常計算 99 |
10.4 手計算法 99 |
参考文献・引用文献 100 |
第11章 簡易熱負荷計算法 |
11.1 基本計画時での利用 102 |
11.2 簡易熱負荷(SHASE-S112)の特徴 102 |
11.3 最大熱負荷の簡易計算法 103 |
11.3.1 最大熱負荷とは 103 |
11.3.2 実験計画法による最大熱負荷の推定 104 |
11.3.3 補正方法 106 |
11.3.4 各種建物用途別最大熱負荷の簡易熱負荷計算法 106 |
11.4 期間負荷の簡易計算法 108 |
11.4.1 全負荷相当運転時間法 108 |
11.4.2 拡張デグリーデー法 108 |
11.5 その他の実用的な簡易計算プログラム 109 |
11.6 基本計画時風量設計の重要性 109 |
11.6.1 空調の基本は風量 109 |
11.6.2 風量決走法 110 |
参考文献・引用文献 110 |
第12章 負荷と気象 |
12.1 負荷となる気象要素 112 |
12.1.1 外気温度 113 |
12.1.2 外気湿度 113 |
12.1.3 日射量 113 |
12.1.4 大気放射量 113 |
12.2 アメダス気象データの建築への応用 114 |
12.3 最大熱負荷計算用気象データ 115 |
12.3.1 拡張アメダス気象データの設計用気象データ 115 |
12.3.2 TAC法による設計用気象データ 117 |
12.3.3 国土交通省の気象データ 117 |
12.4 年間エネルギー算出用気象データ 118 |
12.4.1 標準年拡張アメダス気象データ 118 |
12.4.2 拡張デグリーデー法 118 |
12.5 その他気象データの利用場面 119 |
12.5.1 1分気象データ 119 |
12.5.2 10秒気象データ 119 |
参考文献 120 |
第13章 熱負荷と省エネルギー |
13.1 省エネルギー計画の方向性 122 |
13.1.1 地球温暖化問題と省エネルギー 122 |
13.1.2 省エネルギー計画のポイント 122 |
13.2 負荷そのものを減らす手法 123 |
13.2.1 外皮負荷を低減する設計 123 |
13.2.2 外皮負荷の低減を工夫した建物事例 125 |
13.2.3 外皮負荷の評価指標PAL 126 |
13.2.4 内部負荷を低減する設計 127 |
13.2.5 外気負荷を低減する設計 128 |
13.2.6 蓄熱負荷への対応 128 |
13.3 省エネ計画の最適化 129 |
13.3.1 省エネからLCAへ 129 |
引用文献 130 |
第14章 負荷とシステムと室内環境 |
14.1 熱負荷と空調システム 132 |
14.1.1 熱負荷と空調システム 132 |
14.1.2 空調ゾーニング 133 |
14.2 室内環境と空調システム 134 |
14.2.1 空調システムの種類と特徴 134 |
14.2.2 新しい空調システム(対流型空調と放射型空調) 135 |
14.3 空調システムのロスと効率 140 |
14.3.1 エネルギー・熱の流れ 140 |
14.3.2 設計のポイント 141 |
14.4 空調システムの効率評価 142 |
14.4.1 熱源システムの効率評価 142 |
14.4.2 搬送システムの効率評価 143 |
14.4.3 空調システム全体の効率評価 143 |
参考文献・引用文献 144 |
第15章 負荷と都市 |
15.1 建物と外部との熱移動 146 |
15.1.1 建物から熱の出る理由 146 |
15.1.2 住宅から出る熱 146 |
15.1.3 ビルから出る熱 147 |
15.2 都市の熱環境 148 |
15.2.1 ヒートアイランド 148 |
15.2.2 都市の熱環境に配慮する技術 149 |
15.3 地球環境と建築 150 |
15.3.1 地球温暖化と社会背景 150 |
15.3.2 エネルギー消費量評価 150 |
15.3.3 CO[2]排出量評価 151 |
15.3.4 CASBEE 151 |
参考文献・引用文献 152 |