日本語版への序文──2009年の時点で ⅰ |
日本語版への序文──1993年の時点で ⅵⅰ |
序文および謝辞 ⅹⅰ |
序章 21世紀の自動車産業と製品開発力 1 |
『製品開発力』後の20年 1 |
自動車はなぜインテグラル・アーキテクチャか 4 |
デジタルIT技術とフロントローディング 9 |
制約条件がもたらす自動車の複雑化 14 |
統合型製品開発力の構築は続く 16 |
第1章 製品開発と新たな企業間競争 21 |
新しい企業間競争の原動力 22 |
製品開発の難しさ 27 |
自動車産業に学ぶ──比較の座標系 29 |
本書の概要 36 |
第2章 研究の基本的枠組み── 情報の観点から 39 |
パフォーマンス、組織、競争環境 40 |
効果的な製品開発に関する3つのテーマ 44 |
第3章 世界の自動車産業における競争 57 |
地域における競争および基本的市場構造の違い 60 |
量産車メーカーと高級車専門メーカーの戦略の違い 77 |
グローバルな競争 83 |
本章のまとめ 90 |
第4章 パフォーマンスの尺度── リードタイム・品質・生産性 93 |
製品開発のパフォーマンスの評価要素 95 |
パフォーマンスに関するデータの比較 99 |
パフォーマンスと競争環境との関係 118 |
製品開発のパフォーマンスと市場でのパフォーマンス 121 |
本章のまとめ 123 |
第5章 製品開発のプロセス── 製品コンセプトの創出から市場導入まで 127 |
組織のパターン 128 |
競争上の強力な武器──自動車全体のコンセプト 136 |
製品プランニング 142 |
製品エンジニアリング 148 |
工程エンジニアリング 156 |
本章のまとめ 161 |
第6章 プロジェクト戦略── 複雑さへの対応 165 |
製品のバラエティ 167 |
製品と工程の技術革新 168 |
部品メーカーの開発への関与 172 |
共通部品と流用部品──既製部品の活用 183 |
プロジェクト戦略がパフォーマンスに与えるインパクト 190 |
本章のまとめ 199 |
第7章 製造能力── 隠れた優位性の源 207 |
R&Dと製造の2分法を超えて 208 |
試作車の製作 216 |
金型の開発 225 |
パイロット・ランとランプアップ 230 |
製造能力のインパクト 237 |
本章のまとめ 245 |
第8章 問題解決サイクルの連携調整 247 |
基本的枠組み 248 |
開発段階の重複化と緊密なコミュニケーション 259 |
連携調整の実例──日本とアメリカにおける金型開発 271 |
調整された問題解決の条件 283 |
第9章 リーダーシップと組織──重量級のプロダクト・マネジャー 293 |
組織のパターン 295 |
統合のための4つのタイプ 300 |
プロダクト・マネジャーの技能と行動 303 |
組織とリーダーシップのパターン──データによる実証 314 |
組織とパフォーマンス 318 |
高いパフォーマンスを得るための組織改革 325 |
本章のまとめ 334 |
第10章 効果的な製品開発のパターン── 部分と全体 337 |
高パフォーマンスの量産車メーカーのパターン 338 |
高パフォーマンスの高級車専門メーカーのパターン 350 |
本章のまとめ──類似点と相違点 355 |
第11章 製品開発の将来── 競争・ツール・優位性の要因 359 |
製品間の競合関係と競争の同質化 360 |
変化する競争の焦点 368 |
組織および管理手法の新たな展開 382 |
第12章 自動車産業を超えて── 結論と展望 391 |
各テーマの実践 400 |
実践──基礎の構築 407 |
付録 411 |
参考文献 443 |
索引 453 |