第Ⅰ編 基礎編 |
第1章 マイクロ波加熱の特性・原理・特徴〈柴田長吉郎〉 4 |
1. はじめに 4 |
2. 電磁波の加熱作用 4 |
2.1 加熱物体からの輻射 4 |
2.2 電磁波と分極 5 |
2.2.1 電子分極 5 |
2.2.2 原子分極 5 |
2.2.3 配向分極 6 |
2.2.4 界面分極 6 |
2.3 分極と発熱作用 6 |
2.4 マイクロ波による加熱と浸透深さ 8 |
2.5 双極子によるマイクロ波加熱 9 |
2.6 マイクロ波加熱の周波数 10 |
3. マイクロ波の殺菌作用 11 |
4. マイクロ波加熱の特色 12 |
5. マイクロ波の利用法 14 |
第2章 マイクロ波電力の計算法〈戸石登志彦 後藤 洋一〉 16 |
1. 加熱のみの場合 17 |
1.1 基本式 17 |
1.2 実際の式 17 |
1.3 計算例 17 |
1.4 平均比熱 18 |
1.5 平均比熱の求め方 18 |
2. 水分乾燥の場合 20 |
2.1 記号の定義 20 |
2.2 基本式 21 |
2.3 含水率 21 |
2.4 実用上の式 21 |
2.5 略式 23 |
3. いろいろな物質の比熱 24 |
第3章 マイクロ波の防護と安全対策と利用上の注意事項〈山田 俊一〉 28 |
1. はじめに 28 |
2. 電波法上の問題 28 |
2.1 無線設備規則第65条(電界強度の許容値) 28 |
2.2 告示(高周波利用設備の電界強度の最大許容値の特例) 29 |
3. 人体周辺での電磁環境(電波利用における人体の防護指針) 29 |
3.1 防護指針 30 |
3.2 防護方策 31 |
4. 安全対策と保守点検 32 |
5. 利用上の注意事項 33 |
5.1 加熱対象物質のマイクロ波吸収特性 34 |
5.2 電力半減深度 34 |
5.3 被加熱物の変更 34 |
5.4 金属の影響 34 |
5.5 温度測定 34 |
5.6 均一加熱のための工夫 35 |
5.7 負荷の整合および無負荷運転 35 |
5.8 漏洩電波間題と作業環境 38 |
5.9 経済性の検討 38 |
5.10 電気通信監理局への届け出 41 |
6. おわりに 41 |
第4章 マイクロ波電波漏洩の防止法〈羽田 英夫〉 44 |
1. 漏洩問題と環境 44 |
2. 電波漏洩防止技術 45 |
2.1 マイクロ波ISM用機器と漏洩 45 |
2.1.1 機器の構成 45 |
2.1.2 アプリケータの基本構造と漏洩源 45 |
2.2 電波漏洩防止機構 51 |
2.2.1 構造体の接合条件 51 |
2.2.2 ドアの漏洩防止方法 51 |
2.2.3 開口部の漏洩防止方法 52 |
2.2.4 シャッターによる漏洩防止方法 55 |
2.2.5 共振器形アプリケータの漏洩防止方法 55 |
2.2.6 抵抗(吸収体)法 56 |
2.2.7 シールド法 57 |
2.2.8 その他の安全機構 58 |
第Ⅱ編 応用編(工業用マイクロ波応用技術) |
第1章 ゴム分野 |
第1節 ゴム工業への応用(概説)〈村山 照男〉 64 |
1. はじめに 64 |
2. ゴム予熱 66 |
3. ゴムの加硫 66 |
4. ゴムのマイクロ波吸収 68 |
第2節 マイクロ波ゴム加熱(実施例) 72 |
1. 四国計測工業㈱〈吉井 清明 堀川 栄〉 72 |
1.1 はじめに 72 |
1.2 ゴムのマイクロ波加熱 72 |
1.2.1 ゴムホースの製造工程 73 |
1.2.2 従来の問題点 75 |
1.2.3 なぜマイクロ波なのか 75 |
1.2.4 適用化試験結果 75 |
1.2.5 実機の設計 79 |
1.2.6 実用上の成果 81 |
1.3 その他のマイクロ波応用 82 |
1.3.1 漆器用木材料の乾燥 82 |
1.3.2 紙管 82 |
1.3.3 冷凍麺の解凍 82 |
1.4 おわりに 82 |
1.5 謝辞 83 |
2. 東京電力㈱・新日本無線㈱〈羽田 英夫 高橋 司〉 84 |
2.1 粘着テープ用ゴム材料の加熱装置 84 |
2.1.1 経緯および概要 84 |
2.1.2 設計仕様 85 |
2.1.3 構造設計 86 |
2.1.4 装置性能 89 |
2.1.5 実用効果 91 |
第3節 ゴム工業におけるマイクロ波加熱の応用装置〈村山 照男〉 93 |
1. はじめに 93 |
2. マイクロ波連続加硫装置 93 |
2.1 連続加硫 93 |
2.2 マイクロ波連続加硫装置の実際 94 |
2.2.1 マイクロ波連続加硫装置の基本構成 94 |
2.2.2 スポンジゴム用マイクロ波連続加硫ライン 99 |
2.2.3 メタルインサートゴムの連続加硫ライン 100 |
3. マイクロ波ゴム予熱装置 104 |
4. インジェクション成型機への応用 106 |
第2章 セラミックス分野 |
第1節 概説〈岡田 文明 二川 佳央〉 110 |
1. はじめに 110 |
2. セラミックスに対する誘電加熱 110 |
3. 陶磁器分野への応用 110 |
4. セラミックス粉末の乾燥 111 |
5. セラミックスの焼結 111 |
5.1 単一モードアプリケータ 111 |
5.2 進行波共振器アプリケータ 112 |
5.3 ミリ波利用多重モードアプリケータ 113 |
6. セラミックスの接合 114 |
7. セラミックス誘電率の高温特性の測定 114 |
8. おわりに 116 |
第2節 陶磁器分野への応用(事例)〈村中 恒男 武 邦明〉 117 |
1. はじめに 117 |
2. 陶磁器の製造工程 117 |
3. マイクロ波加熱導入の考え方 118 |
4. 従来の“一次乾燥”法とその問題点 119 |
4.1 従来の一次乾燥法 119 |
4.2 問題点 119 |
5. マイクロ波加熱による“一次乾燥” 119 |
5.1 マイクロ波一次乾燥法 119 |
5.2 マイクロ波加熱を利用した場合の効果 120 |
5.3 マイクロ波一次乾燥の実際例 121 |
6. 陶磁器の一次乾燥の経済比較 122 |
7. おわりに 123 |
第3節 セラミックス分野への応用 124 |
1.マイクロ波加熱と焼結・接合技術(解説)〈福島 英沖〉 124 |
1.1 はじめに 124 |
1.2 マイクロ波加熱の原理,特徴,問題点 124 |
1.3 マイクロ波焼結 127 |
1.3.1マルチモード方式による焼結 128 |
1.3.2 シングルモード方式による焼結 134 |
1.4 マイクロ波接合 137 |
1.5 今後の展望 140 |
2. マイクロ波加熱法によるアルミナ,窒化ケイ素,炭化ケイ素の接合〈佐藤 忠夫〉 144 |
2.1 はじめに 144 |
2.2 マイクロ波加熱法の原理 144 |
2.3 接合方法 145 |
2.3.1 マイクロ波加熱接合装置 145 |
2.3.2 接合試料 145 |
2.3.3 試料の設置および加熱方法 145 |
2.3.4 接合体の微小硬度測定 146 |
2.3.5 接合体の曲げ試験方法 146 |
2.4 接合結果 146 |
2.4.1 接合における温度履歴 146 |
2.4.2 接合条件と接合の成否 147 |
2.4.3 接合部のマイクロビッカース硬度 148 |
2.4.4 接合体の曲げ強度 150 |
2.4.5 各種セラミックス接合体の曲げ試験結果の比較 153 |
2.4.6 接合面の観察 153 |
2.5 おわりに 156 |
3. 機能性セラミックスのマイクロ波焼結〈福島 英沖〉 157 |
3.1 はじめに 157 |
3.2 マイクロ波加熱制御システム 157 |
3.3 セラミックスのマイクロ波焼結 159 |
3.3.1 各種セラミックスの焼結性 159 |
3.3.2 PZTの焼結 161 |
3.3.3 ZnOバリスタの焼結 163 |
3.4 おわりに 163 |
4. セラミックス焼結用大電力ミリ波源と炉設計〈佐藤 元泰 武藤敬〉 166 |
4.1 はじめに 166 |
4.2 焼結炉に要求されるマイクロ波電力 166 |
4.3 マイクロ波炉の型式と周波数の選定 167 |
4.3.1 共鳴型 167 |
4.3.2 非共鳴型 167 |
4.3.3 焼結体の肉厚と周波数 168 |
4.3.4 昇温 断熱 制御 168 |
4.4 マイクロ波源 169 |
4.5 おわりに 170 |
第3章 木材分野 |
第1節 概説〈越島 哲夫〉 172 |
第2節 木材の酵素糖化におけるマイクロ波利用(解説)〈越島 哲夫〉 177 |
1. はじめに 177 |
2. リグノセルロースの酵素糖化に及ぼすマイクロ波照射効果 177 |
3. マイクロ波加熱がヘミセルロースに及ぼす効果 178 |
4. マイクロ波加熱がリグニンに及ぼす効果 179 |
5. マイクロ波加熱がセルロースに及ぼす効果 181 |
6. セルロースの酵素糖化に及ぼすリグニンならびに酢酸添加効果 183 |
7. リグノセルロースのマイクロ波を用いる酸糖化 184 |
8. マイクロ波加熱したリグノセルロースの酵素糖化とアルコール発酵 185 |
9. マイクロ波加熱により木材に生成する細孔の分布とその酵素糖化に及ぼす効果 187 |
第3節 マイクロ波による木材等の軟化 196 |
1. 木材の軟化(解説)〈則元 京〉 196 |
1.1 木材の曲げ加工 196 |
1.2 丸太の角材への成形 203 |
1.3 反狂材の矯正 206 |
1.4 その他 207 |
2.竹の軟化・加工(解説)〈森 光正〉 210 |
2.1 はじめに 210 |
2.2 竹の構造 210 |
2.3 竹の平板加工 210 |
2.3.1 可塑化 210 |
2.3.2 変形 215 |
2.3.3 固定 219 |
2.4 竹の平板製品 219 |
第4節 マイクロ波による木材の乾燥 220 |
1. 木材の乾燥(解説)〈則元 京〉 220 |
1.1 木材のマイクロ波加熱と乾燥 220 |
1.2 ひき板の乾燥 223 |
1.3 木材含水率の均一化 227 |
2,熊木彫りへの応用(事例)〈戸石登志彦 後藤 洋一〉 229 |
第5節 マイクロ波による樹脂の硬化・接着 233 |
1. マイクロ波による接合-木材接着および古紙(PEラミネート系)によるボード化(解説)〈櫻井 廣明〉 233 |
1.1 はじめに 233 |
1.2 木材接着への利用 233 |
1.2.1 温度上昇経過 233 |
1.2.2 集成材接着への利用 235 |
1.3 古轟氏の軽量ボードヘの利用 237 |
1.3.1 温度上昇経過 237 |
1.3.2 製造した軽量ボードの特徴 238 |
1.4 おわりに 239 |
2. 鉛筆製造工程への応用(事例)〈村中 恒男 豊島 雅和〉 241 |
2.1 はじめに 241 |
2.2 従来の製造方法 241 |
2.3 基礎実験 243 |
2.3.1 マイクロ波加熱接着剤硬化実験 243 |
2.3.2 品質確認 243 |
2.4 マイクロ波鉛筆板乾燥装置 244 |
2.4.1 装置構成・仕様 244 |
2.4.2 インデックス・テーブル 245 |
2.4.3 マイクロ波加熱結果 247 |
2.5 おわりに 247 |
3. 樹脂の硬化・化学加工(解説)〈則元京〉 248 |
第6節 マイクロ波を用いる木材の連続加水分解装置(事例)〈都宮 孝彦 東 順一〉 252 |
1. マイクロ波加水分解概要 252 |
2. マイクロ波連続処理の概要 253 |
3. マイクロ波の発振と装置の制御 255 |
4. 木材のマイクロ液加水分解処理効果 257 |
5. その他の原料での糖類の製造 257 |
第4章 食品分野 |
第1節 概説〈柴田長吉郎〉 262 |
はじめに 262 |
乾燥 262 |
テンパーリング・解凍 263 |
膨化 263 |
殺菌・防徽作用とブランチング 263 |
調理 266 |
第2節 マイクロ波の特徴〈柴田長吉郎〉 267 |
第3節 食品産業における利用例 268 |
1. 食品産業におけるマイクロ波処理の利点(解説)〈谷繁夫〉 268 |
2. マイクロ波による乾燥 270 |
2.1 茶葉の乾燥火入れ(事例)〈山田 俊一〉 270 |
2.1.1 茶葉の製造工程 270 |
2.1.2 マイクロ波加熱の適用 271 |
2.1.3 マイクロ波遠赤外線茶葉乾燥火入機NJE6007 271 |
2.1.4 マイクロ波乾燥火入れにより製造した茶葉のビタミンCの含量 274 |
2.2 油揚げの減圧乾燥(事例)〈谷繁夫 深田 修三〉 277 |
2.3 野菜類の減圧乾燥(事例)〈村中 恒男 後藤 洋一 武邦明〉 280 |
2.3.1 はじめに 280 |
2.3.2 減圧乾燥 280 |
2.3.3 野菜の粉末製造工程 282 |
2.3.4 マイクロ波減圧乾燥装置 283 |
2.3.5 加熱・乾燥例 286 |
2.3.6 おわりに 287 |
2.4 乾燥糀の製造工程への応用(事例)〈中村 諭〉 289 |
2.5 ほたて貝柱の加熱・乾燥(事例)〈村中 恒男 豊島 雅和 武 邦明〉 291 |
2.5.1 はじめに 291 |
2.5.2 ほたて月(帆立貝) 291 |
2.5.3 焙乾(ばいかん)とは 291 |
2.5.4 乾燥貝柱の製造工程 292 |
2.5.5 マイクロ波加熱の利用 292 |
2.5.6 マイクロ波加熱“焙乾”実験 293 |
2.5.7 マイクロ波焙乾装置 294 |
2.5.8 その他の用法・効果 296 |
2.5.9 おわりに 297 |
3. マイクロ波によるテンパーリング・解凍 298 |
3.1 豚ロースの解凍(事例)〈谷 繁夫 深田 修三〉 298 |
3.2 鶏肉・牛肉の自動テンパーリング(事例)〈伊東 正晃〉 300 |
3.2.1 はじめに 300 |
3.2.2 マイクロ波解凍とテンパーリング 300 |
3.2.3 鶏肉テンパーリング装置 301 |
3.2.4 牛肉テンパーリング装置 303 |
3.2.5 おわりに 306 |
3.3 冷凍畜肉・魚肉の解凍(事例)〈村中 恒男 戸石登志彦〉 307 |
3.3.1 はじめに 307 |
3.3.2 従来の解凍方法 307 |
3.3.3 マイクロ波解凍 307 |
3.3.4 マイクロ波解凍の特徴 310 |
3.3.5 マイクロ波解凍装置 310 |
3.3.6 マイクロ波解凍例 312 |
3.3.7 マイクロ波解凍の総合評価 315 |
3.3.8 おわりに 316 |
4.マイクロ波による膨化 317 |
4.1マイクロ波による膨化(解説)〈荒木 英之〉 317 |
4.1.1準結合水領域食品の膨化乾燥 317 |
4.1.2 実用化の事例 317 |
4.1.3 おわりに 319 |
4.2 インスタントラーメンの具の製造(事例)〈谷 繁夫 深田 修三〉 321 |
5. マイクロ波による殺菌・滅菌・防徴 323 |
5.1 マイクロ波によるブランチング-加熱による大豆中の酵素失活(事例)〈谷 繁夫 深田 修三〉 323 |
5.2 包装餅の殺菌・防徴(事例)〈谷 繁夫 深田 修三〉 325 |
5.3 食パン・高級和洋菓子の防徴(事例)〈鈴木実〉 329 |
5.3.1 はじめに 329 |
5.3.2 和洋菓子の殺菌・日もち延長 329 |
5.3.3 マイクロ波殺菌のメリット 329 |
5.3.4 団子の殺菌 330 |
5.3.5 生八橋 330 |
5.3.6 しそ菓子 332 |
5.3.7 焼き菓子(乳菓),バームクーヘン 332 |
5.3.8 ライブレッドの殺菌 332 |
5.3.9 食パンのマイクロ波殺菌 334 |
5.3.10 カップゼリー 335 |
5.3.11 おわりに 335 |
6. マイクロ波による調理 337 |
6.1 マイクロ波フライヤー(事例)〈谷 繁夫 深田 修三〉 337 |
6.2 鶏肉調理(事例)〈伊東 正晃〉 342 |
6.2.1 はじめに 342 |
6.2.2 鶏肉の調理とFMF方式について 342 |
6.2.3 唐揚げ製造ラインへの応用例 343 |
6.2.4 おわりに 346 |
6.3 ハンバーガー用パンの加熱(事例)〈村中 恒男 豊島 雅和 武 邦明〉347 |
6.3.1 はじめに 341 |
6.3.2 装置の概要 341 |
6.3.3 マイクロ波照射部 348 |
6.3.4 実装運転 352 |
6.3.5 おわりに 352 |
7. マイクロ波加熱調理 354 |
7.1 新加工米の製造(事例)〈牧野 靖 村中 恒男〉 354 |
7.1.1 はじめに 354 |
7.1.3 製造工程 354 |
7.1.4 研ぎ汁の廃液処理 355 |
7.1.5 マイクロ液による“お米”の加熱 356 |
7.1.6 減圧冷却・乾燥処理 356 |
7.1.7 “新加工米”の製造システム 356 |
7.1.8 マイクロ波加熱 減圧冷却・乾燥処理装置 357 |
7.1.9 マイクロ波加熱 減圧冷却・乾燥処理による“新加工米”の特徴 358 |
7.1.10 “新加工米”の処理例 359 |
7.1.11 おわりに 360 |
7.2 カマボコの“足”出し(事例)〈村中 恒男 武 邦明〉 362 |
7.2.1 はじめに 362 |
7.2.2 カマボコの“足”の増強方法 362 |
7.2.3 マイクロ波加熱による“足”の増強効果 364 |
7.2.4 マイクロ波カマボコ製造工程 365 |
7.2.5 マイクロ波カマポコ製造装置 367 |
第4節 電子レンジの利用 369 |
1. 電子レンジ加熱の基礎〈肥後 温子〉 369 |
1.1 調理機器の発達 369 |
1.2 マイクロ波加熱による昇温特性 369 |
1.3 誘電損失係数と電波の浸透の深さ 372 |
1.4 電子レンジ加熱の特徴 374 |
1.4.1 マイクロ波加熱の利点と欠点 374 |
1.4.2 マイクロ波加熱による物性変化 374 |
1.4.3 マイクロ波加熱による成分変化 376 |
1.5 電子レンジのさまざまの利用法 378 |
2. 電子レンジ食品〈水澤 一〉 382 |
2.1 電子レンジ食品における技術課題 382 |
2.1.1 加熱ムラによる品質の劣化 382 |
2.1.2 内部からの水分移行による品質の劣化 383 |
2.1.3 焼き目がつかない 383 |
2.2 最近の技術 384 |
2.2.1 加熱ムラの解消 384 |
2.2.2 水分移行の防止 385 |
2.2.3 焼き目付け 385 |
3. 電子レンジ食品の包装材料〈平田 孝〉 388 |
3.1 はじめに 388 |
3.2 包装容器に要求される耐熱性 388 |
3.3 マイクロ波透過性 388 |
3.4 容器と食品との相互作用 391 |
3.5 電子レンジ食品用包装材料の種類 393 |
3.6 おわりに 395 |
4. 家庭用・業務用電子レンジの規格・基準〈池田 友彦〉 396 |
4.1 はじめに 396 |
4.2.1 適用範囲 396 |
4.2.2 用語の定義 397 |
4.2.3 種類 397 |
4.2.4 定格 397 |
4.2.5 性能 398 |
4.2.6 構造 399 |
4.2.7 材料 400 |
4.2.8 試験 401 |
4.2.9 検査 404 |
4.2.10 製品の呼び方 405 |
4.2.11表示 405 |
4.2.12 使用上の注意事項 405 |
4.2.13 調理性能(参考) 406 |
4.3 電気用品取締法における技術上の基準 411 |
4.4 電波法における規格・基準 413 |
4.5 家庭用品品質表示法における規格・基準 413 |
4.6 電子レンジの表示 415 |
第5節 今後の問題〈柴田長吾郎〉 416 |
1. はじめに 416 |
2. 加熱効率 416 |
3. 不均一加熱 416 |
4. 経済的検討 416 |
5. 周波数帯の問題 417 |
6. マイクロ波の特殊作用 417 |
第5章 医療分野 |
第1節 概説〈二川 佳央 岡田 文明〉 420 |
1. はじめに 420 |
2. 生体のマイクロ波物性 420 |
3. マイクロ波の治療への応用 423 |
3.1 極超短波治療 423 |
3.2 マイクロ波組織凝固 423 |
3.3 マイクロ波ハイパーサーミア 423 |
4.マイクロ波の診断への応用 427 |
第2節 治療への応用 429 |
1. マイクロ波によるがん治療(ハイパーサーミア) 429 |
1.1マイクロ波によるがん治療(解説)〈菊地 眞〉 429 |
1.1.1 はじめに 429 |
1.1.2 温熱によるがん治療のメカニズム 431 |
1.1.3 マイクロ波による生体加温 434 |
1.1.4 電磁波防護の問題 446 |
1.2 ハイパーサーミア装置-オリンパス光学工業㈱製(事例)〈五反田正一〉 450 |
1.2.1 はじめに 450 |
1.2.2 艦内加温 452 |
1.2.3 体腔内マイクロ波加温装置 453 |
1.2.4 おわりに 456 |
1.3 ハイパーサーミア装置㈱トキメック製(事例)〈金子 龍司〉 458 |
1.3.1 装置の概要 458 |
1.3.2 アプリケータ 458 |
1.3.3 温度計測と加温制御 460 |
1.3.4 治療の実際 462 |
2. ジアテルミー治療(物理療法)〈難波寿美夫〉 464 |
2.1 概要 464 |
2.2 マイクロ波治療器と構成 464 |
2.2.1 基本構成 465 |
2.2.2 マグネトロンの構造および動作原理 465 |
2.2.3 照射器 468 |
2.3 生理学的作用 468 |
2.4 一般的な使用方法 469 |
2.4.1 適応量 469 |
2.4.2 手順 470 |
2.4.3 治療上の注意 470 |
2.5 適応 470 |
2.6 禁忌 470 |
2.7 危険および注意 470 |
3. マイクロ波組織凝固〈銭谷 利男〉 472 |
3.1 はじめに 472 |
3.2 凝固壊死 472 |
3.3 マイクロ波の誘電熱と人体組織 472 |
3.4 マイクロ波による組織凝固 475 |
3.5 マイクロ波組織凝固の臨床的基礎試験 475 |
3.6 臨床応用の広がり 480 |
3.7 おわりに 480 |
第3節 医学への応用 483 |
1. マイクロ波サーモグラフイ(解説)〈水品 静夫 大庭 弘行〉 483 |
1.1 はじめに 483 |
1.2 測定の様子 483 |
1.3 輝度温度 484 |
1.4 温度プロフィール 487 |
1.5 組織温度測定の分解能 488 |
1.6 5周波マイクロ波ラジオメータ 489 |
1.7 温度校正 492 |
1.8 実験結果 492 |
1.9 ほかの研究機関における研究 493 |
1.10 要求される温度精度 493 |
1.11 おわりに 494 |
2. マイクロ波によるサーモCT〈宮川 道夫〉 496 |
2.1 はじめに 496 |
2.2 マイクロ波CTの原理と実験装置 497 |
2.3 サーモCTとしてのマイクロ波CTの性能評価 500 |
2.3.1 空間分解能について 500 |
2.3.2 温度分解能について 502 |
2.4 おわりに 503 |
第4節 ニューロサイエンスー脳研究への応用(解説)脳内酵素失活のためのマイクロ波照射装置の開発とその有用性〈丸山 悠司〉 506 |
1. はじめに-機器開発の概要とその評価- 506 |
2. 機器の構成 508 |
3. アニマルホルダ 509 |
4. サーモグラフィによるラットおよびマウス脳内の温度分布の解析 509 |
5. 照射時間に対する温度上昇の効果 510 |
6. マイクロ波照射によるカテコールアミン,インドールアミンおよびそれら関連代謝物の死後変化阻止 511 |
7. 脳内活性物質の熱安定性 511 |
8. 光顕および電顕によるマイクロ波加熱脳組織構造の観察 512 |
9. おわりに 514 |
第5節 その他の応用マイクロ波メス~平和電子工業㈱製〈銭谷 利男〉 517 |
1. はじめに 517 |
2. マイクロ波メスの誘電加熱電力 517 |
3. マイクロ波メス手術電極の誘電発熱電力の実測法 520 |
4. 装置の安全構成 520 |
4.1 マイクロ波発振部と電源部 520 |
4.2 監視制御部 522 |
4.3 マイクロ波伝送部 522 |
4.4 出力適用部 523 |
4.5 組織解離装置 526 |
4.6 不要幅射防止装置 526 |
5. 高周波電界と人体作用電流の経路 527 |
6. マイクロ波の電磁障害とマイクロ波メス 527 |
6.1 通信および電気機器への高周波利用医療機器の障害対策 528 |
6.2 人体に対する障害の予防 528 |
6.3 マイクロ波の眼手術への応用をめぐる試験研究 529 |
7. おわりに 530 |
第6章 原子力分野 |
第1節 概説〈柴田長吉郎〉 534 |
1. はじめに 534 |
2. 核燃料の処理 535 |
3. 不要廃棄物の処理 535 |
3.1 高濃度廃棄物 535 |
3.2 低濃度廃棄物 536 |
3.3 放射能含有体脱水装置 536 |
4. コンクリート表面の破砕除去 536 |
第2節 燃料再処理での脱硝設備への応用(解説)〈松本浩一〉 538 |
1. 脱硝技術の概要 538 |
2. マイクロ波による脱硝反応 538 |
3. マイクロ波加熱装置の概要 540 |
3.1 設備構成および周辺設備 540 |
3.2 マイクロ波脱硝装置 541 |
3.3 安全設計への配慮 542 |
3.3.1 閉じ込め 542 |
3.3.2 臨界安全 542 |
3.3.3 放射線遽へい管理 542 |
4. おわりに 543 |
第3節 原子力施設からの廃棄物の溶融固化(解説)〈大内 優〉544 |
1. はじめに 544 |
2. マイクロ波溶融法の特徴 544 |
3. マイクロ波溶融設備概要 545 |
4. PWTF実証試験 547 |
5. 溶融固化体特性 550 |
6. おわりに 550 |
第4節 原子炉の破砕・はく離(解説)〈安中 秀雄〉 552 |
1. マイクロ波照射によるコンクリートの破砕 |
1.1 はじめに 552 |
1.2 破砕の原理 552 |
1.3 マイクロ波のコンクリート中への伝播浸透 553 |
2. 原子力施設の解体への活用と必要条件 554 |
2.1 原子力施設と放射能 554 |
2.2 汚染コンクリート除去に必要な条件 556 |
3. コンクリート破砕効果に及ぼすマイクロ波照射条件 556 |
3.1 マイクロ波照射方法 557 |
3.2 破砕効果に及ぼす反射波の影響 558 |
3.3 照射距離と破砕効果 559 |
3.4 マイクロ波出力と破砕効果 560 |
3.5 複数同時並列照射による破砕効果 560 |
3.6 破砕効果とスキャニング速度 560 |
3.7 マイクロ波照射時のコンクリート内部温度分布 562 |
3.8 破砕効果に及ぼすコンクリート中の含水量の影響 563 |
4. 原子炉解体としての特徴 565 |
4.1 汚染防護対策 565 |
4.2 装置の構成 566 |
4.3 破砕時の反力と壁・天井面への適用 569 |
5.実用化に向けて 570 |
第7章 プラズマ分野 |
第1節 概説〈坂本雄一〉 574 |
1.はじめに 574 |
2.平衡プラズマの応用 576 |
2.1 直流アーク 576 |
2.2 高周波プラズマ・トーチ 579 |
2.3 平衡プラズマの利用される分野 581 |
2.3.1 切断および溶接 582 |
2.3.2 分析 582 |
2.3.3 焼結 584 |
2.3.4 冶金 584 |
2.3.5 プラズマ溶射 584 |
2.3.6 超微粒子の生成 584 |
3. 非平衡プラズマの生成と応用 584 |
3.1 典型的な非平衡プラズマの生成 585 |
3.1.1 直流グロー放電 585 |
3.1.2 RF(短波)放電プラズマ 586 |
3.1.3 マイクロ波放電プラズマ 589 |
3.2 非平衡プラズマの応用 591 |
第2節 表面処理への利用 594 |
1. 理論・概説-プラズマによる高分子表面の改質(解説)〈多留 康矩〉 594 |
1.1 プラズマ処理の概念 594 |
1.2 プラズマ処理方法 594 |
1.3 高分子材料表面のプラズマ反応機構 596 |
1.3.1 特性基の生成 597 |
1.3.2 高分子表面のエッチング 601 |
1.3.3 プラズマグラフト化 602 |
1.3.4 プラズマ重合膜による表面コーティング 602 |
1.3.5 プラズマ誘起グラフト重合 603 |
1.4 プラズマ改質の応用 603 |
1.4.1 表面保護への応用 603 |
1.4.2 光学材料への応用 603 |
1.4.3 分離膜への応用 605 |
1.4.4 医用材料への応用 605 |
1.4.5 その他への応用 606 |
2.プラズマ処理と応用(事例)〈戸石登志彦 後藤 洋一〉 608 |
2.1 はじめに 608 |
2.2 放電プラズマ現象 608 |
2.2.1プラズマの生成 609 |
2.2.2 直流放電 609 |
2.2.3 高周波(マイクロ波)放電 610 |
2.3 マイクロ波プラズマ処理装置の概要 610 |
2.4 マイクロ波プラズマ処理の特徴 614 |
2.5 応用事例 616 |
2.5.1 食器類の処理 616 |
2.5.2 自動車プラスチックバンパの処理 617 |
2.5.3 ゴルフボールの表面処理 618 |
2.5.4 医療用プラスチック部品 619 |
2.5.5 電気機器部品 619 |
2.5.6 繊維の処理(参考事例) 619 |
2.5.7 通信ケーブルの処理 621 |
2.5.8 その他 621 |
2.6 おわりに 622 |
第3節 薄膜への利用 623 |
1. ダイヤモンド〈加茂 睦和〉 623 |
1.1 はじめに 623 |
1.2 合成法 624 |
1.3 ダイヤモンドの合成 625 |
1.3.1 気相の活性化と炭素濃度 626 |
1.3.2 基板温度 629 |
1.3.3 基板の影響 630 |
1.4 気相合成ダイヤモンドの評価 631 |
1.5 おわりに 634 |
2. マイクロ波プラズマCVD法によるダイヤモンドコーティング工具の製造と性能(事例)〈伊藤 利通〉 636 |
2.1 はじめに 636 |
2.2 ダイヤモンドコーティング工具の製造 637 |
2.3 ダイヤモンドコーティングチップの性能 644 |
2.3.1 AI-Si合金の切削加工 644 |
2.3.2 セラミックスの切削加工 652 |
2.3.3 FRPの切削加工 653 |
2.4 おわりに 656 |
第8章 特殊応用(計測への応用) |
第1節 概説 〈伊藤 利通〉 660 |
1. はじめに 660 |
2. 重量・水分センサの研究状況 661 |
2.1 重量計(坪量計・厚さ計) 661 |
2.1.1 近赤外線透過吸収方式 661 |
2.1.2 紫外線透過吸収方式 661 |
2.1.3 放射線透過吸収,反射方式 661 |
2.1.4 光学的干渉縞方式 661 |
2.1.5 静電容量方式 662 |
2.1.6 超音波方式 662 |
2.2 水分計 662 |
2.2.1 二色・三色赤外線反射方式 662 |
2.2.2 カールフィッシャ滴定方式 662 |
2.2.3 中性子線方式 662 |
2.2.4 電気容量方式 662 |
2.2.5 電気伝導方式 662 |
2.2.6 マイクロ波透過,共振器方式 663 |
3. 木材用水分センサ 663 |
3.1 高周波による木材用水分センサ 663 |
3.2 X線による木材用水分センサ 663 |
3.3 マイクロ波による木材用水分センサ 663 |
4. マイクロ波センサの特徴 663 |
4.1 重量と水分との同時計測(ハイブリッドセンサ) 663 |
4.2 瞬時計測 664 |
4.3 高感度計測 664 |
4.4 非破壊・非接触計測 664 |
4.5 固体・液体・気体状態での計測 664 |
第2節 マイクロ波センサによる重量・水分の計測方法〈中山 茂〉 665 |
1. はじめに 665 |
2. 混合物質の誘電率 666 |
3. マイクロ波共振特性の変化 667 |
3.1 第一次近似 668 |
3.2 第二次近似 669 |
3.3 高次近似 670 |
4. マイクロ波センサシステム構成 671 |
4.1 マイクロ波システム 671 |
4.2 コンピュータシステム 672 |
4.3 トラッキングジェネラタ・スペクトラルアナライザシステム 672 |
第3節 計測用マイクロ波共振器の設計と特性〈中山 茂〉 675 |
1. はじめに 675 |
2. 方形型共振器 675 |
2.1 ギャップ付き方形型共振器 675 |
2.2 スロットアンテナ付き方形型共振器 676 |
3. リエントラント型共振器 677 |
3.1 ギャップ付きリエントラント型共振器 677 |
3.2 ホール付きリエントラント型共振器 677 |
4. 同軸型共振器 677 |
4.1 同軸型共振器 677 |
4.2 開放型同軸共振器 678 |
4.3 スロットアンテナ付き同軸型共振器 668 |
第4節 シート状物質の厚さ計〈中山茂〉 683 |
1. 解説 683 |
2. シート状物質の厚さ計測実験 684 |
2.1 スロットアンテナ付き方形型共振器 684 |
2.2 開放同軸型共振器 684 |
3. おわりに 688 |
第5節 チップ状物質の水分計〈中山茂〉 690 |
1. 解説 690 |
2. 骨材用低水分水分センサの実験 692 |
2.1 骨材用水分センサの原理 693 |
2.2 スロットアンテナ付き同軸型共振器の特性 693 |
2.3 骨材の水分計測の実験 693 |
3. おわりに 695 |
第6節 パルプの濃度計〈中山茂〉 696 |
1. 解説 696 |
2. パルプ濃度の計測実験 697 |
2.1 スロットアンテナ付き同軸型共振器の特性 697 |
2.2 パルプ濃度の測定 697 |
第7節 木材の重量・水分グレーダーの研究〈中山 茂〉 700 |
1. 解説 700 |
2. 木材の重量と含水量との同時計測実験 701 |
2.1 方形型共振器によるBM計測 701 |
2.2 リエントラント型共振器によるBM計測 703 |
3. 木材用水分グレーダー 706 |
3.1 開口同軸型空胴共振器の特性 707 |
3.2 木材水分率の計測 707 |
4. 開放同軸塑共振器アレイによる水分グレーダー 708 |
5. おわりに 711 |
第9章 その他の工業分野への応用 |
第1節 概説〈山田 俊一〉 716 |
1. はじめに 716 |
2. 米菓の膨化焼成 716 |
3. 弁当の再加熱装置 718 |
4. マーガリンの熟成 720 |
5. 化学療法への利用 720 |
6. 注射剤の滅菌 721 |
7. 染色への応用 722 |
8. 紙製品への応用 723 |
9. 放射性含有動物脱水装置 723 |
10. 電力輸送 723 |
11. その他の応用例 725 |
第2節 マイクロ波の非熟効果の視点から 727 |
1. 木材分野への応用と非熱作用(解説)〈越島 哲夫〉 727 |
2. 化学反応への応用と非熱作用(解説)〈柴田長吉郎〉 733 |
2.1 はじめに 733 |
2.2 電界の効果の確認実験 735 |
2.2.1 炭酸水素ナトリウム水溶液の分解反応 736 |
2.2.2 過酸化水素水溶液の分解 736 |
2.2.3 エステルの加水分解 737 |
2.3 海外の事例 737 |
2.3.1 二酸化マンガンの製造 737 |
2.3.2 セラミックスの焼成 738 |
2.3.3 有機合成反応 738 |
2.4 今後の応用について 739 |
第3節 鋳物業界への応用(事例)〈村中 恒男 戸石登志彦 都築 博文 後藤 洋一〉 741 |
1. はじめに 741 |
2. 砂型(中子)の加熱・乾燥(キュアリング) 741 |
2.1 フラン砂の場合 741 |
2.2 CO2型砂の場合 743 |
3. 複雑な砂型を形成するための砂型同士の接着 743 |
4. 砂型内面に塗布されている塗型剤の乾燥 744 |
5. ロストワックス方法でのユリア樹脂模型の脱型 746 |
6. おわりに 749 |
第4節 薬品乾燥への応用(事例)〈伊東 正晃〉 750 |
1. はじめに 750 |
2. 医薬品へのマイクロ波減圧乾燥事例 750 |
3. 薬剤原料Cの結晶水乾燥事例 752 |
4. おわりに 754 |
第5節 ペットフーズの製造(事例)〈池田 友彦〉 756 |
第6節 そばがら殺虫への応用(事例)〈羽田 英夫〉 758 |
1. はじめに 758 |
2. 単体そばがら処理装置 758 |
2.1 システムの流れ 758 |
2.2 主要構成機器の機能 759 |
2.2.1 アプリケータ(マイクロ波加熱部)部 759 |
2.2.2 原料供給系装置 761 |
2.2.3 処理済原料(製品)の搬送と保管 761 |
2.2.4 制御部 761 |
2.3 仕様と効果 762 |
3. ケース(布袋)入りそばがら殺虫装置 765 |
第7節 畳のダニ殺虫(事例)〈村中 恒男 戸石登志彦〉 767 |
1. はじめに 767 |
2. マイクロ波殺虫について 768 |
3. マイクロ波加熱実験 768 |
4. マイクロ波畳殺虫装置について 769 |
5. 畳による実装運転 770 |
6. マイクロ波畳殺虫装置の特徴 771 |
7. おわりに 772 |
第8節 フェルト乾燥への応用〈伊東 正晃〉 774 |
1. はじめに 774 |
2. フェルト製造工程と間老点 774 |
3. フェルトのマイクロ波乾燥特性 775 |
4. マイクロ波によるフェルト乾燥事例 776 |
5. おわりに 778 |
第9節 ガラスクロス中における導電性異物の放電検出〈加藤 竜哉〉 779 |
1. はじめに 779 |
2. ガラスクロス中の導電性異物 779 |
3. 種々の導電性異物検出装置 780 |
3.1 電圧印加型検出装置 780 |
3.2 磁界利用の検出装置 782 |
3.3 LC発振器を利用した検出装置 782 |
3.4 マイクロ波を利用した非破壊方式の検出装置 782 |
4. 高周波放電を利用した検出装置 783 |
5. おわりに 787 |
第Ⅰ編 基礎編 |
第1章 マイクロ波加熱の特性・原理・特徴〈柴田長吉郎〉 4 |
1. はじめに 4 |