第1章 ソフトウェアプロセス改善-ランドラッシュ- 1 |
プロセス改善のイメージ 3 |
本書の構成 6 |
PLAN:リスクを識別し、何をすべきか決定する 6 |
プロセス改善のビジネス上の緊急性 8 |
プロセス改善に対する投資の価値 9 |
組織のプロセス改善に対する対応性 11 |
DO:成功への構造化 13 |
鍵を握る人々の支援を得る 14 |
アプローチおよびプロジェクト計画の文書化 14 |
CHECK:成功を測る 16 |
基本的なソフトウェア尺度 16 |
期待の枠組み作り 17 |
中間結果 19 |
ACTION:成功をてこにする 20 |
改善領域を特定する強力な方法 21 |
成功したベストプラクティスを広げる 21 |
結論 23 |
第1部 PLAN リスクの特定と解決 26 |
第2章 ソフトウェアプロセスアセスメント:大地に杭を打つ 28 |
アセスメントの範囲 29 |
ISO9001,ISO9000-3 29 |
プロセス成熟度モデル(CMM) 31 |
ソフトウェア品質と生産性のアセスメント(SQPA) 31 |
品質成熟度システム(QMS) 34 |
Malcolm Baldrige賞 35 |
アセスメントの選択 36 |
何がアセスメントを成功させるか 40 |
結論 41 |
第3章 ソフトウェアのコアコンピテンスのための計画作成 44 |
ソフトウェアのコアコンピテンス計画の作成 46 |
管理者のリーダシップ:事前計画作成 47 |
コアコンピテンス計画の9つのステップ 49 |
コアコンピテンス計画の遂行 58 |
コアコンピテンスに向けた進捗の計測 59 |
コアコンピテンスへの道を閉ざす障害の除去 63 |
結論 64 |
第4章 ソフトウェアプロセス改善の投資モデル 66 |
ソフトウェアマネジメントコストモデル 67 |
モデルの新規開発コンポーネント 67 |
モデルの保守コンポーネント 68 |
モデルの手戻り作業コンポーネント 69 |
ソフトウェアマネジメントの完全なコストモデル 71 |
モデルの応用 72 |
改善への期待を設定する-インスペクションの場合 73 |
より積極的な期待-再利用の場合 74 |
投資選択のポートフォリオ 76 |
いくら投資すべきか? 78 |
結論 79 |
第5章 ソフトウェアプロセス改善に対するマネジメントコミットメントの獲得 81 |
マネジメントコミットメントに影響を与えるビジネス視点 83 |
戦略的コンポーネント-「全体像」はあるか? 83 |
戦略的コンポーネント雨漏れはないか? 86 |
要約 90 |
マネジメントコミットメントに影響を与える組織的視点 91 |
戦略的コンポーネント-我々はどのリーグにいるのか? 91 |
戦略的コンポーネント-今こそ・・・何をなすべきか? 94 |
要約 96 |
マネジメントコミットメントの力の場の利用 96 |
力の場分析の準備 97 |
力の場分析に基づいたアクション 98 |
補遺:ソフトウェア依存ビジネスのマネジメントへの提言 100 |
リーダシップ 100 |
計画 101 |
組織 101 |
管理 101 |
第2部 DO 訓練,適用,支援,障害除去 104 |
第6章 成功できないことの古くからの言い訳から抜け出す 106 |
理由その1:「マネジメントは決してそれに賛成しない」 107 |
他の例 109 |
理由その2:「前に試してみたがうまくいかなかった」 110 |
経験マップ 112 |
理由その3:「その方法でうまくっているグループと我々とは異なる」 114 |
理由その4:「これらのすべての事柄をまず最初に行わなければならない」 117 |
将来のあるべき姿に対するビジョン 119 |
理由その5:「我々には時間がない」(我々はスケジュールに遅れてしまう) 121 |
理由その6:「我々はもっとリソースを必要としている」 123 |
推論のはしご 125 |
結論 128 |
第7章 成功のための環境を作る 131 |
動機づけ 132 |
意欲を起こさせるビジョンを作り出し,それを分かち合う 132 |
鍵を握る人々を特定し,励まし,支援する 135 |
顧客のニーズに対して改善を柔軟にマッチさせる 138 |
プロジェクトの作業環境を最適化する 141 |
支援的かつ熱意に満ちた風土を作る 141 |
プロセス改善の導入を加速させるためのインフラストラクチャ 143 |
改善を計画しプロジェクトとして効果的にそれを実行する 146 |
プロセス改善のスパイラルモデルを計画プロセスの強化に用いる 148 |
プロジェクト管理の枠組みを変える 150 |
結論 151 |
第8章 ソフトウェアプロセス改善を語る 153 |
PLAN 155 |
DO 164 |
CHECK 165 |
測定および確認 167 |
ACTION 172 |
PLAN 173 |
ストーリーボードの準備 174 |
結論 176 |
第3部 CHECK 結果の評価,成功の確保,顕彰 178 |
第9章 プロセス改善の確認 180 |
ソフトウェアプロセス変革の目標 181 |
ソフトウェアプロセス改善プログラムのためのベースライン測定 183 |
提案:プロセスと製品を記述する 183 |
例:プロセスと製品の記述 184 |
提案:上位レベルプロセスの測定値を収集し要約する 184 |
例:上位レベルプロセスの測定値 185 |
提案:欠陥分析ベースラインの決定 185 |
例:プロセス変革の前後における欠陥分析 186 |
結果を確認するための当該変革に固有な測定 186 |
結果を用いて次のステップを計画する 188 |
プロセスは改善したか?それはどのくらいか? 189 |
予期せぬ副次的効果があったか?複合要因はどうか? 189 |
提案を明言する 190 |
結論 194 |
第10章 プロセス改善結果の追跡と報告-ミションポッシブル 196 |
ケース1:周辺機器用リアルタイムファームウェアのための構造化手法 197 |
ケース2:初期のライフサイクルの改善 199 |
ケース3:発展的目視レビュープロセス 201 |
ケース4:3年間のインスペクションデータからの教訓 203 |
幕間 205 |
ケース5:オブジェクト指向技術の影響 206 |
ケース6:ファームウェア再利用計画の成功例 207 |
ケース7:品質,生産性,経済性に関する再利用効果 210 |
幕間 212 |
ケース8:結果の金銭的考察 212 |
ケース9:結果の品質的な考察 214 |
ケース10:HPの10X改善プログラム 215 |
ケース11:最良の例 217 |
結論 218 |
第4部 ACTION 更新,次レベルプロセスの展開,他の納得を得る 224 |
第11章 見返りの多いプロセス改善決定のためのソフトウェア欠陥分析 226 |
欠陥データの対症的利用(一般的な出発点) 227 |
欠陥分析(考え方の枠組みを変える) 230 |
原因に対する行動 232 |
根本原因分析のプロセス 232 |
単発的根本原因分析 233 |
プロジェクト終了後の根本原因分析 234 |
主要な欠陥根本原因を除去することから得られる結果 241 |
継続的プロセス改善サイクル 243 |
結論 245 |
第12章 ソフトウェアプロセス改善の価値づけ 248 |
価値の定義 249 |
価値の違い 250 |
コストの節減:開発組織内のコミュニケーション 251 |
製品価値の増大:ビジネスチームとのコミュニケーションの拡大 254 |
ビジネスの将来に対する価値議論の拡大 258 |
結論 261 |
第13章 ソフトウェア工学のベストプラクティスの導入 264 |
背景:インスペクションとは何か? 265 |
HPの現在のインスペクションプロセスの要約 266 |
HPの実験的段階(1976~1982)-スパイラルリングの1および2 269 |
得られた教訓 269 |
初期のHPガイドラインの確立(1983~1988)-スパイラルリング3 270 |
得られた教訓 272 |
ある部門における回想 273 |
信念および導入の拡大(1989~1994)-スパイラルリング4 274 |
得られた教訓 280 |
もう1つの回想 281 |
慣行の標準化-スパイラルリング5 282 |
結論 285 |
第14章 運転次第で「マイレージ」は変わる 289 |
将来のありたい姿をもって,プロセス改善を定義する 290 |
「マイレージ」の改善その1:ビジネスニーズをよく理解する 291 |
現状に対する明確な図式を描く 292 |
「マイレージ」の改善その2:ソフトウェア開発コストとそれに影響を与える因子を理解する 292 |
「マイレージ」の改善その3:変革に対する組織の対応性を理解する 293 |
潜在的な障害を回避し最小化する 293 |
「マイレージ」の改善その4:ビジネスおよび組織力を理解する 294 |
「マイレージ」の改善その5:変革に対する抵抗の源を理解する 295 |
「マイレージ」の改善その6:計画を強化する 295 |
成功を最大化するために,問題解決について話す 296 |
「マイレージ」の改善その7:改善プロジェクトを早期にストーリボード化する 296 |
「マイレージ」の改善その8:成果について理にかなった期待を設定する 296 |
「マイレージ」の改善その9:さまざまな聞き手に対して期待の枠組みを作る 297 |
「マイレージ」の改善その10:計測結果をもって成功を一層強固なものにする 297 |
改善の将来 298 |
付録 301 |
付録A ソフトウェアの主要な開発/保守コストモデル 301 |
基本モデルの仮定値 304 |
開発と保守の詳細 305 |
HPの7部門における失敗分析データと欠陥データの正規化 309 |
HPの2部門が集めた開発全段階のデータの欠陥分析 311 |
HPの7部門における欠陥分析データ 312 |
棒グラフ:主要な開発/保守コストの主要要素のマネジメントモデル 313 |
付録B コアコンピテンス計画ノート 315 |
第1日目のスケジュール例 316 |
第2日目のスケジュール例 317 |
付録C ソフトウェアプロダクト/プロセスマトリックス 318 |
付録D 導入度尺度 321 |
導入度を求める数式の定義 321 |
インスペクションアセスメント成熟度モデル 322 |
HPインスペクションの節減額の推定 324 |
付録E ソフトウェアプロセス改善参考文献 326 |
PLAN 326 |
DO 327 |
CHECK 328 |
ACTION 329 |
アルファベット順の全文献リスト 330 |
索引 341 |
第1章 ソフトウェアプロセス改善-ランドラッシュ- 1 |
プロセス改善のイメージ 3 |
本書の構成 6 |