序 岡崎康司 |
1章 ラボノートとは 隅藏康一 9 |
1. ラボノート 10 |
2. なぜラボノートを使用するべきか 12 |
1) ラボノートの必要性 : 研究のプライオリティの証明 |
2) ラボノートの必要性 : 研究室におけるナレッジ・マネジメント |
3) 研究環境の変化によるラボノートの重要性の高まり |
3. 特許制度の概要 27 |
1) 概論 |
2) 先願主義と先発明主義 |
3) 新規性喪失の例外 |
4) 出願人と発明者 |
5) 職務発明 |
6) 誰か特許権を持つか |
2章 ラボノートの現状 小野寺徳郎 37 |
1. 欧米におけるラボノート 39 |
2. 日本におけるラボノート 41 |
3. 電子ラボノートについて 45 |
1) 欧米ての状況 |
2) 日本での状況 |
3章 ラボノートの書き方 岡崎康司,安河内正文 53 |
1. ラボノートを付ける理由 54 |
2. どのようなノートを使用すればいいか 56 |
1) 耐久性の高いノート |
2) 糸綴し製本されてページ番号が付いたノート |
3) あると便利な要素 |
3. 何を書くのか,どうやって書くのか 60 |
1) 使いはじめに書くこと |
2) 巻頭ページに書くこと |
3) 研究の記録ページに書くこと |
4) ノートを使い終わったら |
4. ノート記載のポイント 76 |
5. 記録後に注意すべき点 78 |
1) 上司,指導教官のチエック |
2) 証人による署名 |
3) ラボノートの保管 |
4) 証拠力を高める |
4章 ラボノートの管理方法 石川浩 85 |
1. ラボノート管理が必要なわけ 86 |
1) 管理規定が証拠能力を高める |
2) 相互引用による補完的証明 |
3) ノートは誰のものか~機関所有が原則~ |
4) ラボノート使用者の範囲はどうするか |
5) 電子ラボノートとの共存 |
2. ラボノート管理規定 92 |
1) ラボノート管理規定とは |
2) 何がラボノート管理規定で規定されるか |
3) 誰がラボノート管理規定を策定し運用するか |
3. ラボノート管理部門の役割 95 |
1) ラボノートの選定 |
2) ラボノート管理台帳の作成 |
3) ラボノート本体の管理 |
4) ラボノート使用者の登録 : 署名の登録 |
5) ラボノート使用状況の管理と定期検査 |
6) ラボノート記載内容の目録化 |
7) ラボノート関連教育 |
4. 証人の役割 109 |
1) 証人としての要件 |
2) 証人か証明すべきこと |
5. 研究室の管理者(上司)の役割 112 |
1) 好ましい研究室管理規範 |
2) ノート記載の検査・指導 |
3) 研究室管理者がラボノートをチエツクすること |
5章 ラボノートQ&A 菅原哲雄 115 |
ラボノート導入に関する疑問 |
特許が関係しないのに必要なのか |
個人で使用してても意味はあるのか |
大学ノートはなぜ駄目? |
ノートにプライバシーはあるのか など |
ラボノート使用に関する疑問 |
持ち出しはどこまで0K? |
証人の署名をもらうのは困難ですが… |
複数テーマを抱えている場合ノートは分けるべき? |
メモは0K? |
データはすべて貼るべき? など |
トラブルに関する疑問 |
破ってしまった |
誤字脱字は0K? |
データを紛失してしまった など |
付録 参考図書・資料・URL・ラボノート購入先 128 |
索引 130 |
COLUMN |
署名は誰がすればいいか 12 |
ラボノートとプライバシー 21 |
職務発明に対する相当の対価 32 |
先発明主義は過去のものになるのか? 55 |
サインは大事69 |
発明者とは 80 |
ルーズリーフ形式は不適切か 96 |