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1.

図書

図書
川田稔著
出版情報: 東京 : 中央公論新社, 2011.12  343p ; 18cm
シリーズ名: 中公新書 ; 2144
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2.

図書

東工大
目次DB

図書
東工大
目次DB
竹内恒夫 [ほか] 編
出版情報: 東京 : 日本評論社, 2010.4  xi, 236p ; 21cm
所蔵情報: loading…
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はじめに iii
第1章 環境政治:環境問題への政治学的アプローチ-野村康 1
   1 学問領域としての意義 1
    環境問題の政治性 1
    環境・社会科学・政治学 : 日本の文脈 3
   2 環境政治の三分野 : 概観 4
    環境政治思想 5
    比較環境政治 6
    国際環境政治 10
   3 環境政治研究の実践例 12
    民主化と環境 : 途上国の文脈で 12
    調査手法 : 聞いて、見て、感じて、書く 15
   4 環境政治を学ぶ上で 16
    「視角」としての環境政治 16
    社会環境学としての環境政治 : セクショナリズムを超えて 17
    文献紹介 18
第2章 環境政策論:環境・経済・社会の統合戦略-竹内恒夫 19
   1 コンセプト、戦略、手法 19
    「診断」と「治療」 20
    基軸となるコンセプト 21
   2 エンド・オブ・パイプ戦略、エコロジカル・モダニゼーション戦略、環境効率戦略 22
    「エンド・オブ・パイプ」戦略 23
    はじめから「地球」の米国 25
    環境政策「失われた10年」 26
    ハードパス戦略とソフトパス戦略 28
    「エコロジカル・モダニゼーション」戦略 29
    「環境効率戦略」=環境と経済の統合 31
   3 環境効率戦略を超えて 33
    Factor4戦略からFactor5戦略へ 34
    環境整合戦略 35
   4 環境・経済・社会の統合 36
    環境充足戦略とは 36
    地域に根差した戦略 39
    文献紹介 40
第3章 国際環境法 : 地球環境問題への法政策-高村ゆかり 41
   1 国際的環境問題と法 41
   2 国際環境法概観 42
    国際環境法の登場と展開 42
    国際環境法を形作る規範とその形成プロセス 45
    普遍的な国家の越境損害防止義務 45
    環境条約レジームの進化性と重層性 47
    国際環境法の基本原則 48
    環境損害の救済と責任 49
    国際環境法の履行確保と遵守手続 50
   3 国際環境法の研究事例 52
    環境リスクと予防原則 52
    市場メカニズムと地球温暖化防止レジームの形成 54
   4 国際環境法研究への誘い 57
    文献紹介 58
 ●コラム 地球環境学の眼
   リモートセンシングにより地球環境の変動を探る-山口靖 59
    1 リモートセンシングとは 59
    2 植物による光の吸収と植生指数 60
    3 世界の陸域の植物は増えているのか,減っているのか? 62
    4 おわりに 64
第4章 環境法[1]原則-増沢陽子 67
   1 環境法とその原則 67
    (1) 環境法の原則とは 67
    (2) なぜ環境法の原則に関心が向けられるのか 69
   2 環境法の原則の論じられ方 70
    (1) 環境法の原則一般に関する議論 70
    (2) 汚染者負担原則 (原因者負担原則) 71
    (3) 予防原則 73
    (4) 協働原則 76
   3 予防原則の機能~EU化学物質法を事例に 77
    (1) 立法過程における予防原則の機能 77
    (2) 訴訟における予防原則の機能 79
    (3) 予防原則と「証明責任の転換」 80
   4 「原則」に係る議論が映しだす環境法の特色 82
    文献紹介 83
第5章 環境法[2]政策手法-赤渕芳宏 85
   1 環境法学における政策手法論とは 85
    部長の悩み 85
    環境法学における政策手法論 85
   2 政策手法とその法的側面-概観 86
    論ずる意義 86
    政策手法の分類 87
    政策手法の法的側面 90
   3 政策手法論の動態-化学物質に係る情報の生成・収集を例に 94
    化学物質に係る情報生成・収集と政策手法 94
    わが国の現状 94
    アメリカの現状 96
    合意的手法の<傾向と対策> 98
    最近の動向-合意的手法の限界? 既存化学物質規制の「欧州化」? 100
   4 (環境)法学から「社会環境学」への誘い 102
    (環境)法学の一断面 102
    隣接諸科学への関心の重要性-環境法学を学ぶ上で 103
    文献紹介 104
第6章 環境経済論[1]環境と経済成長-中田実 105
   1 環境と経済成長 105
   2 経済成長と環境・資源との関係 106
    経済成長と環境問題 106
    経済成長と自然資源 108
   3 環境保全と経済成長との両立可能性 112
    経済成長と環境・資源保全とのトレードオフ 113
    ポーター仮説 114
    経済成長と環境・資源保全との新たな関係 115
    環境・資源制約と持続的な経済成長 117
   4 環境保全と経済成長との両立をめざして 118
   文献紹介 119
第7章 環境経済論[2]環境問題と生産性-中野牧子 121
   1 生産性について 121
    生産性とは 122
    測定方法 123
   2 環境問題を考慮したパフォーマンス評価 126
    環境問題を考慮したパフォーマンス評価の考え方 126
    研究事例 127
   3 生産性測定の研究 129
    包装容器メーカーへの応用 129
    電力産業への応用 132
   4 生産性に影響を与える要因について 135
    文献紹介 137
 ●コラム 都市環境学の眼
   防災と環境-福和伸夫 139
    1 環境・福祉と防災 139
    2 大規模災害 141
    3 地震災害と減災対策 142
    4 社会の再点検と耐震化・防災教育の推進 143
第8章 環境経営論 : 日本企業の環境経営-涌田幸宏 145
   1 環境の世紀における企業経営 145
   2 日本企業における環境経営の経緯と現状 146
   3 経営戦略と環境的価値の統合モデル 150
    (1) 企業の戦略的社会性 150
    (2) 環境経営と競争優位 151
    (3) ポーター仮説をめぐる実証的研究 153
   4 NECの環境経営 156
    (1) NECの環境への取り組み 156
    (2) 環境部門のネットワーク 157
   参考文献 161
第9章 環境社会学 : 自然環境と人間社会の相互作用を考える―青木聡子 163
   1 環境社会学とは何か? 163
   2 環境社会学の分析視角 164
    環境社会学の歴史 164
    「環境問題の社会学」 165
    「環境共存の社会学」 167
    分析視角の使い方 168
   3 環境社会学の現場-環境運動の事例研究から 169
    問題構造を把握する 169
    なぜ運動を起こしたのか-人々の問題意識を明らかにする 172
    なぜ運動に加わるのか-人々を運動に惹きつけた「しくみ」を明らかにする 174
    運動はどのように社会を変えたのか-環境運動がもたらした影響を明らかにする 176
   4 環境社会学の実践のすすめ 179
    文献紹介 181
第10章 環境地理学 : 地域の多様性と多元性を見いだしその尊重を考える-野中健一 183
   1 はじめに 183
   2 地理学で「環境」を扱う 184
    「風土論」からホーリスティックな理解の枠組みを考える 185
    環境地理学の視座とフィールドワークの重視 187
   3 多元的な環境観を実証的に解明する-ラオスのフィールドから 189
    季節変化と自然環境に目を向ける 191
    平野農村の稲作 193
    水田で繰り広げられる多様な自然資源利用 194
    農耕が生み出す生物生息と利用の連関 197
    変動のとらえ方 199
   4 ミクロな営みからスケールを意識した環境-人間関係の理解へ 201
    参考文献 203
第11章 環境地理学 : 環境を理解し適応するこころの働き-大平英樹 205
   1 心理学における環境 205
   2 恒常的な環境に対する適応 : 感覚順応・馴化・潜在制止 206
    感覚順応 206
    馴化 207
    潜在制止 207
   3 環境からの挑戦に対する適応 : ストレスと免疫 208
    ストレスによる免疫機能の低下 209
    ストレスによる二相性の免疫反応の発見 209
    脳による免疫系のトップ・ダウン制御 211
   4 環境色彩による心理効果 212
    ブルートラック、青色防犯灯 212
    一次的効果と二次的効果 213
    出る場合と出ない場合 214
   5 やさしい環境を支えるピクトグラム : ピクトグラムの認知心理学 215
    ピクトグラムの特長 216
    コミュニケーション・ツールとしての活用可能性 216
    無条件に分かりやすい? 217
   6 ノスタルジアと記憶のしくみ : 環境情報がささえる人生の記憶 218
    ノスタルジアと記憶 218
    記憶の種類 218
    記憶と進化 220
   7 社会的環境の認知と行動 221
    集団から個人への影響 221
    集団間の関係 222
    「心的存在」としての環境 223
   8 高齢社会と心理学 : 感情機能の年齢差を中心に 224
   9 臨床的コミュニティ・アプローチ : 「人と環境の適合性」を重視する臨床環境心理学 226
    コミュニティ・アプローチと臨床心理学的地域援助 226
    伝統的な臨床サービス・モデルとコミュニティ・サービス・モデル 226
    臨床的コミュニティ・アプローチの基本 227
    スクール・カウンセリングとその方法 228
    文献紹介 228
あとがき 231
執筆者一覧 233
はじめに iii
第1章 環境政治:環境問題への政治学的アプローチ-野村康 1
   1 学問領域としての意義 1
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