下巻 |
第8章 鎖状重合体における分子量分布 297 |
1.縮合重合体 298 |
1a.線状重合体;もっとも確からしい分布 298 |
1b.もっとも確からしい分子量分布の実験的確証 302 |
1c.もっとも確からしい分布に対する平均分子量 303 |
1d.環状縮合重合体 304 |
1e.多鎖縮合体 309 |
2.附加重合体 311 |
2a.ビニル重合体 311 |
2b.連鎖停止を伴わずにモノマー附加反応で生成する重合体 314 |
3.重合体の分劃 316 |
文献 321 |
第9章 非線状重合体における分子量分布とゲル化の理論 323 |
1.無限網目構造ができるための臨界条件 324 |
1a.多官能性縮合重合 324 |
1b.多官能性縮合におけるゲル点の実測値 328 |
1c.高分子鎖の架橋 330 |
1d.無限網目が作られるための一般条件 334 |
2.多官能性縮合における分子分布 335 |
2a.網目構造をつくらない特別な場合の不規則分岐 335 |
2b.A-R-Bf-1モノマーの縮合によってえられる分子の大きさの分布 337 |
2c.ふつうの多官能性縮合における分布 342 |
2d.ゲル化後の諸関係 345 |
3.架橋された系における分子分布 348 |
3a.分子の大きさの分布 348 |
3b.ゾルとゲルへの成分の分配 349 |
4.ビニル附加重合体における分岐と架橋 353 |
4a.連鎖移動による分岐 353 |
4b.ジエンの重合における架橋 355 |
4c.ジビニルとモノビニルモノマーの共重合 359 |
5.総括 360 |
追補A 二官能性と多官能性モノマーの無鉄序縮合に対する分子分布の導き方 361 |
追補B 錯綜度分布 363 |
文献 365 |
第10章 高分子鎖の配位 366 |
1.両端間距離の統計分布 368 |
1a.一次元の自由鎖 369 |
1b.三次元の自由鎖 370 |
1c.高仲長における分布 374 |
1d.結合角に対する制限の影響 375 |
2.種々の構造をもった高分子の平均的な拡がり 378 |
2a.自由に回転できるポリメチレン鎖 378 |
2b.回転に束縛のある高分子鎖 380 |
2c.珪素鎖 384 |
2d.セルロース鎖 384 |
2e.天然ゴムとグッタぺルカ 385 |
2f.非線状高分子 386 |
3.稀薄溶液中の高分子の配位 387 |
3a.分子内の遠距離相互作用 387 |
3b.理想配位の高分子鎖 388 |
追補A 一次元の酔歩鎖に対するガウス分布の導出 390 |
追補B 自由に結合した鎖に対する正確な取扱い 391 |
追補C 鎖の要素の重心から測った平均二乗距離 392 |
文献 394 |
第11章 ゴム弾性 396 |
1.ゴム弾性の熱力学 398 |
1a.歴史的背景 398 |
1b.熱力学的関係式 402 |
1c.応力-温度関係の測定結果 406 |
1d.理想ゴム 410 |
1e.高伸長下の天然ゴム 411 |
2.加流ゴムの構造 413 |
2a.加硫の過程 413 |
2b.網目構造の定量的記述 417 |
3.ゴム弾性の統計的理論 422 |
4.伸長のあまり大きくない加硫ゴムにおける応力-歪に関する実験 428 |
4a.応力-歪曲線 428 |
4b.収縮力と網目構造の関係 431 |
4c.加硫ゴムの中の充?剤の効果 435 |
5.高伸長における応力-歪曲線 437 |
5a.結晶性と引張り強さ 437 |
5b.引張り強さと網目構造との関係についての実験的結果 438 |
5c.非結晶ゴムの引張り強さ 442 |
追補A 定伸長度における力-温度係数 443 |
追補B 膨潤網目の変形 446 |
文献 447 |
第12章 高分子溶液の統計熱力学 449 |
1.高分子溶液に関する一般熱力学的関係式 450 |
1a.液体の格子模型による混合エントロピー 450 |
1b.格子による取扱いの近似と限界 456 |
1c.別の導き方 458 |
1d.混合熱および混合の自由エネルギー 460 |
1e.モル比量 464 |
1f.実験結果 467 |
2.稀薄高分子溶液 471 |
2a.セグメントの平均濃度が一様な領域の中の熱力学的相互作用 472 |
2b.排除体積 475 |
2c.稀薄高分子溶液に対する熱力学的関係式 480 |
2d.実験データへの適用 484 |
追補 二分子間相互作用の自由エネルギーの積分 488 |
文献 489 |
第13章 高分子における相平衡 491 |
1.液体系における相平衡 491 |
1a.二成分系の理論 492 |
1b.二成分系に関する実験結果 495 |
1c.二成分溶媒混合物中にある単一高分子成分より成る三成分系 497 |
1d.単一溶媒中の二種高分子成分より成る三成分系 502 |
1e.高分子の重合度分別の理論 506 |
2.準結晶系における相平衡 510 |
2a.高分子における結晶状態の性質 510 |
2b.融点降下の理論 514 |
2c.実験的結果 517 |
3.網目構造の膨潤 522 |
3a.膨潤の理論 522 |
3b.非イオン的網目系に関する実験結果 525 |
3c.イオン的網目的膨潤 529 |
追補A 溶媒と単一高分子種より成る二成分系の状態図における双交曲線の計算 533 |
追補B 高分子電解質ゲルにおけるドナン型平衡 534 |
文献 537 |
第14章 稀薄溶液中の高分子の配位と摩擦的性質 539 |
1.分子内相互作用と平均的な分子の拡がり 540 |
2.溶液中の高分子の摩擦的性質 545 |
2a.すぬけ分子 545 |
2b.等価球のモデル 548 |
2c.大きな摩擦的相互作用をもつ真の高分子鎖 549 |
3.実験結果の取扱い:非電解高分子の固有粘度 553 |
3a.Θ-点での固有粘度とKの算出 554 |
3b.普通パラメーターΦ;線状高分子の理想配位の大きさ 557 |
3c.分子の拡がり因子α,ならびに固有粘度の分子量依存性 561 |
3d.固有粘度-温度の関係ならびに熱力学的パラメーター 563 |
4.実験的結果の取扱い:摩擦係数 566 |
5.線状高分子電解質 569 |
5a.その一般的性格 569 |
5b.高分子電解質の固有粘度 574 |
文献 576 |
主な記号の一覧表 |
索引 |