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1.

図書

図書
對馬達雄著
出版情報: 東京 : 中央公論新社, 2015.11  vi, 284p ; 18cm
シリーズ名: 中公新書 ; 2349
目次情報: 続きを見る
第1章 圧倒的に支持されたヒトラー独裁と市民の抵抗 : ヒトラーを歓迎するドイツ国民と反ヒトラーの人びと
ヒトラーの人心掌握と国民大衆の熱狂
ナチス人種政策と「声なき蜂起」のはじまり
戦時体制下の反ナチ運動
第2章 ホロコーストと反ナチ・ユダヤ人救援ネットワーク : 迫害されるユダヤ人と救援者たち
救援グループ“エミールおじさん”
第3章 ヒトラー暗殺計画に関与する抵抗市民たち : 知識人グループと軍部反ヒトラー派
孤独な暗殺者ゲオルク・エルザー
“七月二〇日事件”と市民グループの参加
第4章 反ナチ抵抗市民の死と“もう一つのドイツ” : ヒトラーの報復・民族法廷・「最期の手紙」
反ナチ抵抗市民の「もう一つのドイツ」—『クライザウ構想』
第5章 反ナチ市民の戦後 : 占領下ドイツに生きる遺族と生存者
分断国家のなかの反ナチ抵抗運動
「レーマー裁判」—名誉回復と顕彰のはじまり
第1章 圧倒的に支持されたヒトラー独裁と市民の抵抗 : ヒトラーを歓迎するドイツ国民と反ヒトラーの人びと
ヒトラーの人心掌握と国民大衆の熱狂
ナチス人種政策と「声なき蜂起」のはじまり
概要: 「いつでも人には親切にしなさい。助けたり与えたりする必要のある人たちにそうすることが、人生でいちばん大事なことです。だんだん自分が強くなり、楽しいこともどんどん増えてきて、いっぱい勉強するようになると、それだけ人びとを助けることができるよう になるのです。これから頑張ってね、さようなら。お父さんより」(反ナチ市民グループ“クライザウ・サークル”のメンバーが処刑前に十一歳の娘に宛てた手紙) 続きを見る
2.

図書

図書
對馬達雄著
出版情報: 東京 : 中央公論新社, 2020.9  vii, 278p ; 18cm
シリーズ名: 中公新書 ; 2610
目次情報: 続きを見る
1 軍法会議と庶民兵士の反逆 : ヒトラーの国防軍
苛酷な軍法
生きのびた脱走兵ルートヴィヒ・バウマン
2 引き継がれるナチスの判決と罵倒される脱走兵 : アデナウアーの内政と居座るナチス軍司法官
引き継がれるナチスの判決
脱走兵ルートヴィヒ・バウマンの苦悩と絶望
3 「我々は裏切り者ではない」—歴史家たちの支援と世論の変化 : 立ち直ったバウマンと脱走兵復権の動向
脱走兵追悼の動き
ナチス軍司法への批判—シュヴィンゲ対メッサーシュミット/ヴュルナー
「ナチス軍法犠牲者全国協会」の設立
司法の転換と世論の支持
4 復権する脱走兵 : 政治課題となった脱走兵の復権
院外活動と連邦議会の変化
脱走兵の復権なる—「改正ナチス不当判決破棄法」
バウマン最後の闘い—調査研究所『最後のタブー』
1 軍法会議と庶民兵士の反逆 : ヒトラーの国防軍
苛酷な軍法
生きのびた脱走兵ルートヴィヒ・バウマン
概要: ナチス・ドイツ国防軍の脱走兵は、捕らえられて死刑判決を受けた者だけでも3万人以上と、英米に比べて際だって多い。その多くは戦闘中の逃亡ではない。民族殲滅に加担したくないという、生命をかけた抵抗であった。戦後、生き延びた脱走兵たちは久しく卑怯者 と罵られ、存在までも否定されつづけるが、ついに軍法会議の不当な実態を暴き、名誉回復をなし遂げる。最後の脱走兵の生涯を通じて、人間の勇気と尊厳を見つめる。 続きを見る
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