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図書

図書
曹雪芹著 ; 伊藤漱平訳
出版情報: 東京 : 平凡社, 1996.9-1997.11  12冊 ; 16cm
シリーズ名: 平凡社ライブラリー ; 162, 167, 173, 177, 182, 186, 191, 195, 208, 213, 216, 220
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図書

図書
曹雪芹作 ; 井波陵一訳
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2013.9-2014.3  7冊 ; 22cm
概要: 第1冊は第1〜16回。天上の夢幻境から下界へ降り、栄華を極める大家の御曹司に生まれ変わった賈宝玉と、彼を囲む美少女たち。前世の因縁による運命の翳りを微かに予感させつつ、賈家のおばあさまの庇護の元に彼らは出逢い、壮麗なドラマが幕を開ける。<b r />皇妃となった元春の里帰りのために、贅の限りを尽くして造営された「大観園」。やがてそこに移り住む少女たちは、それに先立ち、なぜか揃って悲惨な未来を暗示する謎々を作る—。いよいよ本領発揮、いよいよ本領発揮、林黛玉の繊細な魅力にも注目!<br />ささいなことに心揺らぎ涙をこぼす黛玉の姿に、思いあまった宝玉の告白。しかしそれは予想外の波紋を呼び...。美しい菊の咲き乱れる秋たけなわの大観園を、少女たちが興した華やかな詩社や、劉ばあさんを交えた楽しい宴などの名場面が彩る。<br />第46〜61回。香菱や史湘雲も加わり、益々華やぐ大観園。姉妹たちの詩社では大勢打ち揃って聯句の会を開き、まさに絶頂の時を迎えていた。だが園の外では賈家の窮状がさらに深刻になり、家政を預かる王煕鳳も病の床についてしまう—。表面化し始める家庭内の亀裂と欲深な大人たちの泥沼に、少女たちは次第に巻き込まれ翻弄されてゆく。<br />少女達が身分を超えて睦まじく過ごした宝玉の誕生日。だがこれは楽園最後の輝きだった。夫の側室をいびり殺す王煕鳳、邪悪な大人達に死に追いやられる晴〓(ぶん)、家運の衰えを受け止めようとする探春—やがて宝釵が大観園を出て行き、宝玉の夢の世界は音を立てて崩れ始める。<br />海棠の狂い咲きをきっかけに、通霊宝玉が失せ、貴妃元春が亡くなり、賈家の没落は現実となり始める。不安に駆られたおばあさまが宝玉の結婚相手として選んだのは、なんと黛玉ではなく宝釵だった。挙式の最中、思い出のハンカチを焼き捨てながら、ついに黛玉は—。<br />「悪霊がいる」と噂がたつほど寂れきった大観園。勢いを失った賈家にとどめを刺すかのように、一族の過去の不正が次々に摘発される。失意のうちにおばあさまが亡くなり、王煕鳳も病死。混乱の中で、宝玉は再び太虚幻境を訪れ、少女たちの来歴と結末を悟る—。深い寂寥感と微かな希望と—不朽の名作、ついに完結! 続きを見る
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