序 5 |
謝辞 11 |
第1章科学と自然と保全の交差点におけるさまざまな緊張 15 |
第2章生物多様性の成り立ち 25 |
アルド・レオポルド/チャールズ・エルトン/レイチェル・カーソン/デヴィッド・エーレンフェルド/〈生物多様性〉という用語を発明する |
第3章〈生物多様性〉という用語はいかに創られたか 59 |
生物多様性と原生自然/生物多様性と文化の多様性/生物多様性の定義/生態学、進化、そして変化する保全目標/どの種を救い、どの種を見放すのか/絶滅危惧種法を回避する/生息場所、生態系、そして生物多様性/生息場所と生態系の保存目標/自然と生物多様性/「生物多様性」・対「自然」/反発?/無知からの議論/全体論的な洞察/結論 |
第4章多様性の探究-サイエンススタディーズと環境史の出会い 125 |
歴史を創る/環境史-はじめに/自然という観念/「自然の力」としての観念/サイエンススタディーズ-はじめに/科学の再定義/境界作業/建設的な構成主義にむけて/改宗を説く人々/保全生物学と責任/生物多様性派の生物政治家たち/変容をねらう/境界作業再び-多方面での境界の引き直し/スーレと感情/価値中立性/二足のわらじ(仕事の両立)/主観性を超越する/環境史とサイエンススタディーズを通した生物学者の環境活動 |
第5章価値 223 |
科学的価値/生態学的価値/経済的価値/社会的アメニティとしての価値/バイオフィリア的な価値/生物学者たちはバイオフィリアをどう見ているのか/変容的価値/固有の価値/スピリチュアルな価値/美的な価値/どの価値を選ぶか/なぜ生物多様性に配慮するのか? |
第6章コスタリカ国立生物多様性研究所-INBio 329 |
第7章エドワード・0・ウィルソン 351 |
第8章結論 375 |
解説生物多様性(biodiversity)という名の革命 岸由二 387 |
訳者あとがき 新妻昭夫 403 |
脚注・参考文献 408 |
序 5 |
謝辞 11 |
第1章科学と自然と保全の交差点におけるさまざまな緊張 15 |