まえがき 3 |
本書の使い方 4 |
コラム |
第1部 共通事項 |
a 設計方法 18 |
01 想像力が第1 さまざまな状況を想像しておく 18 |
02 プランの中を自分が歩くイメージ・シミュレーションで考える 18 |
03 全体と部分を同時に考える バブル・ダイヤグラムの活用 19 |
04 設計は改良の繰り返しで徐々によくなる 19 |
05 将来の変化をみこして予備スペースを確保しておく 20 |
06 動線で人の動きを捉え,人の動きがスムーズがを確認する 20 |
07 異なる目的で同時に発生する動線は交差させない 21 |
08 動線は短いのが原則 頻繁に行き来する空間は近づけて配置する 21 |
b 安全設計 22 |
01 火災を拡大させないように区画をする 22 |
02 火煙の伝播経路となる竪につながる空間は区画で遮断する 22 |
03 エレベータロビーを区画し,避難ルートとしない 23 |
04 火災時の煙を排出し,避難者を守ることを考える 23 |
05 二方向避難として,どこで出火しても避難経路を確保する 24 |
06 人の集まる大きい部屋でも二方向避難とする 24 |
07 避難階段は避難階まで直通させる 25 |
08 逃げられない時の一時退避場所を確保する 25 |
09 避難階段の入口扉幅は階段幅よりも狭くする 26 |
10 一つの階段での踏面,蹴上げ寸法は同一にする 26 |
11 エスカレータの上り(下り)きったところに十分なスペースをとる 27 |
12 小さな段差ほど危ない 27 |
13 開き扉は避難方向に開くように設計する 28 |
14 階段の上り口,下り口に向かって開く扉は避ける 28 |
15 狭い部屋の開き戻は外開きとする 29 |
16 1か所に集中した扉は避ける 29 |
17 手すりの端は,滑らかで引っ掛からないように 30 |
18 バルコニーの手すりには,子供が登れないよう横桟は設けない 30 |
19 階段の手すりは,ステップの部分だけでなく,その前後にも必要 31 |
20 濡れる場所では,滑りにくい床材を使用する 31 |
21 落下物による事故防止に植え込みが役立つ 32 |
22 植栽でもガラスへの衝突防止対策になる 32 |
23 ガラスの破損による怪我を防止する 33 |
24 廊下に障害物が出ないように設計する 33 |
c バリアフリー設計 34 |
01 車椅子の寸法を覚えておこう 34 |
02 車椅子が通行できる幅は約800mm以上である 34 |
03 車椅子利用を想定した狭い廊下は角に注意して設計する 35 |
04 車椅子の方向転換には十分なスペースが必要 35 |
05 車椅子から手の届く操作盤高さは700~1,200mmの範囲にする 36 |
06 車椅子利用者の便器は腰掛け式で,便座の高さは420mm程度 36 |
07 車椅子利用を想定した場所では毛脚の長いじゅうたんは避ける 37 |
08 無意味な段差は解消する 37 |
09 スロープの勾配は1/12(外部空間では1/15)以下にする 38 |
10 車椅子利用者のためにカウンターや洗面器の下は空けておく 38 |
11 便器の両側手すりは車椅子の幅よりも広くしておく 39 |
12 車椅子の接解・衝突によるガラスの破損事故を避ける 39 |
13 車椅子利用者にとっての扉の開閉の可能性をチェックしておく 40 |
14 車椅子利用者のための駐車スペースは出入口の近くに配置する 40 |
15 形だけのデザインではなく人にやさしいデザインを心掛ける 41 |
16 公共性の高い空間では視覚障害者のための触知図を用意しておく 41 |
17 途中で途切れる点字ブロックはかえって危険 42 |
18 音響装置で視覚障害者を誘導する 42 |
19 手すりはできるだけ連続的に設置する 43 |
20 病院では下レールのない引き戸が望ましい 43 |
d 環境設計 44 |
01 建物の配置は北向き斜面よりも南向き斜面の方が日照をとりやすい 44 |
02 夏期の西日受熱に注意した開口とする 44 |
03 天井と屋根の間は断熱のためのスペースでもある 45 |
04 庇で日照をコントロールする 45 |
05 植栽で日照をコントロールする 46 |
06 濃い色のブラインドは,日光を遮っても熱を室内に持ち込む 46 |
07 反射ガラスは迷惑がかからないようにチェックが必要である 47 |
08 開口部高さが人に与える感覚を理解しておく 47 |
09 完壁な視線遮断は避け,植栽で柔らかく視線を遮る 48 |
10 廊下の照明は,照明光が届かない死角が発生しないように注意 48 |
11 昼と夜を想定した照明を考える 49 |
12 室内の雰囲気づくりに照明を活用する 49 |
13 光源を見たくないときには間接照明を使う 50 |
14 一面開口よりも反対の面に開口があると換気効率は高い 50 |
15 上下の開口をとると換気効率はよくなる 51 |
16 地階居室にはドライエリアで通風・採光を確保する 51 |
17 内外の温度差があるところでは結露しやすいことに配慮する 52 |
18 積雪地では冬期の積雪対策を考えた設計が必要である 52 |
19 屋上や人工地盤の植栽には,必要な深さの土と排水処理を忘れない 53 |
20 どんな音がどこから来るかに注意して設計する 53 |
21 外部騒音を植栽で軽減することも可能である 54 |
22 排水系配管からの騒音に注意しておく 54 |
23 水まわりはまとめて配置する 55 |
24 居室天井は2,100mm以上とする 55 |
e 設計に必要な基礎知識 56 |
01 引き違い戸や窓では右が手前となる 56 |
02 ラーメン構造は柱と梁でフレームができて床がのる 56 |
03 梁断面は縦長の方が有利である 57 |
04 階段の下りはじめの位置は梁断面が欠損しないようにする 57 |
05 エレベータシャフトには上下にスペースが必要である 58 |
06 寸法の体系を考えておかないと無駄な隙間ができやすい 58 |
07 配管が付く設備では,梁との取り合いをイメージして位置を決める 59 |
08 壁や柱をバランスよく配置する 59 |
第2部 各種施設 |
1 病院 62 |
01 敷地は安全で地域に密着した場所を選ぶ 62 |
02 敷地には空きスペースを確保しておく 62 |
03 全体を部門別に大きく区分して構成する 63 |
04 病院の出入口は1か所にまとえない 63 |
05 水平避難区画で患考を守る 64 |
06 不安感を与える色彩は避ける 64 |
07 中央診療部門の位置は外来診療部門と病棟の中間におく 65 |
08 手術室は無菌ゾーンの奥に配置する 65 |
09 手術室の隅は丸くする 66 |
10 放射線部門は低層部に配置する 66 |
11 リハビリーテーション室は訓練内容別に区分して使う 67 |
12 サプライセンターの動線は交差しないようにする 67 |
13 外来診療部門はわかりやすい空間構成にする 68 |
14 診察室のプライバシーは守られなければならない 68 |
15 病棟は看護単位を基本にして構成する 69 |
16 多床室は4床が望ましい単位である 69 |
17 ナースステーションは患者の近くに置く 70 |
18 病室は医療と生活の場である 70 |
19 ベッドまわりに必要な物品や装置を配備する 71 |
20 病棟デイルームは関係者以外入れないようにする 71 |
21 伝染病棟の出入口は負圧にする 72 |
22 産婦人科は24時間対応とし,面会者のゾーンを区分する 72 |
23 霊安室の位置には十分な配慮が必要である 73 |
24 サービス部門の搬入出経路は衛生に配慮する必要がある 73 |
25 大病院の待合室は外待合いと中待合いに分ける 74 |
26 小病院の受付は診察室の近くに置く 74 |
27 廊下など移動空間の幅員は広くとる 75 |
28 廊下の曲がり角は隅切りとする 75 |
29 通路には壁面ガードを付ける 76 |
30 医療機器の更新に備えて予備のスペースを設置しておく 76 |
31 特別な仕上げが必要な部屋がある 77 |
32 管理部門は独立したゾーンとする 77 |
2 高齢者施設 78 |
01 高齢者施設は玄関に車寄せを付ける 78 |
02 床材は滑りにくい仕上げ材とする 78 |
03 入所者の居室は在宅感覚にする 79 |
04 ベッド配置はプライバシーを考慮する 79 |
05 サンルームには換気が必要である 80 |
06 テラスの出入口は広めにし,段差をなくす 80 |
07 共用リビングは多用途にする 81 |
08 痴呆症対応施設は回廊的な動線にする 81 |
09 廊下の途中に休憩場所を置く 82 |
10 便器は見えた方がよい 82 |
11 複数の各種浴室より大浴室を一つ設ける 83 |
12 狭い歩道では車椅子がすれ違えない 83 |
3 住宅 84 |
01 隣地や街並みへの配慮が必要である 84 |
02 敷地全体を計画する 84 |
03 日当たりを考慮した建物配置にする 85 |
04 集合住宅の共用廊下は住戸から離す 85 |
05 廊下などの避難経路が使用不可能な時でもバルコニーがあれば安心 86 |
06 衛生的な住居にするために風が室内を巡る経路をつくる 86 |
07 大きな家具や荷物を搬入できる経路が必要 87 |
08 開口部は光と視線のコントロールが必要 87 |
09 集合住宅では生活騒音対策が必要である 88 |
10 パイプスペース(PS)の位置は構造体と分離する 88 |
11 玄関のドアは開き勝手が重要である 89 |
12 玄関の段差解消のために式台を付ける 89 |
13 就寝スペースとりビングスペースを分離する 90 |
14 子供の行動がわかる間取りにする 90 |
15 建具で部屋の広さを調整する 91 |
16 室名だけでは設計したことにはならない 91 |
17 畳の間は開放的にする 92 |
18 壁の暗色は部屋を広くみせる 92 |
19 階段の位置は転落の危険のないところにする 93 |
20 家具の置き場所を考えて開口部を設ける 93 |
21 床の間は光の入る方向に向ける 94 |
22 照り返しを考慮した日照調整が必要である 94 |
23 集合住宅では物干しバルコニーが必要である 95 |
24 遮音に効果のある室配置にする 95 |
25 住居内収納総面積は12~14%以上あることが望ましい 96 |
26 食卓は落ち着ける場所に置く 96 |
27 居間はゆとりのある家具配置とする 97 |
28 寝室の窓には多種類の建具が必要 97 |
29 ベッドのまわりにはゆとりが必要である 98 |
30 高齢者の居室の近くに便所を置く 98 |
31 器機の配列が台所の使い勝手を決める 99 |
32 調理台の高さは作業しやすい高さとする 99 |
33 車椅子用の調理台は下を空けておく 100 |
34 台所の仕上げ材料は耐火性があるものにする 100 |
35 便所には介助ができるスペースが必要である 101 |
36 便所の手すりはL字型にする 101 |
37 洗面台の高さは高すぎないようにする 102 |
38 高齢者には浴室出入口の段差解消が必要である 102 |
39 浴室は動作寸法を考慮したスペースが必要である 103 |
40 高齢者用の浴槽の縁は低めにする 103 |
4 保育所 104 |
01 園舎は避難経路が重要である 104 |
02 外部からの自由な出入りは防犯上好ましくない 104 |
03 保育室は年齢別に区分する 105 |
04 遊戯室は円陣が組める広さにする 105 |
05 出入口は引き戸が安全である 106 |
06 幼児の衝突事故を避ける配慮が必要である 106 |
07 コンセントは手の届かないところに付ける 107 |
08 便所の扉はのぞける高さにする 107 |
5 学校 108 |
01 人と車のアプローチは分離する 108 |
02 地域開放ゾーンがわかりやすい配置計画を行う 108 |
03 昇降口はグラウンドへ出やすい位置とする 109 |
04 職員室は校門からの出入りが確認できる位置とする 109 |
05 職員室は校庭が見える位置とする 110 |
06 校庭内に死角となる場所設けない 110 |
07 保健室は救急車が近接できるように配慮する 111 |
08 児童・生徒数の変化を考慮した計画が必要である 111 |
09 多目的スペースの通過動線に注意する 112 |
10 音が出る教室は一般教室から離して配置する 112 |
11 廊下は明るく,十分な幅を確保する 113 |
12 多目的スペースは姿勢を限定しない床仕上げがよい 113 |
13 ランチルームの床材は汚れがとれやすい仕上げとする 114 |
14 教室付近には流しを設ける 114 |
15 掲示のための壁面を確保する 115 |
16 コンピュータ教室は防塵と遮光に配慮する 115 |
17 教科教室型の方式は,教科ごとに教室群と教員ブースを備える 116 |
18 幼稚園には玄関付近に待合いスペースが必要である 116 |
19 柱や家具の出隅は面取りする 117 |
20 扉は引き戸が望ましい 117 |
6 図書館 118 |
01 外部空間に増築スペースを計画しておく 118 |
02 書庫と閲覧を構造的に分けるとコスト上有利 118 |
03 利用者,職員,図書の動線を分ける 119 |
04 固定壁は少ない方がレイアウトに有効 119 |
05 書籍の階層移動のためにリフトを設置する 120 |
06 ブックモビル専用の車庫が必要である 120 |
07 出入口にはBDSを設置する 121 |
08 利用者用の出入口は1か所とする 121 |
09 図書館内の床に段差を設けない 122 |
10 カウンター前面には十分なスペースを確保する 122 |
11 カウンターから館内が見渡せるように配慮する 123 |
12 書架の間隔はすれ違いに十分な幅で設定する 123 |
13 書架の近くで本が読めると便利である 124 |
14 児童閲覧室には読み聞かせコーナーを設置する 124 |
15 児童スペースはカウンター付近に設置する 125 |
16 児童と成人の利用スペース間は遮音を考慮する 125 |
17 利用者のための休憩コーナーを設ける 126 |
18 グループで利用できる学習スペースを設ける 126 |
19 資料のマルチメディア化に対応する 127 |
20 視覚障害者向けの資料や設備を整える 127 |
7 コミュニティ施設 128 |
01 玄関の位置はわかりやすくする 128 |
02 敷地内には地域住民の憩いの場所を設ける 128 |
03 事務室は玄関の正面を避けて配置する 129 |
04 時間帯による使用ゾーン分けを考慮する 129 |
05 自由利用空間と予約利用空間を明確にする 130 |
06 活動内容が見えるオープンな空間構成とする 130 |
07 各室への動線はできるだけ単純にする 131 |
08 廊下の一部にアルコーブを設置する 131 |
09 ロビーは明るく開放的にする 132 |
10 情報提供型のロビー空間によって利用者が増加する 132 |
11 可動間仕切り壁によって収容人数に対応する 133 |
12 室を専門ごとに分けすぎないように配慮する 133 |
13 学習室の外部に植樹帯を設けると室内環境に効果的である 134 |
14 上履きのホールは履き替え線を明確にする 134 |
15 平土間ホールにも舞台設備や映写室を設ける 135 |
16 ホール固室席は,幅500mm以上,間隔900mm以上が目安 135 |
17 簡易な舞台でも照明の演出効果を考慮する 136 |
18 大ホールにはキャットウォークを設ける 136 |
19 多目的ホールの倉庫は大きめにとる 137 |
20 視聴覚室は遮光・遮音効果を高くする 137 |
21 視聴覚室には収納や編集作業室を設ける 138 |
22 会議室には出入口を室の前後に設ける 138 |
23 工作室から発生する騒音に配慮した配置とする 139 |
24 工作室の床・壁材は補修しやすいものを使う 139 |
25 工芸室には材料・工具の収納庫を設ける 140 |
26 料理実習室は臭いや熱の換気に配慮する 140 |
27 料理実習室には試食スペースを備える 141 |
28 体育室には更衣室・便所を備える 141 |
29 託児室には幼児用便所を備える 142 |
30 地域活動の拠点となる室と資料庫を備える 142 |
31 レストランは外部から利用できる位置がよい 143 |
32 食堂は配膳⇒食卓⇒下膳の動線を明確にする 143 |
33 住民の学習を支援する学習情報を受信・発信する場が必要である 144 |
34 パソコン用の机と椅子は高さ調整ができる物にする 144 |
35 共用の椅子や机は移動が便利な物にする 145 |
36 人数に対応した机のレイアウトができる家具とする 145 |
8 スポーツ施設 146 |
01 エントランス前に滞留スペースを確保する 146 |
02 競技者と観客の動線が交差しないようにする 146 |
03 アリーナの採光方向と照明計画に配する 147 |
04 アリーナ部分の天井高さを十分にとる 147 |
05 アリーナ入口前に履き替えのスペースを確保する 148 |
06 競技場内に柱などの出隅をつくらない 148 |
07 人やボールによるガラスの破損を防ぐ 149 |
08 アリーナの分割利用のネットを備える 149 |
09 容積により空調の系統分けを考慮する 150 |
10 アリーナと客席の換気は別系統とする 150 |
11 室内プール部分は他室より負圧にする 151 |
12 更衣(便所)⇒強制シャワー⇒プールの動線を確保する 151 |
13 ウエットゾーンとドライゾーンの動線を分離する 152 |
14 プールに階段・スロープの入口を設ける 152 |
15 便所利用の集中に配慮した便器数を設定する 153 |
16 ロッカールームは部外者が立入りにくい動線にする 153 |
9 事務所 154 |
01 賃貸ビルはレンタブル比を大きくする 154 |
02 高層の事務所ビルはコアを形成する 154 |
03 事務室の一人あたり面積の標準は5~10m2である 155 |
04 執務空間内の柱はなるべく少なくする 155 |
05 事務室へ外部の人が直接立ち入らないようにする 156 |
06 商業施設等との動線を分ける 156 |
07 守衛室は夜間通用口の近くに設ける 157 |
08 わかりやすい位置にエレベータを配置する 157 |
09 超高層ビルのエレベータは停止階を分ける 158 |
10 並べるエレベータの数は3,4台程度とする 158 |
11 大規模な事務所ビルはサービス用工レベータを設ける 159 |
12 自社ビルは開放的なエントランスでイメージアップ 159 |
13 日常用いる動線から避難階段がわかるようにする 160 |
14 コンピュータ等への配線のスペースを確保する 160 |
15 ペリメータゾーンの空調をオフィスゾーンと分ける 161 |
16 メンテナンスの困難な形を避ける 161 |
10 商業施設 162 |
01 大規模物販店舗は2面以上道路に接するようにする 162 |
02 客と搬入出の動線を分ける 162 |
03 生鮮食品と他の商品の搬入口を分ける 163 |
04 搬入車が荷物を効率よく搬入口へ運び込めるようにする 163 |
05 ショッピングセンターの核店舗は奥に配置する 164 |
06 物販店舗は間口をなるべく広くとり,有効に活用する 164 |
07 歩行者動線に合わせてショーウィンドーと入口を配置する 165 |
08 スーパーでは入口と出口を明確に分ける 165 |
09 動線に回遊性を持たせる 166 |
10 回転率の高い商品は主動線沿いに配置する 166 |
11 避難経路をわかりやすくする 167 |
12 陳列棚が置かれても通路幅がとれるようにする 167 |
13 物販店舗には十分な倉庫(ストックヤード)を設ける 168 |
14 生鮮食品,惣菜売場の裏に作業室を設ける 168 |
15 歩道に不法駐輸があふれないようにする 169 |
16 営業時間帯ごとに店舗をまとめてにぎわいを出す 169 |
17 一部の店が閉まっても避難経路が確保されるようにする 170 |
18 防火シャッターが降りる場所をわかりやすくする 170 |
19 反射光でショーウィンドー内が見えづらくならないようにする 171 |
20 エスカレータからの視界を広くとる 171 |
21 柱スパンを大きくし,見通し,レイアウトの自由度を増す 172 |
22 入口で客と店員の視線が合わないようにする 172 |
23 店員から死角になる場所をつくらない 173 |
24 接客の仕方に応じたレイアウトを行う 173 |
25 商品が傷まないよう西側の大きな開口を避ける 174 |
26 厨房の天井高を高くする 174 |
27 調理室の床は防水性材料を使用し,排水溝を設ける 175 |
28 飲食店では便所の水洗音が聞こえないようにする 175 |
29 飲食店舗で調理を見せると集客力が増す 176 |
30 高級感を出すためには照明を暗くする 176 |
31 大規模店舗の駐車場には屋根付きの通路を設ける 177 |
32 大規模な物販店舗の便所にはベビーベッドを設置する 177 |
11 複合施設 178 |
01 各施設の連係を機能図,相関図によって検討する 178 |
02 施設個別のゾーンと共用ゾーンを明確に分ける 178 |
03 業務時間の異なる施設を分けて配置する 179 |
04 施設内容と配置が一覧できる案内板を設ける 179 |
05 劇場では大型トラックが出入りしやすい搬入口を設ける 180 |
06 劇場では反射音が1点に集中する断面,平面を避する 180 |
07 良い音を聞くためには騒音を遮断しておかなければならない 181 |
08 舞台近くの端に客席を設けない 181 |
12 交通施設 182 |
01 駐車場出入口は交通量の多い道路を避ける 182 |
02 駐車場の出入口は,交差点や曲がり角から離れた場所に設ける 182 |
03 車と歩行者の動線を分離する 183 |
04 駐車場出入口からの視界をふさがない 183 |
05 斜路を設ける場合は前後に緩和勾配を設ける 184 |
06 避難経路が建物内の駐車場を通過しないようにする 184 |
07 駐車場の中は右回りとする 185 |
08 車道を何度も横断するような駐車場配置にしない 185 |
09 敷地内の車道をなるべく短する 186 |
10 駐車場の基本スケール(普通車)をおさえよう 186 |
11 駐車場の梁下高さは一般車両が通行可能な寸法を確保する 187 |
12 駅と他の交通機関どうしの連携をよくする 187 |
13 駅前の道路が通過交通として使用されるのを避ける 188 |
14 ロータリーは車の乗降を考慮した回り方にする 188 |
15 駅付近で送迎の自動車が待てるようにする 189 |
16 駅には待ち合わせ等に利用できる場所を設ける 189 |
17 駅員の動線を客動線と分ける 190 |
18 動線が交錯しないよう券売機,改札を配置する 190 |
19 駅事務室と券売機を隣接させる 191 |
20 駅内での車椅子の動線をわかりやすくする 191 |
用語解説 193 |
あとがきにかえて 本書作成の経緯と謝辞 199 |