はじめに 科学を知ってほしいのは、楽しいから、それだけ 7 |
科学は子どもっぽい? |
科学好きはオタク? |
サイエンスライターとして |
科学を知る必要はある? |
必要だからではなく、楽しいから |
科学の世界の入口へ |
案内役は科学者たち |
第一章 自分を客観的に見つめる 科学的に考える 29 |
科学と聞いて、クイズ番組の正解を思いおこしてはいけない |
ひとつずつ、ていねいに |
客観的な事実がある |
謎は解かれる |
数学は大切だけれど |
数量に親しむ |
一番の敵は先入観 |
大発見は疑ってかかれ |
不確かさこそが力の源 |
批判的思考のコツ |
知ってるつもり |
自分の頭のなかを見直そう |
第二章 誰がために「釣鐘曲線」はある 確率 73 |
偶然はわざとらしい |
偶然が迷信に変わるとき |
奇跡は日常 |
世界は広い |
確率の感覚を惑わすリンダ |
サンプル空間が大きければ |
頭の体操 |
統計のウソ |
人生の教訓を語る釣鐘曲線 |
相関関係と因果関係 |
数字を鵜呑みにしないために |
第三章 ものさしで遊ぶ 計測 107 |
感覚はあてにならない |
人間中心のものさしから抜けだす |
便利な科学表記 |
短い時間に目をこらす |
長い時間をさかのぼる |
気が遠くなるほど広大な宇宙 |
目に見えないほど小さいライフサイズ |
第四章 何もなくて十分 物理学 131 |
あらゆる科学の土台になるもの |
原子はどんなふうに見える? |
原子の中身 |
力の種類は全部で四つだけ |
休みなく飛びつづけている電子 |
電子の反発力に感謝 |
落ち着きのない電子の大移動 |
何気なく電気を使っているけれど |
エネルギーがなければ動かない |
電流が磁石を作り、磁石が電流を起こす |
エネルギーの源は太陽 |
光のいろいろ |
自然界はリサイクルが得意 |
エネルギーは不滅 |
アイスクリームは溶け、熱いコーヒーは冷める |
完璧なものはない |
エントロピーは増大する |
第五章 火、氷、スパイ、そして生命 化学 186 |
中くらいが大好きな少女、ゴルディロックス |
ジェームズ・ボンドの科学 |
電子の共有が分子を作る |
塩をうむイオンの力 |
水にはミッキーマウスがいっぱい |
鉛筆で書けるわけ |
生命の循環とダイヤモンド |
生命に彩をもたらす結合 |
変化の科学 |
ニュートンの人柄を変えてしまった金属 |
うわべだけの変化 |
ワインも化学から |
熱を吸い、熱を出す |
第六章 生命の糸 進化生物学 230 |
作りもののような本物 |
信じない人たち |
なりゆきを見てきたわけではないが |
仮説から科学理論へ |
理論は先を読む |
ゆっくり、それとも急激に |
完璧でなくてよかった |
生き残りをかけて |
化石が残った幸運 |
クジラとウマの系譜 |
ヒトの系譜 |
大地を共有する |
生命の樹をたどる |
同じ作戦 |
手持ちの材料で応急処置 |
子孫を残す努力 |
進化論を疑う人たち |
血を止めるピタゴラ装置 |
たったひとつの暗号 |
第七章 細胞の才能 分子生物学 288 |
虫歯にとりつく植物相 |
なくてはならない細菌もある |
生命の歴史の最高傑作 |
世界一小さい生命の小包 |
小さいことはいいことだ |
曲線美をほこる活発なマシン |
眠らない街の仕事人たち |
有名になりすぎた分子 |
大きいのに単純 |
たんぱく質のレシピ |
たんぱく質工場の生産工程 |
つながりは精密でゆるやか |
日常の仕事と専門の仕事 |
コピーとミス |
ひとりでは何もできないゲノム |
第八章 生命の惑星 地質学 338 |
落ち着きのない惑星 |
ただの石こそが宝石 |
熱よ、宇宙へ! |
誰も見たことのない世界 |
地球は工事現場 |
ポセイドンのベルトコンベア |
恵みの水 |
なくてはならない空気 |
生命と酸素のあいだがら |
青いビー玉 |
第九章 天の贈り物 天文学 375 |
夜空のファンタジー |
純粋なイメージ |
光に頼って過去を見る |
すべてのはじまり |
銀河はみんな逃げていく |
風船の実験 |
フィルムを逆にまわせば見えてくる |
膨張をうたいあげる最古の光 |
ゆらぎから生まれた星くず |
ガスの塊から金が生まれるまで |
太陽のスカートから |
星の子の仲間たちは |
いつか会える日を |
解題 424 |
訳者あとがき 429 |
索引 447 |
はじめに 科学を知ってほしいのは、楽しいから、それだけ 7 |
科学は子どもっぽい? |
科学好きはオタク? |
サイエンスライターとして |
科学を知る必要はある? |
必要だからではなく、楽しいから |