1. 工学でも主観が重要 |
工学はもともと主観的 1 |
工学とは? 2 |
創造こそ工学 3 |
価値判断が工学の要 3 |
アメリカのK-12の工学教育 4 |
何をつくるかが企業の鍵 5 |
3M、5適は工学でも重要 6 |
工学=商売 6 |
技術開発はおタクから始まった 8 |
夢を見られるのが人間 8 |
自然の営みと化した工学 9 |
足し算の工学 10 |
工学はマーケティングを考えよ 10 |
品質=機能か? 11 |
相手あっての商売 12 |
自分の苦労に酔うのが技術者 12 |
非合理性の重要さ 13 |
合理化とは数値化か? 14 |
商売化する21世紀の工学 14 |
バターンも合理性 16 |
GDPは満足を与えるか? 16 |
幸福の経済学 16 |
国民総幸福量 17 |
試行錯誤がこれからの生き方 18 |
主観的アプローチはBoPビジネス展開にも役立つ 19 |
2. homo faberに戻れ |
マズローの人間の生きる条件 21 |
モノから心へ 23 |
“I(自分)”の世界へ 24 |
人間に注目した経済学の出現 24 |
役割でモデル化している経済学 24 |
経済学も工学もモノ主体 25 |
工学主体としての人間のモデル化 26 |
人間の定義 27 |
homo faber 27 |
homo ludens 27 |
homo loquens,homo movens 28 |
動物と人間 28 |
未来を引き寄せるのが人間 29 |
3. 夢を語れ、技術を語るな |
夢を実現していった20世紀 31 |
技術者の誤解 31 |
感激は薄れる 32 |
感激が薄ければ対価も薄い 32 |
夢を売るのが工学 32 |
期待満足がコンサルタントの仕事 33 |
サムスンの技術者は夢を語る 33 |
夢を語れば市場も拡大 34 |
最初からグローバル市場を目指す韓国人 34 |
期待マネジメントが得意なアメリカのベンチャー 35 |
未来を売り込むアメリカの就職 36 |
経済でも未来を売っている 37 |
教育も未来を売っている 37 |
アメリカは夢を売って成り上がった 38 |
微分的な思考のアメリカ人、積分的な思考の日本人 39 |
「結果よければすべてよし」のアメリカのプラグマティズム 39 |
アブダクション 40 |
帰納、演繹とアブダクション 41 |
reflective practitioner 42 |
アメリカ人のチームワーク、日本人のチームワーク 46 |
learning from failures(失敗に学ぶ) 47 |
4. 走りながら考える時代 |
20世紀は鉄道、農耕、21世紀は航海、狩猟 49 |
イギリス人は歩きながら考える 50 |
サッカーと野球 50 |
工学も様々 51 |
工学、経営、経済のシームレス化 56 |
whyを考える工学教育 57 |
designと設計の違い 58 |
5. 感情工学-知恵の時代 |
これまでの機械 61 |
ダイナミックな時代へ 61 |
感情と工学 62 |
皮膜はインターフェイス 68 |
触覚は外界とのコミュニケーションで最も重要 69 |
触覚の特徴 69 |
21世紀は知恵の時代-知情意 74 |
QFD 76 |
意思決定と感情 78 |
感情と大域最適化 79 |
reflective cycle 80 |
人間にとっては問題設定がまず重要 80 |
心の時代 81 |
6. customization=納得 93 |
7. 発想を転換せよ |
創造的顧客 : 自分の夢は自分で実現 101 |
既存技術を活用せよ 108 |
顧客の品質、生産者の品質 111 |
低級技術こそ市場拡大の鍵 117 |
言葉に惑わされるな。本質を見よ 121 |
8. リベロで行け、日本 |
モノづくりの日本 128 |
ものづくりって? 128 |
自動化? 128 |
技能? 129 |
対象マーケットは?特定、汎用 129 |
刷り合わせ? 130 |
対象マーケットは? 130 |
外需あっての日本 131 |
プロセスにこだわる日本人 131 |
アメリカ人と日本人 132 |
プロトタイピングは日本の生きる途 133 |
ソフトウェアのプロトタイピング : ハーウェアとどう違う? 133 |
継続的プロトタイピング : その利点 134 |
ハードウェアでの継続的プロトタイピング 135 |
ハードウェア発展の歴史は継続的プロトタイピング 136 |
製品への信頼を増す継続的プロトタイピング 136 |
先行顧客の不在 137 |
製品を実感させるプロトタイピング 138 |
VRによるプロトタイピング 138 |
全生産時間の75%は生産準備 139 |
内製志向だった日本には、生産準備に関する知識、経験が豊富 140 |
日本は妥当性確認を目指せ 141 |
プトロタイピングはアイディア合わせ 142 |
直し屋、日本 143 |
ドイツ人は、実は柔軟 143 |
FW志向の日本 145 |
望むのは、いまの使いやすい状態 146 |
保守はマーケット調査 147 |
日本人とアングロサクソン : その強みと弱み 147 |
多能工の日本、アイルランド 150 |
朝鮮戦争と東京タワー 151 |
修理と総合商社 151 |
補修はサービスだ 152 |
補修は客を選ばない 153 |
以心伝心 155 |
9. 自給自足時代へ : 皆で楽しむモノづくり |
ツリーとネットワーク 157 |
分業は生産者中心思考 158 |
ネットワークの典型-スマートグリッド 160 |
Jumaの指摘-そこにある資源を有効に使え 160 |
自給自足はわびしい?-江戸時代を見よ 161 |
日本料理と中国料理 162 |
材料、道具にこだわる日本 163 |
高級品を望むマーケット-その規模は? 163 |
JND 164 |
サービスの基本はJND 165 |
ネットワーク社会は非均質 166 |
工学と経済学 168 |
欲望主体 168 |
欲望革命 169 |
自己発展経済へ 170 |
お祭りの工学-Engineering2.0 171 |
Engineering2.0は世界で通用するか? 172 |
おわりに 175 |