序章 [よのなか理科]で科学することを学ぶ…藤原和博 9 |
なぜ、ロボットなのか |
ロボットと理科のブラックボックス化の関係 |
あえてヒューマノイドという選択 |
理科的な考え方とは何か |
第1章 回転寿司とハンバーガー…東嶋和子 23 |
1 日本のファーストフード・回転寿司 24 |
回転寿司もハンバーガーも、風変わりな店から始まった |
寿司をベルトコンベアーにのせる |
世界へ輸出されるSUSHI |
寿司からわかる漁業資源と環境問題 |
2 寿司ロボットの誕生 30 |
寿司職人の「握り」の技を盗む |
ダブルアクションで握る |
ハンバーガーロボットは必要か どんなことをロボットにやらせればトク? |
3 ロボット大国日本 36 |
産業用ロボットから経済が見える |
どんなロボットが工場で働いているのだろう |
パーソナルロボットの時代へ |
あなたのまわりにロボットはあふれている |
4 よのなかで活躍するロボットたち 47 |
生命科学の時代のロボット |
「ミクロの決死圏」が現実に? ロボットカプセル内視鏡 |
生きものと機械の融合 |
科学と芸術の天才の名を冠した手術支援ロボット |
大西洋をまたぐリンドバーグ作戦 |
手や足の代わりをしてくれる |
災害時や原子力事故で威力を発揮するレスキューロボット |
宇宙空間で働く |
5 どんな技術が人間を豊かにしてきたのか 63 |
ロボットの原形はからくり人形 |
ロボットは「労働者」を意味する言葉だった |
現実の科学を追いこし、社会を映しだすロボットたち |
2000年間で最大の発明は何か |
COLUMN 自閉症児教育とロボット開発の交差点…渡部信一 76 |
第2章 人とロボットの未来を考える…東嶋和子 83 |
1 理想のロボットを描こう 84 |
研究コンセプトを決める |
鉄腕アトムのようなロボットをつくれ |
2 どうやって「形」にするか 86 |
とにかくつくる、応用する、まねる |
100キロの荷物を持って歩く50キロのロボット |
3 「歩く」を科学する 90 |
とことん観察する |
動物の動きを知る |
どこかを故障させたらどうなる? |
人間をまねてはみたものの… |
機械には機械の歩きかたがある |
4 ASIMOはどうやって歩くか 100 |
足首をふにゃふにゃにしてみる |
「倒れる」ように歩く |
ロボットの姿勢を制御する |
ホンダサピエンスの誕生 |
ロボットの軽量化に挑む |
ASIMOのi-WALK |
人をほがらかにする技術 |
5 ロボットと環境 115 |
デザインとは価値観を表現するものだ |
実物大の模型やCGを駆使 |
先端技術と人とを結ぶインターフェイス |
バリアフリーな街へ |
6 ロボットと共存するには 124 |
ロボットがもたらす負の問題 |
ロボット工学3原則 事故が起こらないようにする |
ロボットの平和利用 |
7 ロボットの心はどこにあるか 131 |
サッカーをするロボットチーム |
人工知能とロボット 人間のようにふるまうHAL9000 |
チューリング・テストとはなにか |
「桶のなかの脳」という思考実験 |
ロボットに自意識は芽ばえるか |
8 鉄腕アトムは実現するか 144 |
ロボットと人の「あいだ」 |
ロボットセラピー |
ロボット研究者たちの夢だった |
人とロボットが暮らす未来 |
COLUMN たったひとつの冴えたやり方…出渕裕 153 |
第3章 ロボットを創ろう…門田和雄 161 |
1 ロボットの物理学 162 |
ロボット開発になぜ物理学が必要なのか |
ロボットの科学と技術 |
力学だけでロボットが創れるか |
ロボットの運動学 |
2 ロボットの機械工学 171 |
ロボット創りで一番大事なことは |
鉄と鋼の違いは |
金属材料の引張試験をしてみよう |
ロボット設計に必要な強度とは |
ロボット高校で材料の強さを重視している理由 |
ロボット設計に役立つ強度と形の関係 |
メカニズムの思考実験 |
メカニズムを生みだすアクチュエータ |
回転運動を伝えるメカニズム部品の基本は歯車だ |
離れた場所に回転運動を伝えるベルトとチェーン |
創りはじめて大切さがわかる軸・軸受・軸継手 |
ねじがなければどんなロボットも創れません |
3 ロボットの電気工学 191 |
ロボットを動かすための電気の基礎 |
ロボットを直流、交流どちらで動かすか |
よのなかはスイッチに囲まれている |
スイッチを自動化したものがセンサーです |
ロボットと制御技術の関係とは |
4 ロボットの創造学 198 |
ロボット研究は新しい学びの体系である |
魚ロボットの研究は水族館の見学から |
ロボットを創るのになぜ生物を学ぶのか |
ロボットの自動化に便利な空気圧制御 |
ロボット創りは人創り、そして人間を知ること |
COLUMN ASIMOの開発者に会いに行こう…野村泰朗 210 |
あとがきにかえて 「校長室と玉手箱」…藤原和博 219 |
序章 [よのなか理科]で科学することを学ぶ…藤原和博 9 |
なぜ、ロボットなのか |
ロボットと理科のブラックボックス化の関係 |
あえてヒューマノイドという選択 |
理科的な考え方とは何か |
第1章 回転寿司とハンバーガー…東嶋和子 23 |