close
1.

図書

図書
福島清彦著
出版情報: 東京 : 亜紀書房, 2006.3  261p ; 20cm
所蔵情報: loading…
2.

図書

図書
ジョセフ・E・スティグリッツ, アマティア・セン, ジャンポール・フィトゥシ著 ; 福島清彦訳
出版情報: 東京 : 金融財政事情研究会 , [東京] : きんざい (発売), 2012.4  34, 153p ; 21cm
所蔵情報: loading…
3.

図書

東工大
目次DB

図書
東工大
目次DB
福島清彦著
出版情報: 東京 : 亜紀書房, 2009.1  271p ; 20cm
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
序章 破綻している日本の環境政策 9
 1 顰蹙を買う日本の環境外交 10
   環境・エネルギー技術が発展の原動力になる
   年々目標を高くするヨーロッパ
   強い危機感を抱くEU
   間違いだらけの日本の政策
 2 日本の環境外交の敗因 18
   第一の敗因-温暖化問題への理解不足
   第二の敗因-産業への過剰配慮
   第三の敗因-成長産業の変換に対応していない
第一章 いまなぜ環境・エネルギー政策が重要か 33
 1 石油文明の限界 34
   石油文明が直面する二つの制約
   エネルギー問題は世界経済の死活問題
   温暖化を実証したスターン報告
   節約や省エネだけでの達成は無理
   エネルギー発生源の革命的変革を
   「気候の正義」論
 2 第四回評価報告書に見る六つのシナリオ 46
   「二〇五〇年までに五〇%削減」のインパクト
   六つのシナリオ
 3 「気候の正義」受け入れで途上国も参加 54
   「気候の正義」をめぐって
   米欧の対立、南北の対立
   先進国は八〇%の大削減
   二〇二〇年までの数値目標が決まる見通し
   アメリカの政策変更の可能性が高まる
 4 欧州の先行投資と直面する危険性 63
   次世代エネルギーは何か-各国の試行錯誤
   テロによる石油供給激減の可能性
第二章 エネルギーの経済学 69
 1 エネルギー源の変遷 70
   歴史とともに激増する消費量
   エネルギー生産の四傾向
 2 「市場の失敗」 77
   「内部経済」と「外部不経済」
   石油文明がもたらした失敗
 3 化石燃料が持つ供給量の限界 80
   ピーク・オイルの理論
   世界のピーク・オイルはいつ来るのか
   足し算でしか増えない石油供給量
   かけ算で増えるエネルギー需要
 4 新エネルギー時代のはじまり 92
   石油は必ず枯渇する
   再利用可能なエネルギーへの流れ
   原子力エネルギーの可能性
 5 新エネルギーの経済学 101
   自然科学から見た二つの条件
   経済学から見た三つの収支基準
   新エネルギーの総合評価
第三章 二酸化炭素削減の方向性をさぐる 111
 1 温暖化はどこまで進んでいくか 112
   炭素循環論
   二酸化炭素濃度と気温上昇の関係
 2 人類の活動が環境に与える影響 124
   環境への負荷量
   農業も温暖化を促進
   広い概念で温暖化をとらえる
   まず「フロー」を減らす
   産業革命以前の濃度に戻す
 3 先進国の「歴史的責任」とは何か 133
   先進国と途上国の対立の構造
   成長優先を主張するインド、中国
 4 京都議定書の意義と課題 139
   排出量削減を決めた史上初の国際条約
   「京都メカニズム」の三つの制度
 5 人口減少政策は温暖化防止に寄与するか 146
   数字上の計算としては正しいが…
   人口増加の速度を抑える
 6 炭素を減らすもう一つの方法 149
   炭素を捕捉し貯蔵する
   技術力があるのに遅れている日本
   炭素捕捉・貯蔵のいくつかの手法
 7 ブラウン氏の提案 156
   削減のために必要な資金の試算
   日本が読みとるべき教訓
第四章 主要国の環境・エネルギー政策 167
 1 バリ会議での大団円 168
   「われわれだけで決める。邪魔するな」
   アメリカを追いつめる
   パリ会議で採択されたこと
   アメリカの抵抗を押し切っての勝利
   開かれたコペンハーゲンへの道
 2 EUの環境・エネルギー政策 177
   二〇二〇年までの目標設定
   EUは二〇一二年を待たずに超過達成
   対日批判を強めるEU
 3 ドイツの環境・エネルギー政策 186
   きめ細かな国内政策
   サハラ砂漠での発電事業
 4 イギリスの環境・エネルギー政策 190
   削減状況を毎年議会に報告
   海上風力発電を強化
   二酸化炭素を油田跡などに貯蔵
   ゼロ・カーボン・ハウスの試み
 5 フランスの環境・エネルギー政策 194
   すでに低酸素社会を実現
   ゼロ炭素排出の電力輸出国をめざす
 6 アメリカの環境・エネルギー政策 198
   温暖化防止に貢献する方法
   自治体独自の二酸化炭素削減計画
 7 中国の環境・エネルギー政策 201
   石炭火力を縮小し、水力発電を増強する
   温暖化防止のための援助を求める
 8 インドの環境・エネルギー政策 204
   「きれいな料理用燃料」の確保が先決
   エネルギー増産こそが課題
 9 主要国の政策のまとめ 207
第五章 電源部門への投資を迫られる日本 217
 1 三度目の議定書達成計画 218
   再度、改定される可能性も
   腰の引けた計画
   五年で一〇%は不可能
   二酸化炭素発生量が増加する理由
   電源変革が鍵を握る
   「邪道」が目立つ日本の政策
   本格削減中心のEU
 2 二〇〇八年の環境外交 236
   「環境の福田」のデビュー
   洞爺湖サミットの失敗
   名指しで批判された福田首相
 3 民間技術と公共政策とのギャップ 244
   民間技術の自慢は負け惜しみ?
   大型技術革新への期待
   いま必要なのは研究ではなく投資
   エネルギー消費にも改善の余地
 4 EUに学び環境国家・福祉国家へ 256
   エネルギー革命期には公共投資を
   「骨太の方針2006」の呪縛
   EUも苦悩している
   大胆な公共投資を行うべき
   経済思想の再構築が急務
あとがき 268
序章 破綻している日本の環境政策 9
 1 顰蹙を買う日本の環境外交 10
   環境・エネルギー技術が発展の原動力になる
文献の複写および貸借の依頼を行う
 文献複写・貸借依頼