第1章環・筒・管の特性を活かした超分子材料 高田十志和 |
1はじめに 1 |
2環、筒、管 2 |
3環・筒・管の特性を活かした超分子材料 3 |
<基礎編> |
第2章ロタキサン、カテナン 須崎裕司、小坂田耕太郎 |
1はじめに 7 |
2ロタキサンの合成 7 |
3カテナンの合成 12 |
4ロタキサン、カテナンの機能 14 |
5おわりに 17 |
6実験項 17 |
第3章ポリロタキサン、ポリカテナン 木原伸浩 |
1はじめに 20 |
2共有結合型ポリロタキサン 22 |
2.1シクロデキストリンを輪コンポーネントとするポリロタキサン 22 |
2.2ククルビットウリルを輪コンポーネントとするポリロタキサン 26 |
2.3クラウンエーテルを輪コンポーネントとするポリロタキサン 27 |
2.4ビピリジニウム塩と電子密度の高い芳香環との相互作用を李王するポリロタキサン 28 |
3空間結合型ポリロタキサン 29 |
4ポリカテナン 32 |
4.1ポリ[2]カテナン 32 |
4.2ポリ[n]カテナン 33 |
第4章有機ナノチューブ 清水敏美 |
1はじめに 43 |
2孤立した有機ナノチューブ構造の分類 44 |
2.1剛直ならせん状分子 45 |
2.2環状分子 46 |
2.3ロゼット型分子 48 |
2.4両親媒性分子 50 |
3両親媒性分子の自己集合様式 52 |
4脂質ナノチューブにおける内径、外径、長さ、形態制御 54 |
4.1内径制御 54 |
4.2外径制御 55 |
4.3長さ制御 56 |
4.4形態制御 56 |
5脂質ナノチューブの中空シリンダーの特性と機能 57 |
5.1束縛水の極性と構造 57 |
5.210~50nmスケールのゲスト物質包接機能 57 |
6脂質ナノチューブ1本の機械的物性とマニピュレーション 58 |
7分子集合を起点とした金属酸化物ナノチューブやハイブリッドナノチューブの創製 59 |
8将来展望 60 |
<応用編> |
Ⅰ(ポリ)ロタキサン、(ポリ)カテナン |
第5章分子素子・分子モーター 浅川真澄 |
1はじめに 67 |
2電気化学的に可逆的にスイッチするカテナン分子素子 69 |
3化学的酸化還元によって駆動するリニア分子モーター 71 |
4溶媒蒸気によるロタキサンの動きを利用したパターニング 72 |
5光によって駆動するロタキサンを利用した液滴輸送 73 |
6まとめ 74 |
第6章可逆的架橋ポリロタキサン 古荘義雄 |
1はじめに 76 |
1.1可逆的な架橋/脱架橋プロセスによるポリマーのリサイクル 76 |
1.2ポリロタキサンネットワーク 76 |
1.3動的共有結合の化学 78 |
1.4ジスルフィド結合の可逆的性質を利用したロタキサン合成 79 |
2可逆的架橋ポリロタキサン 80 |
2.1ジスルフィド結合を持つポリロタキサンネットワークの合成 80 |
2.2架橋率のゲル物性に及ぼす影響 82 |
2.3ポリロタキサンエラストマーの合成 84 |
2.4ポリロタキサンネットワークのリサイクリング 86 |
3おわりに 87 |
4代表的実験例 87 |
第7章ポリオタキサンゲル 伊藤耕三 |
1はじめに 90 |
2環動ゲルの作成法 91 |
3応力-伸長特性 93 |
4小角中性子散乱パターン 95 |
5準弾性光散乱 96 |
6環動ゲルの応用 97 |
第8章ポリロタキサンによる先端医療への挑戦 由井伸彦 |
1はじめに 99 |
2ポリロタキサンによる生体との多価相互作用の亢進 99 |
3ポリロタキサンによる遺伝子送達 103 |
4おわりに 108 |
第9章ゴム状ポリカテナン 圓藤紀代司 |
1はじめに 110 |
2環状ジスルフィドの重合 112 |
3環状ジスルフィドポリマーの諸性質 115 |
3.1熱的性質 115 |
3.2動的念弾性 116 |
3.3ポリマーの光分解 118 |
4形状記憶特性 118 |
5おわりに 120 |
Ⅱナノチューブ |
第10章シクロデキストリンナノチューブ |
1はじめに 125 |
2分子チューブの設計 126 |
3シクロデキストリン分子チューブの設計と合成 127 |
4分子チューブの性質 129 |
5疎水性チューブの合成 133 |
6超分子ポリマーの形成 133 |
7まとめ 136 |
第11章脂質ナノチューブのサイズ制御と内・外表面の非対称化 増田光俊 |
1はじめに-ナノチューブのサイズ・表面制御の重要性- 138 |
2従来の脂質ナノチューブのサイズ制御とその問題点 139 |
3くさび型の非対称双頭型脂質が形成するマイクロ・ナノチューブ 142 |
4マイクロナノチューブ中での分子配列 143 |
5ナノチューブの内径制御 145 |
6選択的なカプセル化を目指した内表面制御とナノ微粒子、タンパクの包接 146 |
7ナノチューブの選択的な合成 147 |
8おわりに 148 |
第12章磁性金属ナノチューブ 中川勝 |
1はじめに 150 |
2繊維状分子集合体の形態制御 151 |
3繊維状分子集合体の形成機構 15. |
4無電解めっきの鋳型機能 155 |
5Ni-P中空マイクロ繊維の物性 157 |
6おわりに 158 |
第13章イモゴライトナノチューブ 高原淳、井上望 |
1はじめに 161 |
2イモゴライトの構造と性質 162 |
3イモゴライトを用いたポリマーハイブリッド 164 |
4イモゴライトを用いたハイブリッドゲル 168 |
第14章ゾル・ゲル重合法による金属酸化物ナノチューブ 英謙二 |
1はじめに 171 |
2ゲル化剤 172 |
3ゾル・ゲル重合による金属酸化物の作製 174 |
3.1シリカナノチューブ 175 |
3.2チタニア、酸化タンタル酸化バナジウムのナノチューブ 177 |
3.3チタニアヘリックスナノチューブ 182 |
3.4L-バリン誘導体によるチタニア、酸化タンタルナノチューブ 183 |
4おわりに 184 |
Ⅲカーボンナノチューブ |
第15章可溶性カーボンナノチューブ 中嶋直敏 |
1カーボンナノチューブの可溶化の重要性 191 |
2カーボンナノチューブの構造・基本特性 191 |
3カーボンナノチューブの合成・精製法 192 |
4カーボンナノチューブの可溶化と機能化 192 |
4.1共有結合による可溶化 192 |
4.2サイドウオールへの物理吸着(非化学結合)による可溶化(あるいはコロイド分散) |
4.2.1界面活性剤ミセルによる可溶化・機能化 194 |
4.2.2多核芳香族化合物による可溶化と機能化 195 |
5ポリマー・SWNTなのコンポジット 196 |
6DNAおよびRNAとCNTのナノコンポジット 197 |
7SWNTキラリティ分離 198 |
8ナノチューブ複合による液晶、ゲル形成 199 |
9ナノチューブラセン状超構造体 200 |
10まとめと将来展望 200 |
第16章カーボンナノチューブのバイオ応用 佐野正人 |
1はじめに 203 |
2CNTの化学構造と特性 203 |
3CNTの水への分散化と安定性 205 |
4バイオ分子によるCNTの表面修飾 206 |
4.1糖質 207 |
4.2核酸 207 |
4.3タンパク質 208 |
5バイオセンサーへの応用 210 |
5.1電気化学センサー 210 |
5.2FETセンサー 211 |
6化学修飾CNTの細胞レベルでの応用 212 |
7おわりに 213 |
第17章有機分子を内包したナノチューブ 竹延大志、岩佐義宏 |
1はじめに 216 |
2内包チューブ 217 |
3有機分子内包ナノチューブの合成 218 |
4構造 219 |
5電子状態 221 |
5.1ナノチューブの光吸収スペクトル 221 |
5.2有機内包ナノチューブの光吸収スペクトル 222 |
6キャリア数制御 225 |
7まとめ 227 |
第18章カーボンナノチューブ電子源 世古和幸、齋藤弥八 |
1電界放出とカーボンナノチューブの特長 230 |
2電界放出顕微鏡法によるCNTエミッタの特性評価 231 |
2.1先端の閉じたCNTの電界放出パターン 231 |
2.2電子線干渉縞 232 |
2.3単一の五員環から放出された電子線の輝度 233 |
3透過電子顕微鏡による動的観察 234 |
3.1電界印加中のCNTの挙動 234 |
3.2電界印加中のCNTの挙動パターン 235 |
3.3電界放出中の二層CNT束の挙動 237 |
3.4各種CNTの電界放出の電流-電圧特性 239 |
4CNTの構造と残留ガスの影響 240 |
5CNTエミッタの電子放出均一性 240 |
6ディスプレイへの応用 241 |
6.1CNT陰極の作製 241 |
6.2ランプ型デバイス 241 |
6.3フラットパネル型デバイス 242 |
7X線源への応用 243 |
第1章環・筒・管の特性を活かした超分子材料 高田十志和 |
1はじめに 1 |
2環、筒、管 2 |
3環・筒・管の特性を活かした超分子材料 3 |
<基礎編> |
第2章ロタキサン、カテナン 須崎裕司、小坂田耕太郎 |