序文 |
Ⅰ 細胞周期制御の概要 |
細胞周期フロンティア-細胞周期制御と発生現象(竹内 隆・岸本健雄) 1 |
Ⅱ 細胞周期研究をささえる革新的な技術 |
抗リン酸化ペプチド抗体と細胞周期研究(笠原広介・稲垣昌樹) 6 |
抗リン酸化抗体を用いた生細胞での蛋白質リン酸化検出(大室(松山)有紀・北岡優一・上田宏) 11 |
蛋白質間相互作用を利用した新規リン酸化基質の探索法(天野睦紀・貝淵弘三) 18 |
プロテオミクスが拓く細胞周期研究(松本雅記・中山敬一) 23 |
細胞周期の時空間解析(阪上-沢野朝子・正井久雄・宮脇敦史) 29 |
Ⅲ 細胞分裂期の制御機構 |
紡錘体形成の前夜:中心体の成熟にかかわる新たな機能分子群(広常真治) 36 |
Plk1(大杉美穂) 41 |
AuroraキナーゼによるM期制御機構(福地大樹・寺田泰比古) 46 |
G2/M移行期におけるCDK1の活性化およびチェックポイント解除機構(後藤英仁・稲垣昌樹) 52 |
細胞分裂期を制御する蛋白質分解システム(渡辺信元) 58 |
染色体パッセンジャー複合体による有糸分裂の時空間制御(船引宏則) 64 |
細胞周期M期におけるコンデンシンの動態とリン酸化による制御機構-Flemmingから現在をつなぐ糸:M期染色体のダイナミクス(木下和久) 70 |
シュゴシンのもつ2つの分子機能-姉妹染色分体の接着保護と両極性結合の確立(本田貴史・渡邊嘉典) 77 |
B-Mybと紡錘体形成(石井俊輔) 84 |
核内輸送と細胞分裂におけるMgcRacGAPの役割(川島敏行・北村俊雄) 89 |
Ⅳ チェックポイント制御 |
紡錘体形成チェックポイント(広田 亨) 94 |
細胞分裂軸の決定機構における膜と骨格の制御(豊島文子) 102 |
DNA二重鎖切断末端の形状とDNA損傷チェックポイント(篠原美紀) 107 |
細胞老化とチェックポイント(島田 緑・中西 真) 114 |
Tel2蛋白質によるPIKKファミリー蛋白質の制御機構(加納純子) 119 |
ユビキチンシステムによる細胞周期進行とチェックポイントの制御機構(北川雅敏) 125 |
p53を認識するユビキチンリガーゼとチェックポイント制御(加藤順也・加藤規子) 133 |
Ⅴ 生殖細胞の増殖制御 |
分裂酵母における減数分裂開始の分子機構(山下 朗) 138 |
精子幹細胞の自己複製機構(篠原美都・李知英・篠原隆司) 145 |
卵成熟制御におけるCCCH型ジンクフィンガー蛋白質の機能(嶋田益弥・川原裕之) 150 |
Mos-MAPK-Emi2経路による脊椎動物卵の減数分裂周期制御(大江宗理・河村嘉子・磯田道孝・佐方功幸) 155 |
Ⅵ 初期胚発生の増殖制御 |
受精による細胞周期開始の分子機構(原 昌稔・立花和則・岸本健雄) 161 |
マウス初期胚における細胞分裂と発生(藤森俊彦) 168 |
受精から胚発生完了にいたるまでの細胞分裂回数の制御-ホヤを例にとって(西田宏記) 174 |
アフリカツメガエル初期胚の細胞周期制御と神経形成(上野裕之・中條信成) 181 |
細胞増殖と分化におけるGeminin(中山啓子) 187 |
胎盤からみた細胞周期制御-栄養芽層巨大細胞におけるendoreplicationの機構とその意義(國仲慎治・佐谷秀行) 193 |
組織幹細胞の老化(大谷直子) 200 |
心臓発生における増殖と分化の同時制御機構(竹内 隆) 207 |
Ⅶ 細胞分化と増殖制御 |
G0期とその周辺-細胞周期の停止と再増殖の分子メカニズム(洲﨑悦生・中山敬一) 212 |
神経幹細胞の自己複製能を維持するための構造的基盤(下向敦範・松崎文雄) 218 |
幹細胞と癌細胞で発現するNucleostemin遺伝子の役割(片野 幸・野村 淳・加藤英政・奥田晶彦) 225 |
造血幹細胞の活性支持におけるポリコーム複合体の機能と役割(瀧原義宏) 230 |
G0期の神経細胞における細胞周期関連分子の役割(川内健史) 236 |
神経細胞におけるp35-Cdk5の活用戦略(久永眞市・遠藤 良) 242 |
Ⅷ まとめと展望 |
細胞周期研究の現状と展望(稲垣昌樹・佐方功幸) 248 |
Key Words 索引 251 |
序文 |
Ⅰ 細胞周期制御の概要 |
細胞周期フロンティア-細胞周期制御と発生現象(竹内 隆・岸本健雄) 1 |
Ⅱ 細胞周期研究をささえる革新的な技術 |
抗リン酸化ペプチド抗体と細胞周期研究(笠原広介・稲垣昌樹) 6 |
抗リン酸化抗体を用いた生細胞での蛋白質リン酸化検出(大室(松山)有紀・北岡優一・上田宏) 11 |