序章 本書のテーマと構成 1 |
序1 多主体複雑系の研究プログラム 1 |
意思決定主体の主観性:解析的でミクロレベルの研究 |
利害対立と意思決定主体の非合理性:解析的でマクロレベルの研究 |
相互作用からの創発現象:総合的でマクロレベルの研究 |
序2 本書の構成 5 |
第I部 概説編 |
第2章 多主体複雑系の理論 10 |
2-1 システム思考 11 |
システム思考の発展 |
システム研究の地図 |
システム特性:システム思考の基本的特徴 |
2-2 意思決定システム科学 23 |
意思決定のプロセスと構造 |
意思決定に関する研究の位置づけ |
2-3 多主体複雑系の理論への展開 29 |
第3章 多主体複雑系のモデル 33 |
3-1 ゲーム理論 34 |
ゲームとゲームメタファー |
非協力ゲームとその表現 |
支配戦略均衡とナッシュ均衡解 |
非協力2×2対称ゲームの四つのパタン |
3-2 ハイパーゲーム分析とソフトゲーム理論 48 |
ハイパーゲーム分析 |
単純ハイパーゲーム |
ソフトゲーム理論 |
3-3 ドラマ理論 53 |
ドラマ理論とゲーム理論 |
合理的に行動しようとすればするほど合理性を失うパラドックス:合理性と感情 |
3-4 ランドスケープ理論:人工社会でのアライアンス形成 58 |
基本的考え方 |
三つのパラメータ |
フラストレーションとその意味 |
第II部 詳細編 |
第4章 知的ポリエージェント学習モデル 66 |
4-1 知的ポリエージェント学習モデルとは 66 |
4-2 問題状況の学習と解の概念 67 |
共生的ハイパーゲーム |
サッカーのフーリガニズム:例 |
価値観を共有するハイパーゲーム |
4-3 I-PALM:モード2の研究 75 |
問題の設定 |
シミュレーションの実際 |
第5章 ソフトゲーム理論 82 |
5-1 合理性と感情 82 |
5-2 感情と情報 86 |
肯定的な感情と否定的な感情 |
情報交換と感情の機能 |
情報自身の信頼性 |
情報の信頼性と誘惑 |
信頼できる情報 |
5-3 正直な主体と信用する主体 94 |
正直な主体と信用する主体 |
正直で完全に信用する主体の意思決定 |
正直で部分的に信用する主体の意思決定 |
5-4 ゲーム,ソフトゲーム,そしてドラマへ 100 |
第6章 ドラマ理論 103 |
6-1 ドラマ理論におけるドラマ 103 |
ドラマの流れ |
ドラマの定式化 |
相互作用を変更する方法 |
チキンゲームにおけるパラドックス解消プロセスの例 |
6-2 敵対分析 123 |
6-3 敵対分析の遺伝子組換え食品問題への適用 126 |
問題の背景 |
モデルの開発 |
モデルによって得られた結果 |
モデルの拡張の方向性 |
第7章 ランドスケープ理論の拡張 140 |
7-1 ランドスケープ理論の基本的な考え方 140 |
7-2 既存理論の限界とその拡張 144 |
7-3 拡張したモデルの現実への適用 147 |
航空業界の現状 |
航空業界のアライアンス形成のシミュレーション |
初期データ |
シミュレーション結果 |
シミュレーション結果の考察 |
感度分析 |
おわりに |
参考文献 157 |
索引 167 |
序章 本書のテーマと構成 1 |
序1 多主体複雑系の研究プログラム 1 |
意思決定主体の主観性:解析的でミクロレベルの研究 |
利害対立と意思決定主体の非合理性:解析的でマクロレベルの研究 |
相互作用からの創発現象:総合的でマクロレベルの研究 |
序2 本書の構成 5 |