プロローグ 13 |
第1章 最初の生命らしきもの-生命四〇億年の歴史と氷の地球 20 |
進化の見える場所 21 |
古代を証言する生きた岩、ストロマトライト 24 |
生命の多様性を呼び起こした事件 27 |
全地球凍結のシナリオ 31 |
第2章 北極-異端児ポール・ホフマンの出発 37 |
地質学との出会い 38 |
探検のドラマ 40 |
北極への野心 44 |
北極圏の日常 47 |
先カンブリア時代という大きな謎へ 50 |
ナミビアにつづく道 53 |
露頭という収穫 61 |
研究上の衝突 66 |
遍在するアイス・ロックの問題 68 |
第3章 始まり-先駆者たちの業績 73 |
ハーランドの冒険 75 |
きわめて示唆的な発見 84 |
アガシが提唱したもの 88 |
プレートテクトニクスという革命 94 |
大陸移動説が全地球凍結を脅かした? 98 |
磁場から地球を見通す 101 |
第4章 磁場は語る-仮説が誕生したとき 104 |
石の記憶 111 |
赤道の氷 114 |
何がスノーボールを解かしたのか? |
第5章 ユーリカ!-才能ある研究者たちの共同作業 123 |
アフリカの恐怖 130 |
凍結の跡 136 |
研究をはぐくむ友情 141 |
一九九八年二月十五日 日曜日 ハーバード大学 147 |
スリリングな理論の構築 |
第6章 伝道-論争は始まった 155 |
一九九八年八月 155 |
仮説がもたらした脅威 160 |
一九九九年六月 ナミビア 165 |
地質学者の聖地 174 |
批判の根拠 176 |
第7章 地球の裏側-オーストラリアで見えてきたもの 181 |
氷は想像以上に長く存在していた 187 |
赤道における季節の問題 190 |
地軸は大きく傾いていた? 194 |
気候モデルからのまなざし 197 |
第8章 凍結論争-加熱する議論を超えて 200 |
懐疑派の主張 204 |
メタン説の顛末 209 |
激化する論戦 212 |
科学における革命 222 |
氷の中の生物 225 |
気候の大変動とサバイバル 227 |
第9章 天地創造-カンブリア紀の大爆発へ 234 |
大爆発の引き金 235 |
発見された化石 238 |
多細胞生物の痕跡 243 |
ロシアのバクテリア 246 |
垂涎の岩肌 250 |
化石の時代を特定する 252 |
生物学的な謎 255 |
ゆっくり進むDNAの時計 258 |
凍結が生命を刺激した 263 |
第10章 やがてまた 268 |
南アフリカ 二〇〇〇年九月 268 |
原初の凍結 270 |
地磁気の変化 272 |
超大陸のアイデア 277 |
氷の世界への変貌 280 |
人類の未来 282 |
エピローグ 284 |
解説“スノーボール・アース”の現在 川上紳一 287 |
スノーボール・アースをよく知るための参考文献 293 |
プロローグ 13 |
第1章 最初の生命らしきもの-生命四〇億年の歴史と氷の地球 20 |
進化の見える場所 21 |
古代を証言する生きた岩、ストロマトライト 24 |
生命の多様性を呼び起こした事件 27 |
全地球凍結のシナリオ 31 |