第1章 ある技術系弁理士の1日 |
1 弁理士は執筆業,作家みたいなもの 2 |
2 でも自宅で仕事したときの報酬は? 3 |
3 弁理士のクライアント 8 |
4 特許出願の能力 9 |
5 弁理士の顧問契約 13 |
column 特許出願の明細書とは 12 |
クレームの文章はわかりにくい 18 |
第2章 弁理士はどんな仕事 |
1 拡大する弁理士の仕事 20 |
2 知的所有権全般を扱う専門職 21 |
3 知的所有権の保護と活用は必須のファクター 22 |
4 TLO,大学の知的財産本部 23 |
5 めまぐるしく変わる弁理士の世界 24 |
column 女性弁理士のめざましい活躍 26 |
第3章 弁理士の基本的な働き方 |
1 国際特許事務所+コンサルティング会社での仕事体験談 28 |
英語漬けの毎日 29 |
いざ,ドイツ語の特許事務所へ 30 |
アフターファイブはドイツ語学校に 30 |
語学の勉強も良いが弁理士の実務も忘れずに 31 |
事務所に入っていきなり譲渡交渉 32 |
2 譲渡交渉を打診するためのレター 33 |
3 譲渡交渉のレターを作成 34 |
4 譲渡交渉のレターが到着し,検討が終わった頃に電話を 36 |
譲渡の対価は? 36 |
不使用取消審判は喧嘩状態 38 |
水面下での不使用取消 39 |
外国のチーズを求めて元町へ 39 |
製造者名,販売元は無関係 40 |
「ゴルゴンゾラチーズ」って何? 41 |
ゴーダチーズ,カッテージチーズなら特許庁HPに 42 |
審査官もゴルゴンゾラチーズについて聞いてくるはず 42 |
証拠品の高級チョコレート,食べる前に腐る 43 |
翻訳会社と特許事務所 44 |
35の理系の手習い 45 |
外国人弁護士がほとんど毎日来所 46 |
外国人来日の際の苦い経験 47 |
日本のおみやげは万華鏡(kaleidoscope) 48 |
シャープペンシルのおみやげ 49 |
海外の仕事は相手が返事をくれないと大変 50 |
英語の通じない海外事務所 51 |
こちらが依頼人側になると立場は逆転 52 |
出版社の商標は緊張の連続 53 |
調査した商標が電車の広告に大きく 54 |
雑誌のタイトルとホテルのリゾートプラン名 55 |
有名ブランドはどうやって知るの? 56 |
有名ブランドの基準は? 57 |
法律コンサルティング会社での仕事 58 |
特許事務所とは異なり時間に追われず 59 |
ひたすらテキストの執筆 60 |
講師業も多忙 61 |
法務部での講義,中国からの視察団に講義 61 |
女性だけの知的所有権セミナー 62 |
アパレル関係,ドレメ学校でも講義 62 |
ドキドキの国際会議発表 63 |
国際会議のパーティーでは日本人同士固まらずに 64 |
インテリジエンスの高い人々の組織 65 |
国際特許事務所とはどんなところ?Q&A 67 |
国際培許事務所の規模と仕事の内容 71 |
5 企業弁理士 74 |
企業弁理士の職務 74 |
企業弁理士が勤務している会社 76 |
第4章 弁理士の仕事 お役立ちサイト・機器 |
column 弁理士の守秘義務 92 |
第5章 弁理士の仕事いろいろ |
1 特許や実用新案の出願,権利の取得,保護 94 |
青色発光ダイオード物語 95 |
中村修二氏の発明 96 |
特許出願,そして404号特許に 96 |
中村修二氏とは 98 |
職務発明訴訟とは 98 |
404号特許は誰のもの? 99 |
出願費用も会社が払っているではないか 100 |
褒賞金は1万円+1万円 100 |
では相当の対価は? 101 |
原告の特許発明が,GaN系結晶膜の成長決定的な役割を演じているか 101 |
中村氏の貢献度は50% 102 |
中村裁判が与えた影響 102 |
特許の出願の主役たる「明細書」 103 |
特許出願から特許されるまで 106 |
特許となった後 108 |
2 商標権を取得する,商標権を保護する 109 |
不可解な「阪神優勝」の商標登録 109 |
「阪神優勝」の商標は2件出願されていた 110 |
なぜ「阪神優勝」の登銀はいけないのか? 111 |
阪神タイガースも「阪神優勝」を出願していた 112 |
2番目の阪神優勝出願は拒絶 112 |
最初の商標は過誤登録? 113 |
「阪神優勝」の文字を使うだけで侵害というのは誤り 113 |
ここで「商標の入門講座」114 |
商標の登銀要件 115 |
商標の登食後でも安心できず 116 |
訴訟 117 |
3 著作物のライセンス契約締結の代理・コンサルティングなど 118 |
YouTubeと著作権 119 |
ここでワンクリック特許 120 |
YouTubeという会社 121 |
YouTubeの違法画像の削除 121 |
4 特許,商標の国際業務 123 |
特許の国際業務(内→外 外→内)の流れ 123 |
商標の国際業務(内→外 外→内)の流れ 126 |
5 特許翻訳という仕事 128 |
特許翻訳とは 128 |
特許翻訳には法律的な要素も 130 |
第6章 弁理士になるには |
1 私の受験体験談 132 |
「人のやらないことをやれ」が基本 132 |
しかし「人のやらないこと」ではなかった 133 |
大学のゼミの先生のところへ 133 |
アメリカではPatent Attorney 134 |
「私が様子を見てくるよ」135 |
はじめて女性弁理士を紹介して頂く 136 |
ダブルスクールではなくワンスクール 137 |
工業所有権法にのめり込んだ理由 137 |
講義を聴いているだけでは永遠に受からない 138 |
カリスマ講師のゼミヘは入りたいが 139 |
一向に短答式が解けない 139 |
ゼロ解とは 140 |
試験勉強はまず条約から 140 |
夏は受験生のシーズンオフ 141 |
勉強は条約から 141 |
最初の石川ゼミヘ 142 |
図書館と間違えているんだよ! 143 |
私はウグイス嬢ですか? 145 |
初めて論文試験の会場へ 145 |
論文は知力より体力の勝負 147 |
2 弁理士試験とはどんな試験か 148 |
3部構成の試験 148 |
科目と試験時間,出題数 148 |
平成19年度試験のデータ(合格率など) 152 |
3 平成20年から大きく変わる弁理士試験 152 |
4 主要専門学校一覧 154 |
エピローグ 弁理士の今後の展望 |
大学教授になる弁理士が増えた 156 |
求人がみつけやすくなった 156 |
弁理士が選ばれる時代 156 |
弁理士の人数の増大 157 |
差別化できる高いスキルが必要 158 |
めざすはTOEIC900点 158 |
それができなければ自分にしかできない仕事を見つける 159 |
様々な専門分野の人が参入 160 |