ヒトラーの脱走兵 : 裏切りか抵抗か、ドイツ最後のタブー

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ヒトラーの脱走兵 : 裏切りか抵抗か、ドイツ最後のタブー / 對馬達雄著

資料種別:: 図書
出版情報:: 東京 : 中央公論新社, 2020.9
形態:: vii, 278p ; 18cm
シリーズ名:: 中公新書 ; 2610 <BN00119290>
著者名:: 対馬, 達雄(1945-) <DA00799087>
ISBN:: 9784121026101 [4121026101]
書誌ID:: BC02684313

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書誌詳細

その他の標題:

ヒトラーの脱走兵 : 裏切りか抵抗かドイツ最後のタブー

注記:

主要文献一覧: p262-269

タイトルのヨミ:

ヒトラーノダッソウヘイ : ウラギリカテイコウカ、ドイツサイゴノタブー

著者名ヨミ:

ツシマ, タツオ

主題:

ドイツ--歴史--1945-; 良心的兵役拒否--ドイツ; 良心的兵役拒否--ドイツ--歴史--1933-1945; 軍法会議--ドイツ--歴史--1933-1945

言語:

日本語

目次情報:

1 軍法会議と庶民兵士の反逆 : ヒトラーの国防軍

苛酷な軍法

生きのびた脱走兵ルートヴィヒ・バウマン

2 引き継がれるナチスの判決と罵倒される脱走兵 : アデナウアーの内政と居座るナチス軍司法官

引き継がれるナチスの判決

脱走兵ルートヴィヒ・バウマンの苦悩と絶望

3 「我々は裏切り者ではない」—歴史家たちの支援と世論の変化 : 立ち直ったバウマンと脱走兵復権の動向

脱走兵追悼の動き

ナチス軍司法への批判—シュヴィンゲ対メッサーシュミット/ヴュルナー

「ナチス軍法犠牲者全国協会」の設立

司法の転換と世論の支持

4 復権する脱走兵 : 政治課題となった脱走兵の復権

院外活動と連邦議会の変化

脱走兵の復権なる—「改正ナチス不当判決破棄法」

バウマン最後の闘い—調査研究所『最後のタブー』

1 軍法会議と庶民兵士の反逆 : ヒトラーの国防軍

苛酷な軍法

生きのびた脱走兵ルートヴィヒ・バウマン

2 引き継がれるナチスの判決と罵倒される脱走兵 : アデナウアーの内政と居座るナチス軍司法官

引き継がれるナチスの判決

脱走兵ルートヴィヒ・バウマンの苦悩と絶望

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概要:

ナチス・ドイツ国防軍の脱走兵は、捕らえられて死刑判決を受けた者だけでも3万人以上と、英米に比べて際だって多い。その多くは戦闘中の逃亡ではない。民族殲滅に加担したくないという、生命をかけた抵抗であった。戦後、生き延びた脱走兵たちは久しく卑怯者と罵られ、存在までも否定されつづけるが、ついに軍法会議の不当な実態を暴き、名誉回復をなし遂げる。最後の脱走兵の生涯を通じて、人間の勇気と尊厳を見つめる。

ブックレビュー

類似資料:

1 図書ヒトラーに抵抗した人々 : 反ナチ市民の勇気とは何か対馬, 達雄(1945-) 中央公論新社	7 図書抵抗溶接沢井, 善三産報
2 図書時間/空間の戦後ドイツ史 : いかに「ひとつの国民」は形成されたのか高橋, 秀寿(1957-) ミネルヴァ書房	8 図書抵抗溶接中村, 孝(1917-) 産報出版
3 図書裏切りのホワイトカード石田, 衣良(1960-) 文藝春秋	9 図書ニュースがわかる法律常識 : 弁護士からみた世相相馬, 達雄朱鷺書房
4 図書戦後ドイツ : その知的歴史三島, 憲一(1942-) 岩波書店	10 図書イギリスにみる美術の現在 : 抵抗から開かれたモダニズムへ石松, 紀子花書院
5 図書ドイツ現代史探訪 : 社会・政治・経済鴋澤, 歩(1966-), 山根, 徹也(1965-), 奥波, 一秀(1966-), 北島, 瑞穂, 田中, ひかる(1965-), 宗像, せぴ大阪大学出版会	11 図書安政五年の大脱走五十嵐, 貴久幻冬舎
6 図書抵抗権日本法哲学会有斐閣	12 図書文化と抵抗 Said, Edward W., Barsamian, David, 大橋, 洋一(1953-), 大貫, 隆史(1974-), 河野, 真太郎(1974-) 筑摩書房